Netflix「スイートガール」ネタバレ感想 親子が巨悪に立ち向かう復讐劇!!

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Netflixオリジナル映画
ガンで闘病中だった妻が死んだ
レイはその裏に製薬会社の陰謀があったことを知り、娘レイチェルと共に真相を暴こうとするが…………

巨悪に立ち向かう親子の壮絶な復讐劇
スリリングな見せ場が多く楽しめた

「アクアマン」のジェイソン・モモア主演
かなりハードなストーリーだった
娘役のイザベラ・メルセドも体当たりの熱演
主人公たちを追う殺し屋の存在感が凄い
アクション・スリラーとして十分に楽しめる出来
そして衝撃のクライマックス
この辺りは賛否が分かれそうだ


予告編

『スイートガール』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「スイートガール」(原題Sweet Girl)
監督:ブライアン・アンドリュー・メンドーザ
キャスト:ジェイソン・モモア、イザベラ・メルセド、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、ラザ・ジェフリー、アドリア・アルホナ、ジャスティン・バーサ
上映時間:109分
製作国:アメリカ(2021年)

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ざっくりあらすじ

ガンで闘病中だった妻が死んだ。レイはその裏に莫大な利益をめぐる製薬会社の陰謀があったことを知る。残された娘レイチェルと共に、レイは巨悪に立ち向かっていくが…………

感想(ここからネタバレ)

タイトルの意味が最後に明らかに…………

妻の死

レイ・クーパーは妻のアマンダと娘のレイチェルと、幸せに暮らしていた
だがアマンダのガンが再発した
長く苦しい闘病生活
高額な医療費のために、レイは懸命に働いた
けれどアマンダの容体は日増しに悪くなっていった

そんな時、朗報が入った
バイオプライム社の新薬なら、かなりの治療効果が見込めるという
その薬だけがレイたちの希望だった
しかし、バイオプライム社のCEOのキーリーは、薬を市場から撤退させた
テレビの討論会で、レイはキーリーに「妻が死んだら、お前に制裁を加える」と告げた

アマンダが亡くなった
残されたレイとレイチェルは、支え合って日々を生きていた
そんなある日、マーティンという記者から電話があった
バイオプライム社を告発するのに力を貸してほしいというのだ

レイと記者は地下鉄で落ち合った
レイチェルは父親が心配で、こっそりと後をつけてきていた
記者がいうにはバイオプライム社は様々な汚職に手を染めているとのことだった

あなたたちのことを記事にさせて欲しい

そう言われたがレイにはその気はなかった
キーリーにはああ言ったが、もう終わったことだ

その時、前から歩いてきた男に、記者が刃物で刺された
男とレイは取っ組み合いになった
レイチェルも加勢したが、2人は叩きのめされてしまった

2年後、レイはキーリーのことを調べていた
妻と記者を死に追いやったバイオプライム社
絶対に許さない
そしてチャリティオークションの日に、レイは会場に潜り込んで…………

ジェイソン・モモア

主人公のレイ・クーパーを演じる
格闘技で体を日頃から鍛えているレイ
愛する妻を死に追いやったバイオプライム社
絶対にその陰謀を暴く
レイはその考えに取り憑かれ、次第に危険な領域に足を踏み入れてしまい…………

「アクアマン」で有名なジェイソン・モモア
その巨体がくり出すアクションは迫力満点
また妻を失い取り乱す姿が印象的だった

「ジャスティス・リーグ」で初登場したアクアマンの単独主演作 海と陸を舞台にした壮大なアドベンチャーになっている アクアマンを演じるジェイ...

イザベラ・メルセド

レイの娘レイチェルを演じる
大好きな母親を失ったレイチェル
彼女の心の拠り所はもう父親だけだった
だが、そんな父が陰謀を暴くことに没頭するようになり…………

イザベラ・メルセドは「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」「トランスフォーマー 最後の騎士王」に出演
Netflix作品では「クリスマスに降る雪は」に出演している

雪に覆われた小さな町で、クリスマス・イブに起こる青春群像劇 小品だが、思いのほか面白かった 登場人物がそれぞれチャーミング 青春の甘酸...

陰謀

本作では序盤は、レイの妻アマンダの闘病生活にかなりの尺を割いている

やつれていく妻
見えない希望
高額な医療費

そして唯一の望みだったバイオプライム社の新薬
だが、薬の価値を吊り上げるという理由で、バイオプライム社は薬を市場から撤退させた
激怒するレイ
この辺りはまるで社会派ドラマを見ているようだった

逃走劇

妻や記者の死の真相を問いただそうとしたレイは、誤ってCEOのキーリーを殺してしまう
レイチェルを連れて車で逃走するレイ
そんなレイたちを殺し屋が追ってくる
キーリーを操っている黒幕がいたのだ

殺し屋からの逃走劇
この辺りはコーエン兄弟の傑作「ノーカントリー」を思い出させた

主人公たちを追ってくる殺し屋サントス
この男がかなりキャラが立っていた

つねにポーカーフェイスで事件に関係する者を淡々と殺していく
殺しをした後に食堂で、普通に食事をしているのも不気味だった
かなりお気に入りのキャラクターだ

衝撃のクライマックス

娘を守りながら、愛する妻の仇をとる
一人の男の壮絶な復讐劇
本作は途中まではなかなか楽しく見られた

だが、終盤で衝撃の真実が明らかになる
全てを根底から覆す真相
これにはかなり驚いた
驚いたのだが、同時に面食らった

ジェイソン・モモア演じる主人公の復讐劇を見ているつもりだったのに一体…………

確かに違和感はいくつかあった
しかし、このどんでん返しに意味はあったのか
観客を驚かせることだけが目的のこけおどしに過ぎなかった気がする
普通にレイの物語として完結して欲しかった
ハードな男のドラマとして見ていたのに、かなり残念だ

まとめ

ジェイソン・モモア主演のNetflix映画
十分に楽しめる出来栄えになっている
特に殺し屋のキャラが気に入った
ただしクライマックスのどんでん返しがちょっと…………
終わってみると微妙な作品という印象になってしまった

Sweet Girl (2021) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/sweet_girl
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/378155

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