おおのこうすけ原作の人気マンガ「極主夫道」がNetflixでアニメ化され、全世界で配信された
かつては”不死身の龍”と恐れられた伝説のヤクザの専業主夫としての日常を描いたコメディ
止め絵を多用した「動かないアニメ」という画期的なのか手抜きなのか分からない手法
非常に日本的な内容の作品に思える
果たして海外の人々は、アニメ「極主夫道」をどう評価したのか?
作品解説
「極主夫道」はウェブコミックサイト「くらげバンチ」で連載されているおおのこうすけ原作のマンガ
コミックスは現時点で7巻まで発行されている
かつて不死身の龍と恐れられ、抗争相手の組をいくつも潰したという伝説のヤクザ
そんな最凶のヤクザが裏社会から忽然と姿を消した
そしてその龍は現在、専業主夫の道を極めようとしていた
愛する妻、美久のためにお弁当を作り、掃除、洗濯にも抜かりはない
スーパーの特売は見逃さず、ご近所との付き合いもつつがなくこなす
ヤクザの頃の言動は抜けきらないが、龍は家事を完ぺきにこなす達人だった
そんな龍の日常は普通なようで、どこかおかしくて…………
龍の声を演じるのは津田健次郎
美久役は伊藤静
アニメーション制作はJ.C.STAFFで、監督は今千秋
シーズン1は全5話である
海外の評価
現時点でのIMDbのスコアは、541人が投票して7.2/10となっている
なかなかの高評価といっていいだろう
メディアの評価
DECIDER
見る価値あり
本格的なアニメというより、モーションコミックのように感じますが、とてもハートフルな作品です
各エピソードは短く、楽しく、簡単に消化できます
アニメーションにガッカリするかも知れませんが、ストーリーや声の演技は優れています
結局、あなたはタツに会った瞬間から、彼のことが大好きになるでしょう
Ready Steady Cut
極主夫道の本質的なポイントの一つは、ヤクザと献身的な夫との間に、それほど大きな違いはないということです
どちらも同じスキルと態度をたくさん必要とします
つまり本作は単なるコメディではなく、男らしさとは何か深く考えさせられるものとなっています
アニメーションは最小限に抑えられており、主に動くのは目と口だけです
確かに技術的には見るべきものがないかも知れませんが、作品のアイデアやテーマに沿っているので、魅了されざるを得ません
thrillist
この世界には誰からも恐れられている男が平凡なことを強いられる姿を見るより、面白いことはほとんどありません
これはNetflixの新しいアニメ「極主夫道」の基本的なスタイルであり、毎回騒々しく面白いです
エピソードは短くて超高速
原作をかなり忠実に再現しています
爽やかで楽しく、あなたもタツに料理を作ってもらいたくなるでしょう
一般視聴者のレビュー
「シーズン2を出来るだけ早くお願いしたい」
「この作品はユニークで、数時間笑いたいなら完璧です」
「他の人はどうか知りませんが、私は非常に楽しんだ。もっとたくさん見たい!!」
「このアニメーションは酷い。ただのスライドショーです」
「アニメに使われる静止画は好きではありませんが、これは違いました。まるでマンガの中にいるような雰囲気を作り出すため、意図的にこのようなアニメーションを作成しています」
「このシリーズが長く続き、視聴者の興味を引き続けるかは分かりませんが、少なくとも実写版よりははるかに優れている」
「あまり期待していなかったのですが、たくさん笑ってびっくりしました。少なくとも試してみてください」
「くだらない作品ですが、私はずっと笑っていました。これはNetflixのエイプリルフールのジョーク?」
「確かに面白いが、アニメーションは…………。続きがあるなら、別のスタジオに作って欲しい」
「龍を愛している」
「とっても面白いね。映画やドラマを見ている時、めったに笑わないけど、この作品を見ている時はたくさん笑った」
「本当に面白かったし、5話以上あればいいのにと思った」
「これを楽しみにしていましたが、酷いアニメーションですぐに見るのをやめた。がっかりです」
「これはアニメとは言い難い。数枚の静止画をつなぎ合わせただけです」
「素晴らしいアニメ。マンガも読むことをお勧めします」
「元ヤクザが主夫になるという発想には大きな可能性があります。本当に楽しかった」
「Netflixで偶然見つけて、とてもラッキーだった。笑いすぎて涙が出たよ」
まとめ
予想以上に多くの人々が気に入った様子
かなり日本的な作品だと思ったので、意外だった
ただ、やはり「動かないアニメ」というスタイルには、否定的な意見も多かった
とはいえ龍のキャラクターは、世界でも愛されたようだ
「極主夫道」のネタバレ感想はこちら
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