Netflix「クロース: 孤独のボディーガード」感想 女ボディガードは少女を守れるか!?

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ノオミ・ラパス主演のアクション映画である
彼女が演じる女ボディガードは文句なしに格好いい
身体を張ったアクションも見ごたえがある
だが、脚本と演出がいまいち
話運びが下手
クライマックスもあまり盛り上がらない
見どころはあるが、映画の出来はちょっと残念だ
ただノオミ・ラパスが目当てなら見ておくべきだろう

予告編

作品情報
作品名「クロース: 孤独のボディーガード」
監督:ヴィッキー・ジューソン
キャスト:ノオミ・ラパス、ソフィー・ネリッセ、インディラ・ヴァルマ、オーエン・マッケン
上映時間:94分
製作国:イギリス、アメリカ(2019年)

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ざっくりあらすじ

凄腕の女ボディガード、サムは富豪の娘ゾーイを警護することになった。仕事はスムーズにいくと思われたが………………

感想(ここからネタバレ)

女ボディガードとワガママお嬢様
女二人の逃避行が始まる

護衛

世界を股にかけて活躍する女ボディガードのサム
彼女に新たな依頼が舞い込む
鉱山会社を経営する大富豪エリックの死後、彼の遺産を相続することになった彼のティーンエイジャーの娘ゾーイの護衛だ
ゾーイはワガママで反抗的な少女で、彼女の血のつながらない母親リマも扱いに苦労していた
そんなゾーイが莫大な遺産を相続する
そのことは亡き夫に代わって会社を切り盛りしているリマにとってショックだった
自分勝手なゾーイを軽くあしらうサム
そんなサムの頼りになるところを見て、ゾーイはじょじょに彼女を信頼していった

山中の邸宅にサムはゾーイを届けた
それで仕事は終了のはずだった
だが、ゾーイにせがまれてサムはそこで一泊することにする
まるで城塞のようなその邸宅は、セキュリティは万全だった
その夜、武装した集団が屋敷に侵入する
彼らの狙いはゾーイの誘拐だった
サムは辛うじてゾーイを連れ出すが………………

登場人物

サム・カールソン
凄腕のボディガード
世界各地を渡り歩いている
ヘビースモーカー
演じるのはノオミ・ラパス

代表作

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」
世界でセンセーションを巻き起こした北欧発のミステリー
強烈な個性のヒロイン、リスベットをノオミは演じた
この成功がもとで様々な話題作に出演

ゾーイ
亡き父の莫大な遺産を相続したティーンエイジャーの少女
ドラッグや男漁りなど生活は荒んでいる
母親が幼いころに自殺したことがトラウマになっている

リマ・ハシン
亡くなった大富豪エリックの2番目の妻
ゾーイの義理の母親
今は彼女が事業を切り盛りしている
遺産が全てゾーイに渡ったことにショックを受ける

冒頭のアクション

護衛対象と共に砂漠を車で走っていたサム
そこでテロリストから襲撃を受ける
運転手が射殺され、護衛対象の二人はパニックに陥る
けれどサムは冷静に対応し、テロリストを片付けていく

サムのボディガードとしての有能さが描かれる冒頭のアクション
なかなか引き込まれる開幕シーンとなっている
物語の掴みとしては文句なし

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逃走

ワガママお嬢様ゾーイの護衛に就くことになったサム
いつもとは勝手の違う仕事に、戸惑いを隠せない
サムはゾーイを山中の邸宅に送る
それで仕事は終わりのはずだった
だが、ゾーイにせがまれて、そこで一泊することにする
その夜、屋敷のセキュリティが切られ、武装集団が侵入してきた
次々と倒されていくSPたち
敵の狙いはゾーイだ
サムは敵の目をかいくぐり、ゾーイを救出に行く

この屋敷襲撃のシーンは盛り上がる
プロの武装集団
そんな中でも冷静に行動し、ゾーイを救出するサム
彼女のプロとしての的確な行動には惚れ惚れするほど
サムはゾーイを連れて、山中から脱出する

陰謀

ゾーイを連れ、女二人で逃走するサム
警察もだった
もはや誰も信用できない

このように中盤まではなかなか楽しめたのだが、ここから物語が中だるみに入る

リン塩酸を巡る巨額な企業同士の取引
ゾーイの遺産を巡る思惑
襲撃犯の裏にいるのは誰なのか?

様々な陰謀が二人の逃亡生活と並行して描かれる
だが、テンポが悪い
物語も上手く整理が出来てない印象だ
正直、中盤はかなり退屈だった

演出の不味さ

この作品は演出に問題があるように思える
リアルに寄せたいのか、派手にいきたいのか
いまいち演出が統一されてないのだ

序盤のアクションは比較的派手だった
銃とその頭脳を使って危機を乗り越えるサムの姿は素直に格好よかった
しかし、中盤からは敵との格闘が増えてくる
ヒロインが屈強な男たちを倒すシーンを見せたいのだろうが、テンポが悪く爽快感がない
男優がわざと手を抜いて負けているようにしか見えないのだ

ストーリーもご都合主義がひどくなってくる
自分を襲っているのは義理の母親のリマかも知れない
何とか真相を確かめる方法はないか
とりあえず会社の前まで車で行ってみるサムとゾーイ
するとタイミングよくリマが自分たちを襲った男と共に会社から出てくる

いや、タイミングよすぎだろ!!

どうやって真相を探るのだろうと見守っていたこちらとしては、ひっくり返りそうになった
作り手はリアル寄りの作品を目指していたのかも知れないが、あまりに話運びが
かなり興ざめだった

そして、クライマックスも盛り上がらない
最後にド派手なアクションを見せてくれるのかと期待していたら地味!!
終盤の盛り上がりもなく映画は終わってしまう

戦うヒロイン

不満の多い作品だったが、凄腕のボディガードを演じるノオミ・ラパスは素晴らしい
優れた運動能力と的確な判断力で危機を脱する
十分に魅力あるヒロインだった
ノオミ・ラパスのどこか冷たく見える顔つきは女ボディガードにぴったり
またゾーイと少しずつ心を通わせる姿も悪くなかった
身体を張ったアクションをスタントなしで挑んだノオミ・ラパス
その役者魂には脱帽

モデルとなった人物

サムのキャラクターはジャッキー・デイヴィスという実際の女性のボディガードを基にしている
彼女は元警察官で厳しい訓練を経てボディガードに転身した
ダイアナ・ロス、ライザ・ミネリ、J・K・ローリング
そんな有名人も含めて、様々な人物を護衛してきた
女性のボディガードへの需要は高まっているが、まだまだ数が足りないという
ヴィッキー・ジューソン監督は彼女から話を聞き、この物語を作り上げた

まとめ

色々と残念なところの目立つ作品
特に中盤のテンポの悪さと、話運びの雑さが気になる
面白くなりそうな要素はあっただけにもったいない
ただ凄腕のボディガードを演じるノオミ・ラパスは素晴らしい
戦うヒロインを見たいのであれば、この作品を候補に入れていいだろう


Close (2019) on IMDb


rotten tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/close_2019
allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=366775

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