1. 「Midway」
2. 「ドクター・スリープ」
3. 「Playing with Fire」
4. 「ラスト・クリスマス」
5. 「ターミネーター:ニュー・フェイト」
6. 「ジョーカー」
7. 「マレフィセント2」
8. 「Harriet」
9. 「ゾンビランド:ダブルタップ」
10. 「The Addams Family」
1位は「ドクター・スリープ」という大方の予想を裏切って、首位でデビューしたのはローランド・エメリッヒ監督「Midway」
興収1750万ドルだった
これは2012年以来、11月の1位作品の最低興収となる
とはいえ驚きの結果だったには違いない
「Midway」の順位は3位以下を予想されていたのだ
ただ喜んでばかりもいられない
「Midway」の製作費は1億ドルといわれている
アメリカを称賛する内容のため、海外での売り上げはあまり期待できそうにない
採算が取れるまでには、まだ長い道のりが待っていそうだ
1942年に太平洋戦争で、ミッドウェー島付近で行われたミッドウェー海戦
それを最新の技術で映画化
シネマスコアは「A」
ロッテントマトの批評家支持率は41%、観客支持率は92%
批評家からはシナリオやあからさまなCGが不評だったが、観客からは高い支持を得た
出演はエド・スクライン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エヴァンス、アーロン・エッカート、デニス・クエイド、ウディ・ハレルソン
日本からも浅野忠信、豊川悦司、國村隼
2位に初登場はスティーヴン・キング原作の「シャイニング」の続編である「ドクター・スリープ」
1,410万ドルと寂しいデビューとなった
9月に公開された「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」のオープニング成績が9,100万ドル
4月に公開された「ペットセメタリー」のオープニングが2450万ドル
同じスティーヴン・キング原作として「ドクター・スリープ」は、最低でも2,500万ドルはいくだろうと見られていた
批評家の評価も高かったこともあり、予想外の結果となった
専門家によると「ドクター・スリープ」はおそらく2000万ドルの損失を出すだろうといわれている
ハロウィンが終わった11月は、ホラー映画には不向きだったという声も出ている
あのオーバールック・ホテルの惨劇から40年が経った
大人になったダニーは実の父親に殺されかけるという壮絶な体験がトラウマになり、人と関わらず孤独に生きていた
そんな彼の周囲で児童ばかりを狙った不可解な連続殺人が起きていた
ある日、ダニーは自分と同じ不思議な力”シャイニング”を持っているアブラという少女と出会う
事件を目撃したというアブラと共に、ダニーは捜査を開始するが………………
シネマスコアは「B+」
ロッテントマトの批評家支持率は74%、観客支持率は90%
スティーブン・キングの最高の作品の1つだと絶賛された
大人になったダニーを演じるのはユアン・マクレガー
共演はレベッカ・ファーガソン、クリフ・カーティス、カール・ランブリー
監督はNetflixでキング原作の「ジェラルドのゲーム」を手掛けたマイク・フラナガン
3位に初登場はコメディ映画「Playing with Fire」
興収1,280万ドル
消防署長のジェイクが率いる精鋭チーム
彼らはエキスパートだった
ある火災でジェイクは3人の兄弟を保護する
両親が見つかるまで、彼らはジェイクたちが面倒を見ることになった
だが、子供たちの世話は火災よりもはるかに厄介だった………………
シネマスコアは「B+」
ロッテントマトの批評家支持率は24%、観客支持率は80%
たわいもないコメディだと批評家は手厳しかったが、観客の受けは良さそうだ
主演は「バンブルビー」のジョン・シナ
共演はブリアーナ・ヒルデブランド、ジュディ・グリア、キーガン=マイケル・キー、ジョン・レグイザモ
監督はアンディ・フィックマン
4位でデビューしたのはラブ・ストーリー「ラスト・クリスマス」で1,160万ドル
「ワム!」の名曲「ラスト・クリスマス」をモチーフにした作品である
ロンドンのクリスマス・ショップで働くケイト
エルフのコスチュームに身を包むケイトは、仕事に身が入らなかった
歌手になるという夢に挫折しかかっていたのだ
そんな時、不思議な青年トムと出会うが………………
シネマスコアは「B-」
ロッテントマトの批評家支持率は48%、観客支持率は81%
音楽には惹きつけられるが、ストーリーは練り込み不足だと評された
主演は「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラークと「クレイジー・リッチ!」のヘンリー・ゴールディング
共演はミシェル・ヨーと本作では脚本も手がけたエマ・トンプソン
監督は「シンプル・フェイバー」のポール・フェイグ
日本での公開は12月6日
前週1位でデビューした「ターミネーター ニュー・フェイト」は5位までランクダウン
-63%で1,080万ドルとなった
11日間の合計では「ターミネーター 新起動/ジェニシス」よりも低調
世界的には2億ドルを越えたが、損益分岐点といわれる4億5000万ドルはまだ遠い
「ジョーカー」は6位
世界興収は9億8400万ドル
まもなく10億ドルを突破する44番目の作品となる
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