Netflixオリジナル映画
週末、ベスは親友のケイトとクロアチアへ旅行に訪れたが、翌日ケイトが姿を消して…………
クロアチアの風景が美しい
突出したところはないが、最後まで退屈しない
言葉の通じない異国で事件に巻き込まれるサスペンス
今まで何度も繰り返されてきたパターンである
B級映画感は否めない
とはいえサスペンスのツボは押さえられていて、楽しく見られた
主演のレイトン・ミースターは熱演
90分でサクッと見られるのも好印象
二転三転する真相
誰もが怪しい人物ばかり
平凡な出来栄えではあるが、時間つぶしには悪くない
予告編
作品情報
作品名「ウィークエンド・アウェイ」
監督：キム・ファラント
キャスト：レイトン・ミースター、クリスティナ・ウルフ、ジアド・バクリ、ルーク・ノリス、アマール・ブクヴィッチ
上映時間：91分
製作国：アメリカ（2022年）
ざっくりあらすじ
週末、親友ケイトとクロアチアへ旅行に来たベス。だが、朝起きるとケイトの姿がどこにもなくて…………
感想（ここからネタバレ）
気軽に見られるサスペンス
失踪
週末、ベスは親友のケイトと、クロアチアへ旅行に訪れた
ベスは赤ちゃんを出産したばかり
夫のロブとはあまりうまくいっていなかった
ケイトは夫のジェイと離婚したばかりだった
外向的な性格のケイトは、今夜は羽目を外そうとベスをクラブに誘った
ケイトはそこで男2人組に声をかけた
4人は意気投合し、お酒を楽しんだ
ベスが目覚めると、ホテルのベッドの上だった
部屋の中は散乱している
頭がガンガンした
昨夜のことを途中から覚えていない
部屋の中にケイトはいなかった
今日はサイクリングに行く予定だったはずだ
しばらく待っても帰ってこない
ベスはロブやジェイに電話をかけた
そのうち帰ってくると、2人は真剣に話を聞いてくれなかった
ケイトの自由気ままな性格を知っているからだ
我慢できなくなったベスは、警察署へ赴いた
ところが警察も真面目に取り合ってくれなかった
誰も力になってくれない
ベスは仕方なく1人で、ケイトの行方を探し始めたが…………
作品解説
原作はサラ・アルダーソンによって書かれた2020年の同名小説
監督は「アンストッパブル」のキム・ファラント
ベス
アメリカ人の女性
夫のロブと生まれたばかりの赤ん坊とロンドンに住んでいる
ロブとは軽い倦怠期
性格は正反対だが、ケイトとは昔からの親友
ケイトが失踪し、ベスは必死に行方を追う
しかし、思いもよらない事実が明らかになっていき…………
演じるのはTVシリーズ「ゴシップガール」で人気となったレイトン・ミースター
ケイト
ベスの親友
夫のジェイと離婚したばかり
自由奔放で享楽的な性格
消息が分からなくなっていたが、遺体で発見されて…………
演じるのはクリスティナ・ウルフ
異国のサスペンス
「フランティック」、「アンノウン」
外国で事件に巻き込まれるサスペンス映画は多い
Netflix映画「ベケット」も同じタイプの作品である
見知らぬ土地
言葉が通じない
非協力的な警察
味方が誰もいない
楽しい海外旅行が一転して悲劇に変わる
サスペンス映画にはピッタリのシチュエーションだ
この「ウィークエンド・アウェイ」も、そういった基本が守られている
ミステリー
親友のケイトは遺体で見つかった
警察は殺人と断定
一体、誰がケイトを殺したのか？
一緒にケイトを探してくれた親切なタクシードライバー、ゼイン
ベスの夫でケイトとも顔見知りであるロブ
ベスたちが泊っているホテルの挙動不審なオーナー、セバスチャン
ケイトの捜索をまともに取り合おうとしなかった刑事のパビッチ
次第に誰も彼もが怪しく見えてくる
次々と明るみになっていく知られざる真実
終盤の二転三転する展開は見ごたえがあった
こういうどんでん返しは大好きだ
まとめ
ありがちなサスペンス
とはいえ基本は押さえられていて退屈しない
娯楽作品としては十分アリ
ついでに観光旅行気分も味わえるだろう
Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/the_weekend_away
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/381653
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