Netflixオリジナルのドイツ映画
両親を亡くした青年が住む島に、美しいがミステリアスな女性教師が赴任してきて…………
美しい島を舞台にしたサスペンス
つまらないので見る価値なし
高校生の主人公に急接近してくる女性教師
彼女には何か思惑があるのか？
いつまで経ってもストーリーが盛り上がらない
キャラクターも魅力なし
サスペンスもキレがない
最後に明かされる謎も陳腐
かなり見るのが苦痛な作品だった
ただ島の風景は美しかった
よほどのことがない限り見なくていいだろう
予告編
作品情報
作品名「ブラック・アイランド」（原題Schwarze Insel）
監督：ミゲル・アレクサンドル
キャスト：フィリップ・フロワッサン、アリス・ドワイヤー、ハンス・ジシュラー、メルセデス・ミュラー、サミー・ショイリッツェル
上映時間：104分
製作国：ドイツ（2021年）
ざっくりあらすじ
美しい島に暮らす青年は両親を亡くし、祖父と暮らしていた。そんなある日、ミステリアスな女性教師が学校に赴任してきて…………
感想（ここからネタバレ）
正直、時間の無駄…………
新任教師
ヨナスは美しい島に住む高校生
彼の両親は1年前、交通事故で亡くなった
今では祖父と2人で暮らしている
幼馴染のニナはそんなヨナスのことが心配だった
ある日、高校にヘレナという女性教師が赴任してきた
前任の先生が事故で怪我をしたとのことだった
ヘレナはヨナスを気にかけ、何かと親身になって接した
ヨナスのことを好きなニナは、気が気ではなかった
ヨナスは作家になりたかったが、祖父に反対されていた
しかし、ヘレナはヨナスの才能を本物だと認めた
初めて才能を認められたヨナスは、ヘレナに心を奪われた
そして、ついに2人は一線を越えた
ヨナスの様子がおかしい
ニナはヨナスとヘレナの関係を疑っていた
あの女には何かある
ニナはヘレナのことを調べ始めたが…………
ヨナス
作家志望の高校生
1年前に両親は事故で亡くなった
今では祖父と2人で暮らしているが、ギクシャクしている
自分のことを認めてくれるヘレナに、心を奪われるが…………
演じるのはフィリップ・フロワッサン
ヘレナ
島に赴任してきた教師
何かとヨナスに目をかけている
色々と謎が多い
次第に彼女の秘密が明らかになっていき…………
演じるのはアリス・ドワイヤー
ドイツ映画
先月、配信されたNetflixオリジナル映画「ブラッド・レッド・スカイ」はかなり面白い作品だった
世界中でも大ヒットしたようだ
ドイツ映画のレベルの高さを思い知らされた
そういうわけで本作にも期待したのだが、残念な出来栄えだった
ポテンシャルは確かに感じられたのだが…………
脚本
冒頭、浜辺で老婦人が犬に襲われて殺される
次にヨナスの両親が、対向車を避けて木に激突して死亡
どちらもヘレナの仕業だった
全ては復讐のためだったのだ
いや計画がずさんすぎるでしょ！！
とても確実に殺せるとは思えない
その後も前任者を事故に遭わせて、代わりに教師として赴任してくるヘレナ
そんなこと可能なの！？
あまりに脚本が適当すぎる
ダラダラと話が進み、クライマックスも盛り上がらない
ヘレナの復讐の理由も陳腐
お世辞にも出来のいいシナリオとは言えなかった
悪役
美しくて魅力的な女教師が実は…………
本来はこんなストーリーにしたかったのだろう
残念なのは最初からヘレナに全く魅力がないこと
教え子に手を出す気色悪い女教師としか思えなかった
やはり悪役はクールで強敵でなければならない
その点、ヘレナは全く駄目
全てが行き当たりばったり
どうして捕まらないのか、不思議でならなかった
とはいえ主人公のヨナスもいまいち
クライマックス、ヘレナの本性に気付き始めたヨナス
彼女が黒幕ではないのか？
…………と疑ってるのに、ヘレナから渡されたコーヒーをごくごく飲むな！！
あまりに無警戒すぎる
逆に何かの作戦なのかと思ってしまった
主人公と悪役
どちらも隙だらけで、見ていてイライラした
まとめ
Netflixのドイツ映画
かなり残念な出来
ドイツ映画には期待しているのだが
本作は忘れて次の作品を待つとしよう
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