11月22日にディズニーの「アナと雪の女王2」がいよいよ公開される
2013年に公開されて、世界的に大ヒットをした「アナと雪の女王」の待望の続編
北米でも日本と同じ11月22日に公開される
続々とレビューが上がってきた
海外の批評家は「アナと雪の女王2」をどう評価しているのか?
作品解説
2013年(日本は2014年)に公開されたディズニー長編アニメ「アナと雪の女王」
アンデルセンの「雪の女王」をテーマにしたこの作品は、大ヒットを記録した
北米で4億7070万ドル
日本でも大ヒットして254億7,000万円
世界全体では12億7420億ドルを記録した
これは歴代世界興収第15位である
また第86回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞
エルサの歌う「Let It Go」は主題歌賞を受賞した
そして、いよいよ続編である「アナと雪の女王2」が公開される
あれから3年、アレンデール王国に平和が戻った
雪と氷を操る能力を持つエルサは“ありのままの自分”を受け入れ、最愛の妹アナとオラフやクリストフたちと共に、幸せな日々を送っていた
そんなある日、エルサは不思議な歌声を聞く
それは自分にしか聞こえなかった
歌声に導かれてエルサはアナや仲間たちと共に、王国を越えて旅に出る
エルサの魔法の力の秘密を解き明かす冒険の始まりだった………………
前作に続きエルサとアナの声をイディナ・メンゼルとクリステン・ベル
日本語吹き替え版は松たか子と神田沙也加
監督もクリス・バックとジェニファー・リーが再び務める
批評家の評価
まずは前作の「アナと雪の女王」の評価
IMDbのスコアは7.5
ロッテントマトの批評家支持率は90%、観客支持率は85%
かなりの高評価だった
それでは「アナと雪の女王2」の評価
IMDbの現時点のスコアは6.9
ロッテントマトの批評家支持率は82%
こちらもなかなかの高評価である
主な批評を見てみよう
ニューヨーク・ポスト
「アナと雪の女王2は前作より優れており、見事なアニメーションと素晴らしい曲があります」
CBR
「ディズニー映画の伝統を打ち破った」
ロスアンゼルスタイムズ
「馴染みある好感の持てるキャラクターとキャッチーな曲。前作と同じくストーリーではなくパッケージの勝利」
BBC
「混乱したストーリー。スピンオフ小説やビデオゲームの方が向いていたかも知れません」
スラッシュフィルム
「アナと雪の女王2は目を見張るようなアニメーションと世界を構築し、キャラクターを追求することで、前作をわずかに上回っている」
リチャード・ローソン
「アナとエルサのアイデンティティを掘り下げようとする試みは素晴らしいが、少し性急で中途半端です」
PLAYLIST
「前作の驚きとシンプルさを欠いているが、この続編はまだ十分に素晴らしい」
カタリナ・コームズ
「最高のディズニーの魔法」
ジョー・ベリー
「王国の政治と過去の罪に触れるストーリーは、子供たちを困惑させるかも知れない」
EMPIRE
「ストーリーは欠陥があるが、歌は素晴らしい」
バラエティ
「アナと雪の女王2はあるがままの自分でいることの意義を描いています」
ジョナサン・ヒックマン
「前作が世界的なブームになったからといって、この続編が平凡であることには違いありません」
Indiewire
「続編は不可欠ではありませんが、このファンタジー世界はまだ十分に魅力的です」
UPROXX
「アナと雪の女王2の優れた点は単に過去の栄光を取り戻そうとするのではなく、興味深いものを作ろうとしているところです」
スコット・メンゼル
「オリジナルの魔法を再現できていない」
モリー・フリーマン
「前作には及ばないが、より複雑で感情的なテーマと素晴らしい曲があり、ディズニーの魔法が健在であることを示します」
ダニエル・ソルツマン
「アナと雪の女王2は前作の良かったところを全て取り入れながら、新しい冒険に出発します」
AP通信
「ストーリーは子供には複雑すぎるが、ビジュアルは素晴らしい」
アリソン・ローズ
「アニメーションは素晴らしい。おそらく私が見た中で最高のものの一つ」
フレッド・トペル
「アナとエルサが宇宙に行く「アナと雪の女王5」の頃には、人々は「アナと雪の女王2」を懐かしく思っているでしょう」
スプラッシュ・レポート
「素晴らしい新曲、陽気なオラフ、愛すべきキャラクター。ストーリーがいまいちでも、それを補う十分な魅力があります」
ハリウッド・レポーター
「アナと雪の女王2にはあなたが期待する全てのものがある」
批評の総括
主に目立った意見
お馴染みのキャラクターと魅力は健在
歌は前作に負けず素晴らしい
ストーリーは前作より複雑で子供には難しいかも
不可欠な続編だとはいえない
アニメーションとビジュアルは最高のクォリティ
好意的な意見の方が多かったが、ストーリーの欠陥を指摘する声もいくつかあった
まとめ
まずまず高評価という印象
前作のファンなら楽しめそう
果たして1作目のような世界的ブームを巻き起こせるのか?
そちらにも注目
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