ファンという立場ではない一視聴者からの感想
前回、第6話でついに世間に活動休止を発表した嵐のメンバー
この「ARASHI’s Diary -Voyage-」というドキュメンタリーも、一つの山場を越えた
ここから、どこへ向かっていくのか?
そう考えていたら、嵐のメンバー1人1人を掘り下げる方向に向かうようだ
この第7話でスポットが当たったのは相葉雅紀
他のメンバーはほぼ登場しない
過去、現在、未来
相葉雅紀とはどういう人間なのか?
様々な人物のインタビューも交えて、その人となりが色々な面から語られる
かなり見ごたえのある内容だった
作品情報
作品名「ARASHI’s Diary -Voyage-」第7話
出演:相葉雅紀
配信日:2020年4月21日
デビュー
2020年3月
相葉雅紀は自分で車を運転し、千葉県千葉市に向かっていた
相葉は語った
1982年に千葉県で生まれて、子供の頃はとにかく体が弱かった
小児科の先生の勧めで、3歳の時に水泳を始めたという
「とにかく小学生時代は体を動かすのが好きでしたね」
中学2年生の時にジャニーズJr.入り
「18歳までにCDデビューとかできなかったら、ジャニーズJr.をやめて実家のレストランを継ごうかなって」
ただ17歳の時にデビューできたので、そんなことにはならなかった
「デビューして本当にいろんなことがあった。あんまり上手くいってない時もたくさんあったし」
2002年に肺が破れた
自然肺気胸で右胸を切開
サックスをやろうとしていたのが出来なくなり、めちゃくちゃ悔しかったという
「相葉雅紀ってどういう人? みたいに最初に聞かれて、もう自分でもよく分かんないんですよ。いろんな面がありすぎて、どれが本当の自分なのかなって」
そんな中で一番分かっているのは、中学3年間の担任だった先生ではないかという
部活も辞め、早退や遅刻も多かった
いろいろ叱られながらも、芸能活動を続けさせてくれた
その担任の先生はバミちゃんという愛称で呼ばれる女性だった
「ジャニーズに入ったのは中学2年生の時だったのかな。いつも彼はお友達と一緒で、1人でいるイメージがあまりないんですよね。”先生、相葉がジャニーズに受かったよ”って言ってきて、ちょっとこっちもびっくりしたんですけども」
バミちゃんは懐かしそうに語った
中学3年生の冬に相葉は、校則に違反しているということで生徒指導部に呼ばれた
バミちゃんと相葉は2人で向かい合った
「そのうち泣き出したんですね。号泣でした。当時、彼はすごくつらかったんだと思うんですね。まだ14歳でしたから」
相葉雅紀とバミちゃん先生の久しぶりの再会
バミちゃん手作りのカレーをご馳走になる
「中学がやっぱり一番楽しかったし、バミちゃんにも本当いろいろ迷惑かけたなって。一番精神的に不安定な時に、周りにも先生にも恵まれたから、ひねくれないで育ったのかも知れない」
先生には本当に感謝しているという
バミちゃんの前では、相葉はとてもリラックスしている印象だった
キックボクシング
相葉雅紀は東京のキックボクシングのジムに通っている
「体を鍛えたくて。本当は何でもよかったんですけど。スポーツジムだと飽きちゃって」
リングの上でのスパーリング
ミットに何度も強烈なキックを入れる相葉
予想以上の迫力
かなり本格的だ
ジムの会長は語る
「正直、相葉君に会うまでジャニーズの方とかに対して、ちょっと勘違いしてたとこがあって。入って5年ぐらいですが、相葉君は誰よりもジム来てるんですよ。ドームの翌日でも。紅白の司会の朝も来ましたし。とにかくルーティーンの人なんだなって」
忙しい中で、5年もキックボクシングを続けているとは驚き
迫力が凄まじかった
かなり相葉雅紀の印象が変わった
お母さん
相葉雅紀にはお母さんのような存在の人がいるという
宮田慶子
劇団青年座所属
2005年「燕のいる駅」
2007年「忘れられない人」
2009年「グリーンフィンガーズ」
2010年「君と見る千の夢」
相葉雅紀の全ての舞台の主演作を演出
自分の人間的な本質をもっとも知っている人
お母さんにはとことん追い詰められた
宮田慶子は語った
「デビューして4~5年目。むちゃくちゃ素直そうな子だった」
集中力が凄くて、こっちの魂が吸い取られそうだったという
修正点を注意しても、メモも取らずに聞いている
およそ30個はチェックを出したけど、大丈夫かな?
そう不安に思っていると、翌日には直してくる
これには本当に驚いたという
また芝居の泣きのシーンで、過呼吸になるほど泣く
現実と芝居の境目がなくなるのだ
驚くほどの集中力だったという
相葉雅紀と宮田慶子は、かつてのステージ、東京グローブ座で再会した
当時はみんなからめちゃくちゃ怒られたと相葉は語る
「(相葉)ダメ出しの前に1回外に逃げたよね」
「(宮田)”お前、逃亡するな!!”とかって言ってたね私」
相葉は出来ない自分に腹が立ったという
今でも悩みがあるときは、お母さんに会う
「休止を発表して、たぶんそこから先、イチからのスタート。もう怖いっていうか、何がどうなるかも分からないし」
お母さんは”大丈夫よ”と力強く励ました
相葉雅紀の演技力は、このお母さんに鍛えられたのだと実感
やはり凄まじい努力を重ねてきたのだ
逃げ出したというエピソードは、ちょっと微笑ましかった
プライベート
最後に相葉雅紀が会ったのは、ディレクターのヤスとヒノさん
昔からの付き合いで、自分にとって仲のいいお兄さんだという
3人は居酒屋で再会した
昔話に花が咲く
いきなり夜の8時ぐらいに、相葉君が電話かけてきたんですよ。明日会社休める?みたいな
宮古行きたいからさ。一緒に行こうって
いつ?
明日
いや、俺明日いけねえんだけど
じゃあ遅れてで良いから
大爆笑する3人
そんなこともあったと手を叩く相葉
かなり酒が進んでいる
ひとしきりの笑いが収まった後、相葉雅紀はヤスとヒノさんに語った
相葉雅紀ってどういう人ですか?
そう聞かれても自分では分からないという
「中学生ぐらいの頃から大人の世界に入らせてもらって、いろんな経験して、いろんな感情を押し殺して、本当の感情が分からない」
だが最後に相葉雅紀は笑顔で言った
「自分は周りに恵まれてる。プライベートも仕事も」
まとめ
相葉雅紀の人柄を深く掘り下げて、彼がもの凄く身近に感じるようになった
また見えない努力を積み重ねてきたのだと実感
相葉が何度も言う
周りの人に恵まれている
その言葉こそが相葉雅紀の人柄を、もっとも的確に表していると感じた
次回、スポットが当たるのは櫻井翔
これも楽しみ
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