映画「マスカレード・ホテル」感想と解説(ネタバレあり) このホテルで殺人が起きる!!

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東野圭吾のベストセラー小説「マスカレード・ホテル」の映画化
なかなかの良作
初の刑事役を演じる木村拓哉ははまり役
ホテルマンを演じる長澤まさみも魅力的
本当にこのホテルで殺人が起きるのか?
ミステリーの面白さとホテルという舞台の裏側が楽しめる
さらにはキャストも豪華
娯楽作としては及第点
面白そうだと思ったのなら、見に行って大丈夫だろう


予告編

作品情報
作品名「マスカレード・ホテル」
監督:鈴木雅之
キャスト:木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、梶原善、鶴見辰吾、篠井英介、石橋凌、渡部篤郎
原作:東野圭吾
上映時間:133分
製作国:日本(2019年)

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ざっくりあらすじ

不可解な連続殺人事件が発生。捜査一課の刑事、新田浩介は次の犯行現場と思われるホテル・コルテシア東京にホテルマンとして潜入するが………………

感想(ここからネタバレ)

刑事とホテルマンの正反対コンビ
なかなか面白い組み合わせだ
刑事ものは大好きなのでなかなか楽しめた

潜入捜査

都内で3件の殺人が起きる
共通しているのは不可解な数字が現場に残されていること
捜査一課の刑事、新田浩介はそれが次の犯行現場を予告していると解読する
4件目の犯行現場として判明したのはホテル・コルテシア東京だった
警察は事件を未然に防ぐため、ホテルへの潜入捜査を決断する
新田が任命されたのはホテルのフロントクラークだった
そして、彼の教育係に任じられたのが優秀なホテルマン山岸尚美
事件のことしか頭にない新田とお客様第一の山岸
彼らはことあるごとに衝突するのだが………………

登場人物

新田浩介
捜査一課の刑事
切れ者だが、思いついたら即行動でじっとしていられない性格
我慢を強いられるホテルマンとして振る舞うことになり悪戦苦闘する
演じるのは木村拓哉

代表作

「検察側の罪人」
二宮和也と共演
木村は凄腕の検事を熱演
事件に私情を挟んだことで、道を踏み外していく

木村拓哉と二宮和也 ジャニーズの二大トップスターの夢の共演 だが、作品自体も気合の入った力作だった 2018年の邦画の代表的な一本にな...

山岸尚美
一流のフロントクラーク
つねにお客様第一
ホテルマンであることに誇りを持っている
考え方が正反対の新田に手を焼く
演じるのは長澤まさみ

代表作


「50回目のファーストキス」
山田孝之と共演
長澤は一晩で記憶がリセットされる障害を抱えたヒロインを演じた

能勢
新田の元相棒の刑事
頼まれもしないのに新田の手助けをする
演じるのは小日向文世
ちょっと胡散臭い男を好演

監督

鈴木雅之
「王様のレストラン」「ロングバケーション」「ショムニ」「古畑任三郎」などフジテレビで様々な話題作を演出
高視聴率を獲得する
木村拓哉とは「HERO」で組んでいる

原作者

東野圭吾
言わずと知れた人気作家
「ガリレオ」「新参者」「人魚の眠る家」「ラプラスの魔女」など映像化作品も枚挙にいとまがない
本作「マスカレード・ホテル」は累計310万部突破の「マスカレード」シリーズの第1作


マスカレード・ホテル (集英社文庫)

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木村拓哉

原田眞人監督の「検察側の罪人」ではベテランで凄腕の検事が私情に走り犯罪に手を染めていく姿を、重厚な演技で見せた
その汚れ役は新境地と言っていいだろう
この「マスカレード・ホテル」では初の刑事役
原作者の東野圭吾は木村をイメージして主人公の新田を描いたという
そのせいもあってか、木村はかなりのはまり役
いい意味の軽さが戻ってきて、余裕ある演技を披露している
また仕事しか頭にないガサツな刑事が、ホテルマンに扮することになり悪戦苦闘する姿も面白い
そうして任務で嫌々やっていたはずが徐々に感化されて、ホテルマンとして成長していく
そんな姿を木村は人間味豊かに演じている
おかげで新田浩介というキャラクターは、とても魅力的で好感の持てる人物となった

刑事とホテルマンのコンビ

「刑事は人を疑うのが仕事なんだ!」
「ホテルマンはお客様を信じることが仕事なんです!」

この作品は新田と山岸の掛け合いが面白い
木村演じる新田が長澤演じる山岸にやり込められる姿は新鮮で、ユーモアたっぷりに描かれている
ホテルマンとして未熟な新田は失敗ばかり
いちいち山岸に小言を貰う
だが、新田は刑事としては一流で、それが時にホテルマンの窮地を救う
そのバランスが絶妙である
じょじょに新田と山岸はお互いをプロだと認め、信頼していくようになる

潜入捜査もの

潜入捜査ものは刑事ドラマの定番である


「フェイク」
ジョニー・デップとアル・パチーノの名作である
この作品ではFBIの捜査官がマフィアに潜入する
いつしか芽生える絆
男は任務と友情の狭間で苦悩する


「21ジャンプストリート」
チャニング・テイタムとジョナ・ヒルの傑作アクションコメディ
高校でドラッグが売られている
新人警官の二人は高校生に扮して潜入するが、思いのほか高校生活を満喫してしまい………………
続編の「22ジャンプストリート」も傑作

この「マスカレード・ホテル」のようにホテルに潜入するというのは珍しい
刑事である新田の目を通して、ホテルマンの仕事の実情を観客も知る
とてもよく考えられた作品だ

ホテルもの

ホテルもの(グランドホテル方式)も映画やドラマでは一つのジャンルである


「THE 有頂天ホテル」
三谷幸喜の傑作コメディ
新年のカウントダウンが間近に迫ったホテルで起こる様々な騒動を、オールスターキャストで描く

前田敦子、笹野高史、高嶋政宏、菜々緒、生瀬勝久
「マスカレード・ホテル」でも豪華キャストが客に扮し、様々なエピソードが描かれる
粘着質に新田に絡む迷惑な客
クレームを入れて豪華な部屋に変えさせようとする客
盲目の客
事件性のあるものや人情話などバラエティーに富んでいる
この「マスカレード・ホテル」は刑事ものでありながら、ホテルものとしても成立している
そこがユニーク

連続殺人事件

都内で起こった3件の殺人事件
次に狙われるのはホテル・コルテシア東京
この事件が本作の縦糸である
不可解な連続殺人の犯人は誰なのか?
全く無関係と思われたエピソードが、終盤になって大きな意味を持ってくる
物語はとても緻密巧妙に作られている
犯人が誰かさっぱり分からなかった
というか真犯人が判明して、普通に驚いた(爆
クライマックスの盛り上がりは見事
本作はミステリーものとしても上出来である
この辺りはさすが東野圭吾原作だけある

新田と山岸

波乱がありながらも無事に事件が解決
ホテルに平和が訪れる
そして新田と山岸は初めてプライベートで、時を共にする
二人の未来には何が待っているのか
なかなか粋なラストだった

まとめ

ミステリーでありながら、ホテルに関しても詳しくなれる
一石二鳥な作品である
木村と長澤はとても魅力的
正反対コンビの掛け合いが楽しい
そして、ちゃんとクライマックスは盛り上がる
エンターテイメントとして上出来だ

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=364876

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