Netflix「グレイマン」ネタバレ感想 Netflix史上最大の超大作!!

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Netflix史上最も高額なオリジナル映画
CIAの凄腕の暗殺者グレイマンは、ある重要機密を知ってしまったことにより、組織から命を狙われて…………

ド派手なアクション満載の超大作
Netflix会員なら必見!!

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のルッソ兄弟監督作品
ライアン・ゴズリングが凄腕の殺し屋を熱演
またクリス・エヴァンスが危険な悪役を怪演している
アナ・デ・アルマスやビリー・ボブ・ソーントンも魅力的だった
舞台はバンコクやベルリンなど世界各国
全編アクション満載だが、特にウィーンの市街地でのアクションが凄すぎた
これだけでNetflixの会費の元が取れる
ただしストーリーは大味
けっこうB級のノリなので、緻密なスリラーを期待するとガッカリするだろう
とはいえ十分に楽しめる娯楽作品に仕上がっている
これを見なければNetflixに入っている意味がない
間違いなくこの夏のNetflix最大の話題作だ

予告編

『グレイマン』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「グレイマン」(原題The Gray Man)
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
キャスト:ライアン・ゴズリング、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェシカ・ヘンウィック、ヴァグネル・モウラ、ダヌーシュ、ジュリア・バターズ、ビリー・ボブ・ソーントン、アルフレ・ウッダード
上映時間:129分
製作国:アメリカ(2022年)

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ざっくりあらすじ

CIAの凄腕の暗殺者で「グレイマン」と呼ばれるコート・ジェントリーは、組織の超重要機密を知ってしまったことから、CIAから命を狙われることになり…………

感想(ここからネタバレ)

清々しいほどの超大作!!

逃亡

コート・ジェントリーは連邦刑務所に服役していたが、CIAのフィッツにリクルートされた
それは”シエラ”という極秘の暗殺部隊で、そのメンバーは「グレイマン(誰でもない者)」と呼ばれた

18年後、ジェントリーは”シエラ・シックス”のコードネームを持つ凄腕の暗殺者となっていた
それはバンコクでの任務だった
シックスはミランダ捜査官と共に、あるターゲットを狙っていた
本部長のカーマイケルの指令は狙撃だったが、それでは無関係な者にまで被害が出てしまう
シックスは命令を無視して、直接ターゲットを仕留めようとした

ターゲットは息絶える間際、自分は”シエラ・フォー”だと言った
そしてシックスに、あるチップが入ったペンダントを渡した
それにはCIAの不正の証拠となる機密情報が入っていた
シックスはそのペンダントを手に、行方をくらました

あの機密情報が外部に漏れれば身の破滅だ
シエラ・シックスを始末しなければならない

カーマイケルは元CIAのロイド・ハンセンを雇った
ロイドは目的のためなら手段を選ばない危険な男だった
手始めにロイドは、シックスの元上官であるフィッツに接触し…………

作品解説

原作はマーク・グリーニーの「暗殺者グレイマン」

当初は監督ジェームズ・グレイ、主演ブラッド・ピットで企画が進行していたがキャンセルされた

本作はシリーズ化を予定されている

ルッソ兄弟

アンソニー・ルッソとジョー・ルッソの兄弟
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」

MCUの大ヒット作品を多く手掛けた注目の兄弟監督である

またNetflixではクリス・ヘムズワース主演のアクション映画「タイラー・レイク -命の奪還-」の製作を担当している
凄腕のプロが子供を守るために戦うというストーリーは、本作とも共通している

あの「アベンジャーズ エンドゲーム」のルッソ兄弟の最新作 主演は「マイティ・ソー」でおなじみのクリス・ヘムズワース 今月、最大の話題作と...

ライアン・ゴズリング

グレイマンであるシエラ・シックスを演じる
凄腕の暗殺者
暴力的な父親を殺した罪で連邦刑務所に入っていたが、CIAのフィッツにリクルートされた
元上官のフィッツを父親のように慕っている
CIAの不正の証拠となる機密情報を手に入れたことにより、組織から追われる羽目になり…………

「ドライヴ」、「L.A. ギャング ストーリー」、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」、「ナイスガイズ!」、「ラ・ラ・ランド」、「ブレードランナー 2049」
売れっ子で多くの作品に出演しているライアン・ゴズリング
だが、ハリウッドスターというには、どこか癖のある作品に出演している印象があった
本作のようなアクション超大作に出演するとはちょっと意外
凄腕の暗殺者として体を張った演技を見せてくれる

クリス・エヴァンス

元CIAのロイド・ハンセンを演じる
冷酷で残忍
拷問を好んでする
目的のためには手段を選ばない
シックスを始末するために、世界中の暗殺チームを投入して…………

キャプテン・アメリカとして有名なクリス・エヴァンス
本作ではそのイメージを覆す冷酷でクレイジーな悪役を怪演
そのはっちゃけた演技は強烈
新境地を見せてくれている

アナ・デ・アルマス

CIAエージェントのミランダを演じる
シックスの協力者と疑われ、身の潔白を証明しようとする
しかし、機密情報のことを知り、次第にシックスを手助けするようになるが…………

アナ・デ・アルマスは「ブレードランナー 2049」でライアン・ゴズリングと共演
「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」ではクリス・エヴァンスと共演している

アクション

ルッソ兄弟は大掛かりなアクションの見せ方が上手い
本作でもその手腕は遺憾なく発揮されている

特に中盤のウィーンの市街地でのアクション

街中での激しい銃撃戦
吹き飛ぶ車
ついには列車が転倒

こんなの見たことがない
凄すぎて思わず笑ってしまった
「007」や「ワイルドスピード」にも劣らない
まさにルッソ兄弟の面目躍如といったところだ
アクションの醍醐味を十分に堪能できた

作品の感想

アクション映画としては十分な出来なのだが、残念な部分もあった
CIAのエージェントが主人公ということで、緻密な頭脳戦などを予想していたのだが、そんな場面はほとんどなし
ピンチを切り抜ける手段は、大体が強引な力押し
「ボーン」シリーズのような知的なスリラーを期待してはいけなかったようだ

またクリス・エヴァンス演じるロイドが、いくら何でも馬鹿すぎる
これはこれで面白かったのだが、もう少し深みが欲しかった
シックスと緊張感あるライバル関係になると思ったのだが…………

本作の良かった点の一つは、シックスの上官フィッツを演じたビリー・ボブ・ソーントン
さすが名優だけあって演技が渋い
彼の存在で作品がかなり引き締まった

まとめ

シリーズ化を想定されているという本作
一作目からこんなにド派手で大丈夫なのかと、心配になるレベル
娯楽作品としては及第点
ぜひ続編を実現して欲しい

The Gray Man (2022) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/the_gray_man_2022
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/383269

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