【海外の反応】アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」の評価は！？

「ジョゼと虎と魚たち」はアメリカでは、2021年7月12日に劇場公開された

日本での公開は2020年12月25日

 

2003年には実写映画化もされた田辺聖子の同名小説を、新たに劇場アニメ化
大学生の恒夫は坂道を転げ落ちそうになっていた車椅子の女性・ジョゼを助ける
それをきっかけに恒夫は口の悪いジョゼと反発しあいながらも、心を通わせていくが…………

 

「僕のヒーローアカデミア」のボンズが制作した青春ラブストーリー
果たして海外ではどういう評価をされているのか？

 

 

 

 

「ジョゼと虎と魚たち」

大学で海洋生物学を学ぶ鈴川恒夫は、メキシコへの留学資金を貯めるべく、ダイビングショップでバイトに明け暮れていた
ある日、恒夫は坂道で転げ落ちそうになっていた車椅子の女性を助ける
その女性・ジョゼは助けてくれた恒夫に辛辣な言葉を吐いた
だが、ジョゼの祖母チヅは恒夫に感謝し、家で夕食をご馳走してくれた
そして、恒夫にアルバイトとして、ジョゼの世話をしてくれないかと頼んだ

 

バイト料に目がくらみ、恒夫はジョゼの世話係になった
幼い頃から車椅子で生活していたジョゼは、外の世界に憧れを持っていた
恒夫はそんなジョゼを、外へ連れ出した
ジョゼの世界は少しずつ広がっていった
そうして恒夫とジョゼの距離は、縮まっていったが…………

 

原作は田辺聖子の同名小説

 

鈴川恒夫を演じるのは中川大志
ジョゼは清原果耶
二ノ宮舞は宮本侑芽
松浦隼人は興津和幸
監督はタムラコータロー
アニメーション制作はボンズ

 

 

 

 

海外の評価

アメリカでは「JOSEE, THE TIGER AND THE FISH」のタイトルで公開された

現時点でのIMDbのスコアは7.6/10
ロッテントマトの批評家支持率は100％、観客支持率は97％

 

 

 

 

メディアの評価

Common Sense Media

優しく共感的なこの日本のアニメーションは、友情と他の人を励ます喜びを描いています
車椅子のジョゼは彼女の介護者である恒夫に、色々な意地悪をします
恒夫は反撃するのではなく、自分が出来る方法で彼女を助けようと努力します
そうした恒夫の献身によって、ジョゼは世界が恐ろしいだけの場所ではないと理解していきます
美しいアニメーションで、予想以上に深みのある「ジョゼと虎と魚たち」は、心に訴えかけてくる感動作です
4/5

 

 

Austin Chronicle

豪華にアニメーション化され、より幅広い視聴者を対象としている今回の映画では、ジョゼは原作より前向きです
彼女は介護者に頼りきりではなく、間違いなく自らの足で独自の方向に泳いでいきます
3/5

 

 

Screen International

純愛を真っすぐに描いた魅力的なラブストーリー
タムラコータロー監督の劇場版デビュー作「ジョゼ」は、魅力的なアニメだが新境地を拓く作品ではありません
パステル調の街並みと緑豊かで心躍る感傷性は、日本のアニメーションのファンにはおなじみでしょう
ストーリーも同様にパステル調で穏やかで、2人に訪れる悲劇が何であれ、最終的には乗り越えられるという安心感があります
2003年の実写版とは違い、恒夫は夢のように理想化されています
夢を追うことの大切さ、世界は恐ろしいと同時に美しい場所でもあるというテーマは、車椅子の事故が再び回避され、2人が想いを打ち明けるラストシーンで強く伝わってきます

 

 

Collider

この日常を描いた映画は、私たちの世界と同じように親しみを感じさせると同時に、幻想的な魔法を持っています
高く評価されているスタジオボンズのアニメーションは必見です
ジョゼと恒夫はお互いを助け合えることを認識し、一緒にいることでより自分自身を高めていけることに気付きます
この映画には他の人に頼ることが自分自身をより良くすることについての胸に響くストーリーと、素晴らしい海のビジュアルがあります

 

 

CBR

「ジョゼと虎と魚たち」はスマートなツンデレ・ロマンスです
ボンズのアニメーションは堅実で、ジョゼの絵を含む背景美術や活気に満ちた夢のシーンなど素晴らしい
キャラデザは可愛いけれど、少しどこかで見たことがあるような印象です（恒夫はFree!のちょっと前のハルカにそっくり！）
三角関係のドラマは不要だった気がしますが、全体としてこの映画は感情的で魅力的なままです
そして、ジョゼは全てのアニメの中で、最高のツンデレ・ヒロインの1人です

 

 

But Why Tho?

障害のあるキャラクターを使用すると、哀れな物語やキャラクターが自分自身を「重荷」としか見なさない物語を簡単に作成できます
このような物語は、障害者が世界で持っている主体性を軽視するという点で有害です
その点、ジョゼはダイナミックなキャラクターです
ジョゼには自立の物語があり、障害は彼女のアイデンティティの中心ですが、それを軽視したり同情されたりすることはありません
全体的に「ジョゼと虎と魚たち」は、驚異的で美しく魅力的です
この映画は成長物語として売り出されていますが、1人の女性が自分自身を見つけていくラブストーリーです
そして、他人に頼ることが何を意味するのか、自分の夢に向かって突き進むとは何なのかについても語っています
脚本からアニメーション、そして声優（英語の吹き替えと日本語の両方が素晴らしい）まで、これは完璧な映画です
10/10

 

 

 

 

観客のレビュー

「夢を追い求め、他者を理解しようとする力強い物語。アニメーションは素晴らしく、音楽も良かった」

 

「泣きました。信じられないほど繊細でリアルなアニメ映画で、全てが自然に感じられます。日本のアニメーターによる手描きアニメーションは素晴らしい」

 

「心暖まり、絶対に美しい。必見です！」

 

「史上最高のアニメ。天気の子を上回りました」

 

「とても可愛かったです！　映画は素晴らしかった」

 

「甘やかしすぎたり、説教しすぎたりすることなく、他の人や自分自身を愛する方法を美しく示している。全ての年齢層にとって素晴らしい映画です」

 

「美しい恋愛アニメ。私にとって10/10。Blu-rayやDVDの発売が待ち遠しいです！」

 

「クラシカルでキュートなラブストーリー。友達と泣くのに最適です（笑）」

 

「ストーリーも展開も最高でした。ビジュアルもかなり良く、ストーリーを補完するのに非常に優れていました。全体的にとても良い映画です」

 

「前向きな気持ちになれる心のこもったアニメ映画」

 

「中川大志さんと清原果耶さんの演技が素晴らしい（関西弁が大好き！）。Eveが歌う主題歌の「蒼のワルツ」と挿入歌の「心海」もとても良くて、映画に合っていた」

 

「映画の全てが好きでした。私は笑いながら泣きました」

 

「傑出した映画！　たとえ人生が辛く思えても、決して夢を諦めないという貴重な教訓を得ることが出来ました」

 

「映画は素晴らしかった！　クライマックスは本当に感動的で良かったです！」

 

「劇場の誰もが涙を流していました。絶対にまた見に行くし、デジタルで出るのが待ちきれません。あと何百万回でも見れます❤️」

 

「とても素晴らしい映画です。エモーショナルで感動的なストーリー。もう一度見ます！」

 

「この映画は私と私のガールフレンドにとって大きな意味があり、まるで『私たちの映画』のように感じました。彼女は筋ジストロフィーを患っており、人生のほとんどを車椅子で過ごしてきました (ジョゼと同じように)。初めて会った時、彼女は内気で殻にこもっていましたが、息を呑むような芸術の才能がありました。そのため、この映画は非常にリアルに感じられました。全ての人にとって10/10ではないかもしれませんが、間違いなく私たちにとって忘れられない映画です」

 

「友人とこの映画を見に行きましたが、2人とも気に入りました。本当に期待以上でした」

 

「恒夫とジョゼの関係はお互いをより良くしていく、美しく有意義なものです。障害を持って生きるというテーマは上手く処理されており、単なる形だけの勝利ではありません。この映画は不可能に到達することについてのものであり、最後まで作品のメッセージの力を感じました。この映画を見てください！」

 

「素敵な映画。テンポがよく、非常に魅力的な素晴らしいストーリー。この映画は本当に楽しかったです！」

 

「ほろ苦くて美しい映画でした。泣く準備をしてください」

 

「完璧な映画！　私は最近大変な時期を過ごしていましたが、この作品は私の人生に新しい光をもたらしてくれました」

 

「私はこの映画に、完全に恋に落ちました。全てのシーン、全ての音楽、全ての演技には、心と魂がこもっています。驚くべきアニメーションとキャラクターで、見ているだけで美しい。甘くて心暖まる映画です」

 

「私はこの映画が大好きでした！　予告編を見て以来、ずっと見たいと思っていました. アニメーションも美しかった」

 

「夢の途中で行き詰っても立ち直れるという、感動的なストーリーでした」

 

「これは素晴らしい映画です。アニメが苦手な家族と行ったのですが、皆が大絶賛でした」

 

「私が観た映画館では、最後に拍手が起こりました。誰もがこの映画を好きになれると思います」

 

 

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