
「ようこそ実力至上主義の教室へ」の第1期は日本では、2017年7月から9月まで放送された
衣笠彰梧によるライトノベルをテレビアニメ化
アニメーション制作はLerche
希望する進学、就職先にはほぼ100%で応えるという全国屈指の名門校・高度育成高等学校
しかし、その実態は優秀な者だけが高待遇を受けられる実力至上主義の学校だった…………
「4th Season2年生編」のテレビアニメ化も発表されている「ようこそ実力至上主義の教室へ」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
「ようこそ実力至上主義の教室へ」
進学率・就職率100%と言われる進学校・東京都高度育成高等学校
その高校に入学した綾小路清隆が所属したのは、1年D組だった
しかし、D組は進学校とは思えないほど、問題児ばかりだった
さらに生徒たちは現金と同価値のポイントを月10万円分も与えられた
授業も放任主義で、自堕落な生活を送るD組の生徒たち
その中で堀北鈴音は、危機感を覚えていた
そして1ヵ月後、綾小路たちは学校の冷酷なシステムの実態を知ることになり…………
原作は衣笠彰梧によるライトノベル「ようこそ実力至上主義の教室へ」
綾小路清隆を演じるのは千葉翔也
堀北鈴音は鬼頭明里
櫛田桔梗は久保ユリカ
シリーズ構成は朱白あおい
監督は岸誠二、橋本裕之
アニメーション制作はLerche
海外の評価
アメリカでは「Classroom of the Elite」のタイトルで配信された
現時点でのIMDbのスコアは7.7/10
メディアの評価
Toonami Faithful
この作品で描かれる戦いが、主に頭脳戦であることが気に入っています
まるでチェスの試合を見ているようでした
綾小路は優れた知性で皆を出し抜き、堀北をDクラスの顔として売り込みます
様々なハードルや課題を、綾小路がどう乗り越えていくのか、見ていてワクワクしました
須藤を退学から救うシーンなど、最高に楽しかったです
この作品の問題点は、どのキャラクターにも感情移入できなかったことです
最初は櫛田が好感の持てる人物だと思ったのですが、途中で彼女は本性を表します
それ以来、キャラクターの誰もが信用できなくなりました
そして、綾小路はなかなか応援しづらい主人公です
見ようによっては、悪役のようにも見えました
英語吹き替えについては、とても良く出来ていたと思います
結論として、この作品の評価は複雑です
ストーリーは魅力的で、綾小路の過去ももっと知りたくなりました
しかし、残念ながらシリーズは、中途半端なところで終わってしまいます
これには本当にガッカリしました
6/10
Diabolical Plots
主人公の綾小路清隆は一見すると冴えないキャラクターですが、実際には非常に頭が良く、人を巧みに操ります
興味深いキャラクターではありますが、成長のドラマはほとんどありません
むしろ堀北鈴音の方が人間として成長していき、まるで主人公のようにも見えます
ストーリーについては、策略で他のクラスを出し抜くところは本当に素晴らしいです
しかし、盛り上がりに欠ける時は、本当に酷いです
特にプールのエピソードは本筋と全く関係がなく、見ていて苦痛でした
物語も学年の途中で終わってしまい、中途半端な印象でした
このシリーズは良いところもありますが、人にはお勧めしにくいです
Monster Journal
ストーリー的には「暗殺教室」に似ていますが、「よう実」の方がよりダークでシリアスです
キャラクターは綾小路を始め、とても興味深いメンバーです
Lercheは「暗殺教室」も手がけたスタジオで、ビジュアル面ではまずまずといった出来です
ストーリーに関しては非常にハラハラさせられるのですが、意味のない「つなぎ」のエピソードがあるのが残念でした
もう一つの注目点は、サブタイトルがニーチェなど著名人の名言が引用されているところです
全体的に見てトリックや策略、そして予想外の展開が満載の心理的な学園ドラマとして、優れた作品です
7.5/10
Jackson P. Brown
知り合いがツイートしていて、面白そうだったので見始めました
主人公の綾小路は冷静沈着で、無表情で、非常に狡猾です
彼はどんな困難にも動じません
私がこのアニメに夢中になった一番の理由は、まさに綾小路の存在です
全体的にストーリーは緻密に描かれ、テンポも良く、学園に漂う欺瞞と緊張感が気に入っています
必要以上にファンサービスが目立ちますが、他のアニメと比べると比較的無難です
気になったのはCクラスの龍園のボディーガードのアルベルトが、とても高校生に見えなかったことぐらいです
「よう実」の第2期は2022年に放送されるので、それまでに第1期を見る価値は十分にあると思います
8/10
視聴者のレビュー
「『ようこそ実力至上主義の教室へ』は無表情で冴えない綾小路清隆を主人公とした作品です。彼は一見するとごく普通の穏やかで優しい性格ですが、実は極めて高い学力や身体能力を隠し持っています。そして、最終回で彼の本心が明らかになり、非常に衝撃的でした。綾小路は非常に優れた主人公であり、このアニメは間違いなく10点満点の作品です」
「史上最高の作品のひとつ。本当に大好き。シーズン2があることを願っています」
「これほど日本語が分からないことを、悔しく思ったことはありません。私はこのアニメに夢中になりましたが、物語は途中で終わってしまいます。コミックの英語版は出ていますが、ストーリーがアニメに追い付いていません。要するに日本語の原作小説を読まないと、アニメの続きがどうなったか分からないのです。このアニメを観ないことをお勧めします(注:その後、2019年に原作小説の英語版が発売された)」
「最初は退屈な作品になるかと思ったのですが、ストーリーは予想をはるかに超えていました。本当に素晴らしい」
「結論として『よう実』は素晴らしいキャラクターと魅力的なストーリーを備えた、非常に優れたシリーズです。しかし、物語は途中で打ち切られ、未完に終わっています。その点には注意してください」
「このアニメはすぐに私のトップ3に入りました。頭脳戦が本当に素晴らしいです」
「本当に素晴らしいアニメで、8/10の評価です」
「1日で一気に全話見てしまいました。しかし、すごく興味をそそられるままシーズンが終わってしまいました」
「よくある高校ハーレムアニメ。期待しすぎた」
「ストーリーもキャラクターもテーマも素晴らしくて、特に主人公が本当に大好きです」
「原作のライトノベルを読んでいなかったら、このアニメをもっと好きになっていたと思う。カットされた部分が多すぎて、比較になりません。原作はストーリーの流れもめちゃくちゃ論理的でスムーズなのに、アニメは全てが急いでいて全然楽しめませんでした」
「ストーリーは面白かったが、AクラスのハゲやCクラスの黒人のボディーガードなど、とても高校生に見えないキャラが多かった」
「このシリーズが当時大ヒットしなかった理由は分かりませんが、私は心から楽しんで見ていました。内容は素晴らしく、いくつかのどんでん返しには本当に興奮しました。間違いなく見る価値があると思います」
「主人公が最高、そしてサスペンスが最高。もっと続いて欲しい」
「かなりハマってしまい、ライトノベルまで読みました。そして、アニメ版は原作よりかなり劣っていたことに気付きました。原作にはアニメでは描かれていないことが山ほどあるんです。それが登場人物や出来事を理解する上で非常に重要です。もっと上手くやって欲しかった」
「まさに私が求めていた主人公です」
「声優は非常に優れており、どのキャラクターも合っていました。本当に面白いアニメですが、5年が経過したにもかかわらず、いまだ第2期の情報はありません」
「この作品の心理戦はせいぜい表面的なものだ。実際は綾小路が無双するだけの、『俺TUEEE』アニメにすぎない。そのせいでストーリー全体が空虚に感じられる」
「Twitterで綾小路が『最も賢いアニメキャラクター』と呼ばれているのを見て、気になってアニメを見ました。本当に最高の主人公でした。まさにエリート中のエリートです」
「これは今まで観たアニメの中で、間違いなく最も脚本が練られた作品です。ストーリー展開は最後まで引き込まれ、声優陣の演技も見事でした」
「個人的にこのアニメが大好きで、主人公もすごく好きです。シーズン1の最後には大きなどんでん返しがあって、それがすごく気に入りました」
「社会的な階級間の闘争を、ある種の寓話として描いているのが素晴らしい。評価は10点満点です」
「アニメも良いけど、ライトノベルの方が100倍良い」
「正直、このアニメを過大評価していたような気がします。当初思っていたよりもファンサービスが多く、プールのエピソードは正直言って最悪でした。でも、綾小路は本当に格好よくて、どのエピソードも続きが見たくなりました」
「『よう実』は鋭い知性と予測不能な展開で、見る者を夢中にさせるアニメのひとつです。ありきたりな高校ドラマを予想していたのですが、まるで違いました。主人公の綾小路は魅力的です。彼が陰から状況を操る様子を見ていると、不思議な満足感を覚えます。このアニメは生徒一人一人が、まるで巨大なチェス盤の駒のようです。デスノートやコードギアスといった知性と野心によって物語が進むアニメが好きなら、この作品はお勧めです」
「これは確かにこれまでに作られた最高のアニメの1つであり、多くの心理戦と謎めいて魅力的なキャラクターがいます。アニメーションはシーズン1の後、大きく低迷しましたが、ストーリーとキャラクターが素晴らしいため、見ていて非常に楽しいです」
「堀北鈴音や櫛田桔梗といった複雑なキャラクターたちが、物語に深みを与えています。そして、どんでん返しはまさに衝撃的です。総合的に見て『よう実』シーズン1の評価は、9/10に値します」
「ようこそ実力至上主義の教室へ」をAmazonビデオで視聴
ブログTOPへ



コメント