Netflix「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」ネタバレ感想 顔のない幽霊の正体は!?

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Netflixのホラー・シリーズ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」の続編
1987年のイングランド。古い館で子供2人の世話係をすることになったアメリカ人の女性ダニは、恐ろしい体験をすることになる…………
前作のスタッフ、キャストが多く参加しているが、ストーリーの直接的なつながりはない
オーソドックスな幽霊屋敷もの
恐怖シーンはかなり薄く、前作より怖くない
パンチのあるホラーを期待していると、ガッカリするだろう
ただドラマは上質
続きが気になって、いっきに見てしまった
テンポはかなりゆっくりなペース
ところどころで、もどかしく感じた
ホラーというより人間ドラマという印象
ラストは美しい
前作とは別物と思って見た方がいいだろう
これはこれで見ごたえがあった


予告編

作品情報
作品名「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」
企画:マイク・フラナガン
キャスト:ヴィクトリア・ぺドレッティ、オリヴァー・ジャクソン=コーエン、アメリア・イヴ、タニア・ミラー、ラフル・コーリ、タヒラ・シャリフ、アメリー・ビー・スミス、ベンジャミン・エヴァン・エインズワース、ヘンリー・トーマス
全9話
製作国:アメリカ(2020年)

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ざっくりあらすじ

1987年のイングランド。アメリカ人の教師ダニは田舎の古い館で、両親を失った子供2人の世話係をすることになるが…………

前作「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」

1992年、ヒルハウスに引っ越してきたクレイン一家
しかし、そこで恐ろしい惨劇が起きる
26年後、バラバラだった兄弟たちは、再びヒルハウスに集うことになる…………

ホラー・ドラマの傑作
26年前、ヒルハウスでクレイン一家に何が起きたのか?
その謎でぐいぐいと引っ張る
恐怖シーンも力が入っている
特に”首折れ女”のインパクトが凄かった

「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」の原作は、ヘンリー・ジェイムズが1898年に発表した小説「ねじの回転」

感想(ここからネタバレ)

待ちに待った「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」の続編
前作とはかなりタイプの異なる作品だった

ブライの館へ

1987年のイギリス
アメリカ人の女性ダニは、弁護士であるヘンリーの事務所で面接を受けていた
仕事の内容は、住み込みでヘンリーの甥と姪の世話係をすること
2人の両親は事故で亡くなっていた
世話係の前任者のレベッカという女性は、屋敷にある湖で自殺した
それ以来、仕事を引き受ける者が誰もいなかったのだという

無事に採用されたダニは、ブライマナーの館へ向かった
広大な敷地にある大きくて古い邸宅だった
子供たちマイルズフローラは、ダニを歓迎してくれた
館で働いているのは家政婦のハナ、コックのオーウェン、庭師のジェイミーだった
皆がダニを好意的に迎えてくれた

マイルズとフローラ
特にフローラはダニによく懐いた
フローラはダニに一つだけ約束させた

「夜中に絶対に部屋から出ないで」

ある夜、ダニが部屋から出ると、はだしの足跡が館の外まで続いているのを発見し…………

マイク・フラナガン

前作に続いて企画を手掛けたのはマイク・フラナガン
これまでに様々なホラー作品を手掛けている
Netflixで製作した「ジェラルドのゲーム」を、原作者のスティーヴン・キングが絶賛
その後、「ドクター・スリープ」も監督した
他の監督作品には「サイレンス」があり、こちらも傑作

ダニ

アメリカ人女性
1人でイギリスへやってきた
元教師
家庭教師兼ね世話係の職に就くが…………
演じるのは「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」では末っ子のネル役を演じたヴィクトリア・ぺドレッティ

なぜダニは1人でイギリスへやってきたのか?
彼女は逃げてきたのだ
忌まわしい記憶から
時々、ダニの前に現れるメガネの男の幻
やがて彼女の過去が明らかになっていく

子供たち

長男のマイルズと長女のフローラ
両親を2年前に事故で亡くした
更には懐いていたダニの前任者のレベッカも自殺した
その心の傷はまだ癒えていない

叔父であるヘンリーは全く姿を見せない
マイルズとフローラは、広い屋敷に使用人たちと住んでいる
ダニは2人の支えになろうと努力する
しかし、子供たち2人は館にいる何かを恐れているようだった

幽霊屋敷

本作はかなりオーソドックスな幽霊屋敷ものである
そのため前作の”首折れ女”のようなインパクトのある恐怖シーンはなかった
そういった点では物足りなかった

とはいえ様々な恐怖演出は盛り込まれている

館を模したドールハウス
夜中に徘徊する何か
開かずの間

王道の幽霊ものとしての質は高い

館に囚われた魂たち

「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」では人間だけではなく、幽霊たちのドラマも描かれる

館の湖で自殺した世話係のレベッカ
金を横領して失踪したヘンリーの部下ピーター

彼らに何があったのか?
真相は幽霊となって館をさまよう彼らの口から語られる

全ては顔のない女が原因だった
夜中に湖を這い出し、屋敷の中をうろつく女の幽霊
それと遭遇した者は決して逃れられない
永遠に幽霊となって、ブライの館に閉じ込められる

この女の正体は何なのか?
それは終盤で明らかになる

ドラマ

かなりテンポがゆっくりな作品である
また続きが気になるところで、過去に戻ったりする
その辺りはもどかしかった

しかし、このドラマはゆっくりといくつもの謎を積み重ねていく

叔父のヘンリーが館を訪れなくなった理由
家政婦のハナだけが見る壁のひび割れ
マイルズがいきなり豹変するわけ
何度もかかってくる無言電話
床に残っているはだしの足跡
レベッカはなぜ自殺したのか?
ダニが見るメガネの男

それらの謎は放置されることなく、最後には明らかになる
ドラマとしての質は高いと感じた

この物語は2007年に幕を開ける
若いカップルの結婚式の前日、ある年配の女性が客たちの前で、ブライの館で起こった出来事を語りだす
その女性は庭師のジェイミーだった

なぜジェイミーはそんなめでたい場で、この幽霊話を語ったのか?
ジェイミーの心情を思うと、涙が止まらない
ラストはホラーとは思えない感動が待っている

でも、確かに感動的だけど、このシリーズにそういうものを求めてないんだが…………
もはや別物と割り切るしかない!!

まとめ

「ザ・ホーンティング」アンソロジー・シリーズの第2弾
ハッキリ言って、あまり怖くない
でもドラマの質は高い
見終わって、満足感はあった
次作はもっと怖い方向性を期待!!


The Haunting of Bly Manor (2020– ) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/tv/the_haunting_of_bly_manor
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/374208

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