【2022年】映画「スパイダーマン」シリーズ・ランキング!!

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「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が公開された

トム・ホランド演じるスパイダーマンの3作目にして最終章
本作はこれまで全ての「スパイダーマン」シリーズの総まとめのような作品だった

トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド、トム・ホランド
これまで3人の俳優がピーター・パーカーを演じてきた
どの作品が一番好きか
それぞれに意見があるだろう

それでは各作品の評価はどうなっているのか?
ここでは「スパイダーマン」シリーズのランキングを発表する
どれが最高の作品でどれが最悪の作品だったか?
評価の基準は現時点でのIMDb(INternet movie datebase)やロッテントマトなど、複数の海外サイトのスコアの合計点である

なおスパイダーマンには「スパイダーマン:スパイダーバース」という超傑作があるが、アニメ作品なのでランキングからは除外する

端的にいって最高である 絶対に見るべし!! スパイダーマンの能力を手に入れた少年 怒涛の見せ場 最強の悪役たち 家族との絆 ...

それでは第8位から

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第8位「スパイダーマン3」(2007年)


残念ながら最下位となってしまったのは、サム・ライミ監督の3部作の最終章
市民から愛される存在となったスパイダーマンことピーター・パーカーは、愛するMJと共に順風満帆な日々を送っていた
そんなピーターの前に親友のハリーが「ニュー・ゴブリン」として襲ってくる
さらには体が砂で構成された怪人「サンドマン」、謎の液状生命体「ヴェノム」が現れて…………
「スパイダーマン3」の製作費は推定2億5800万ドルから3億5000万ドルで、史上最高額だった
サム・ライミ監督は最初は「ニュー・ゴブリン」と「サンドマン」という2人の悪役を望んでいたが、スタジオの要求で「ヴェノム」を加えた
続いて「スパイダーマン4」が作られる予定だったが、スタジオと意見が合わずにサム・ライミは退いた

本作ではピーター・パーカーが調子に乗っている嫌な奴として描かれていて、見ていて苦痛だった
MJへの酷い扱いなど、かなりイライラした
悪役も3人登場するなど、詰め込みすぎの印象
前2作が素晴らしかっただけに、かなりガッカリした

第7位「アメイジング・スパイダーマン2」(2014年)


アンドリュー・ガーフィールド主演、マーク・ウェブ監督の2作目
ピーター・パーカーはスパイダーマンとして、ニューヨークを守るために戦い続けていた
一方で恋人のグウェンとの仲は順調だった
そんなピーターの前に旧友のハリー・オズボーンが帰ってきて…………
電気を自在に操る「エレクトロ」、高速グライダーで全てを切り裂く「グリーン・ゴブリン」が登場

3部作の2作目として制作された「アメイジング・スパイダーマン2」
全世界での興行収入は約7億ドルと、期待を下回っていた(スパイダーマン・シリーズ最下位の成績)
そのことやマーベル作品とのクロスオーバーという構想もあり、「アメイジング・スパイダーマン3」の企画は立ち消えとなった
個人的には嫌いではないのだが、ちょっと長すぎに感じた
またこの頃はスパイダーマン映画に食傷気味で、あまり興味を持てなかった

第6位「アメイジング・スパイダーマン」(2012年)


2代目ピーター・パーカーであるアンドリュー・ガーフィールドのスパイダーマン第1作目
両親を亡くしたピーター・パーカーは叔父のベンと叔母のメイに育てられた
死んだ父親について知りたいピーターは、父の研究仲間だったコナーズ博士の研究室に忍び込み、遺伝子組み換えされたクモに刺されてしまう
それが原因でピーターは驚異的な身体能力に目覚め…………
トカゲ人間の「リザード」が登場

立ち消えになった「スパイダーマン4」の代わりに、ソニーはスパイダーマンを新たに再構築した
「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は世界で7億5,790万ドルだった
作品の出来は悪くない
しかし、サム・ライミ版に思い入れがあったので、早すぎるリブートは微妙に感じた
アンドリュー・ガーフィールドは好演

第5位「スパイダーマン」(2002年)


サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演
記念すべき「スパイダーマン」第1作目
両親を早くに失くしたピーター・パーカーは、叔父夫婦に育てられた
ある日、コロンビア大学の研究室を訪れたピーターは、遺伝子改良された「スーパースパイダー」に噛まれてしまう
体調を悪くし寝込んでしまったピーターだが、翌朝目覚めると驚異的な身体能力を身につけていて…………
ピーターの親友ハリーの父親であるノーマン・オズボーンが「グリーン・ゴブリン」として覚醒する

このコミックを映画化した作品がこれほどの大ヒットになると、予想した者はいなかった
本作は最初の週末に1億ドルに達した最初の映画である
最終的に全世界で8億2,170万ドルの収入だった
「スパイダーマン」は映画興行を永遠に変えてしまった

個人的にはもっとも思い入れの強い作品
ニューヨークの摩天楼を縦横無尽に飛び回るスパイダーマンの映像は、驚異的だった
サム・ライミがスタジオの反対を押し切って起用したというトビー・マグワイアもはまり役
見るもの全てが斬新
ドラマとアクションのバランスも良くて、非常に完成度が高かった

第4位「スパイダーマン2」(2004年)


ピーター・パーカーは大学とバイトで多忙を極め、MJやハリーとの仲もギクシャクしていた
そんな時、ピーターは尊敬する科学者オットー・オクタビアスと出会う
オクタビアスはピーターに好意的だったが、核融合の実験で装置が暴走し…………
4本の金属アームを操る「ドクター・オクトパス」が登場

序盤のヒーローの生活がいかに大変かを、延々と描くシーンが画期的だった(笑)
これほどヒーローの苦労を描いた作品はなかっただろう
サム・ライミの演出も冴え渡り、かなりの完成度
ドクター・オクトパスを単なる悪役として描かないのも良かった
世界で7億8900万ドルの収益を上げた
本作は最高のスーパーヒーロー映画の一つと評されている

第3位「スパイダーマン:ホームカミング」(2017年)


トム・ホランド主演、ジョン・ワッツ監督
スパイダーマンの2度目のリブート
ついにスパイダーマンがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参戦(正確には「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」が初登場)
15歳の高校生ピーター・パーカーはトニー・スタークからもらった特製スーツを着て、軽いノリでニューヨークの人々を助ける活動にいそしんでいた
そんなピーターの前に、トニー・スタークに恨みを抱く謎の敵「バルチャー」が現れ…………

ソニー・ピクチャーズとマーベルスタジオのパートナーシップが締結
アベンジャーズとの共演が実現した
全世界で8億8000万ドル以上の収益を上げた

またリブートか
正直、そう思ったが見たら面白かった
MCUと合流したことでマンネリを打破することに成功している
トム・ホランドは歴代でもっとも少年らしいピーター・パーカー
トニー・スタークとの親子のような関係も微笑ましかった

第2位「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(2019年)


トム・ホランドのスパイダーマン2作目
サノスとの最終決戦から8ヵ月が経った
ピーター・パーカーは高校の研修旅行で、ヨーロッパへ出発する
そこでピーターはずっと思いを寄せていたMJに告白しようと考えるが…………
ジェイク・ギレンホール演じる「ミステリオ」が登場

本作は全世界で11億ドルを超える収益を上げた
舞台がヨーロッパというのが新鮮
ヴィランを演じたジェイク・ギレンホールも、かなり魅力的だった
師のような存在だったトニー・スタークを失ったピーターの苦悩も描かれた

第1位「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)


シリーズ最新作が第1位
それも2位とは結構な大差だった
前作でミステリオに正体を、全世界に明かされてしまったピーター・パーカー
マスコミに騒ぎ立てられ、ピーターの生活は一変した
世間はスパイダーマンを支持する者と非難する者に分かれた
その騒動はMJやネッドなど、自分の大切な人たちにまで影響を及ぼしてしまう
耐えられなくなったピーターは、かつてサノスと共に戦ったドクター・ストレンジに助けを求めるのだが…………

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の後、ソニーとマーベルの交渉が決裂し、3作目の話は白紙になりかけた
しかし、熱烈なファンの声とトム・ホランドの尽力により、ソニーとマーベルは再び手を組んだ
本作は現時点で世界で14億ドル以上の収益を上げている
これはソニー・ピクチャーズ作品では歴代1位であり、2021年で最高の興行収入である

映画でこんなに驚かされたのは、いつ以来だろう
劇場で拍手が起こったのも久しぶりだった
とにかく胸アツシーンの連続
トム・ホランド版の最終作といわれている本作
それにふさわしい傑作となっている

本作はこれまで「スパイダーマン」シリーズを見てきたファンへの最大級のご褒美
やれることを全て出し尽くした感すらある
これ以上のスパイダーマン映画など今後作れるのかと、心配になるほどだ
実現したのが奇跡とすら思える夢のような一作
まさに全てのスパイダーマン映画の集大成である

まとめ

MCUはやはり強い
上位を独占してしまった
サム・ライミ版も1作ぐらい、ベスト3に入って欲しかった
とはいえ、こんなに長いシリーズなのに人気が衰えないのは凄い
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」がついに公開
この機会に過去作を見直すのもいいだろう

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