Netflix「ウィロビー家の子どもたち」ネタバレ感想 本当の家族って何?

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Netflixオリジナルのアニメ映画
ウィロビー家の4兄弟は両親から愛情を与えられず…………
ファミリー向けかと思ったら、かなりダークな作風で驚いた
前半は作品の方向性が見えずノレなかったが、中盤からは物語が動き出し楽しめた
兄弟の両親の屑っぷりが凄い
正直、かなりムカついた
4兄弟のキャラクターは個性的
特に双子の弟は面白かった
歌やギャグ、アクション
ちゃんと後半はハートウォーミングなシーンも用意されているので、そこは安心
本当の家族とは何なのか?
かなり攻めた作品だ
良作だが、けっこうビターなので注意!!


予告編

作品情報
作品名「ウィロビー家の子どもたち」(原題The Willoughbys)
監督:クリス・パーン
キャスト:ウィル・フォーテ、マーヤ・ルドルフ、リッキー・ジャーヴェイス、アレッシア・カーラ、テリー・クルーズ、マーティン・ショート、ジェーン・クラコウスキー
上映時間:92分
製作国:カナダ(2020年)

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ざっくりあらすじ

ウィロビー家はかつては名家だったが、今では落ちぶれていた。ウィロビー家の4兄弟は両親から愛情を与えられず…………

感想(ここからネタバレ)

ファミリー向けかと思ったら、かなりダーク
攻めた内容で面白かった

ウィロビー家

ウィロビー家はかつては名家として栄え、偉大な人物を輩出してきた
彼らは先祖代々、立派な髭をたくわえていた
現在の当主は妻と熱烈に愛し合っていた
だが、夫婦共に自分たちの4人の子供たちには、全く関心がなかった
ウィロビー家は落ちぶれた

長男のティム
長女のジェーン
双子の弟のバーナビー(両方、同じ名前)
4兄弟は両親から全く愛情を与えられず、食事すらまともにもらえなかった
ティムは先祖たちのような立派な人物になることを夢見ていたが、現状は妹や弟たちの面倒を見るので精一杯だった

ある日、屋敷の門の前に、大きな箱が捨てられていた
中には赤ん坊が入っていた
ジェーンは赤ん坊を家に運んだ

赤ちゃんを見たティムは大慌て
両親は子供が大嫌いなのだ
ルースと名付けられたその赤ちゃんは、勝手に屋敷の中を徘徊し、すぐに両親に見つかった
パパとママは激怒した

「赤ん坊をどこかへ捨ててこい!! それまで家に帰ってくるな!!」

4兄弟はルースを連れて、街をさまよった

ジェーンの提案で、4人は虹の根元を目指して歩いた
そこには立派なキャンディ工場があった
ここならルースも喜ぶだろう
ティムは玄関にルースを置いて、遠くから見守った
玄関から出てきた工場長(メラノフ)には、立派な髭があった
あの人が僕の本当の父親ならいいのに…………
4兄弟はトボトボと家へ向かった

「もう我慢ならない」

帰る途中で、ジェーンの怒りが爆発した
あんな両親いらない
孤児になった方がマシ
そしてジェーンは両親をこの世から消すため、恐ろしい計画を思いついた…………

ナレーション

この物語の語り部は野良猫

「もし、あなたがめでたしめでたしのファミリー映画をお望みなら、これはお勧めできない」

いきなり不穏なことを言いだす

この猫がとてもいい味を出している
時にはナレーションだけでなく、物語でも重要な役割を果たす
見ていてほっこりした

ウィロビー家の4兄弟

ティム
長男
先祖たちのような立派な男に憧れている
実際は非力で才能にも恵まれていない
両親の顔色ばかり窺って育った
妹や弟の面倒を見るので精一杯

ジェーン
長女
勝気な性格
音楽の才能に恵まれているが、両親が激怒するので、家で歌うことすらできない
いつもトラブルを引き起こす

バーナビーA、B
双子の弟
発明の才能に恵まれている
何を考えているのか、よく分からない

両親抹殺計画

ジェーンの提案で、4兄弟はパパとママをこの世から消すために、偽の旅行パンフレットを作成する
両親はそのパンフレットを見て大喜び
子供たちを置いて、自分たちだけで旅行へ出かけてしまう
しかし、その旅行先は火山や硫酸の沼、登ったら下りられない山など、危険な場所ばかりだった
もう、あの両親が帰ってくることはないだろう
子供たちはこの世の春を謳歌した

まさかのとんでもない展開
本気で両親の抹殺を図るとは
原作はロイス・ローリーの児童書「The Willoughbys」
ファミリー向けだと思っていたので、予想外の展開に唖然
だが、物語の流れとしては自然

両親は完全なる育児放棄
こんな親は現実に存在するのだ

いっそ、この世からいなくなってしまえ

そう考える子供だっているだろう
ユーモアたっぷりに描いているが、かなり過激な内容である
Netflixだからこそ、出来たのかも知れない

ナニー

だが、4兄弟にとって思いもかけないことが起きる
家にナニー(子守)がやってきたのだ
その女性は明るく朗らかで、甲斐甲斐しく子供たちの面倒を見た
ジェーンと双子はすっかり懐いてしまった

しかし、ティムはナニーが信用できなかった
両親の依頼で来たのだ
ろくでもない大人に決まっている
ティムは児童相談所に「悪い乳母」がいると通報するが…………

正直、前半は物語の方向が見えず、あまり面白いと思わなかった
けれど、ナニーの登場でいっきに物語が活気づく
ナニーは元気で心暖かい女性だったのだ

初めて信用できる大人に会えた
子供たちがナニーに心を開いていく過程は、とても心地よかった
だが、ちょっとした誤解で、ティムがナニーを疑ったことで、事態は最悪な方向へ…………

本当の家族

児童相談所がやってきて、4兄弟は引き離され、別々の家庭に引き取られた
実の両親がいなければ、4人は一緒に暮らせないのだ

最低だと思っていた両親
しかし、血のつながった本当の親だ
やはり彼らは必要なのだ

ティムはナニーの協力で施設を逃げ出し、ジェーンやバーナビーと合流し、両親を探しに行った
両親は”登ったら下りられない山”で、吹雪で遭難しかかっていた
救出する4兄弟たち

「お前たち…………」

パパとママが嬉しそうに、こちらを見た

盛り上がる音楽
やはり本当に愛情のない親なんていない
家族の絆は存在するのだ

そう感動していたら、両親は子供を置き去りにして、4兄弟が乗ってきた飛行船で逃走
子供たちは冬山に置き去り

どんな展開!?
大どんでん返しすぎるだろっ

この両親には最後の最後まで、イライラさせられた
ここまで徹底して下種だと、清々しいほどだ

駆けつけたナニーや工場長、ルースに4兄弟は助け出される
4兄弟は本当の家族を見つけた

家族とは何なのか?

色々と考えさせられる作品だった
それにしてもあの両親、本当にムカつく!!

まとめ

かなり尖ったファミリー映画
独創的で面白かった
家族とは何なのか?
内容も深かったと思う
ジェーンの歌も良かった
猫も可愛かった
何より両親の屑っぷりが凄い!!


ウィロビー家の子どもたち (2020) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/the_willoughbysallcinema
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/372368

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