Netflix「サンダーフォース ~正義のスーパーヒロインズ~」ネタバレ感想 おばさん2人がヒーローチーム結成!!

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Netflixオリジナル映画
久しぶりに再会した親友2人が、ひょんなことからスーパーパワーを得て、ヒーローとして戦うことになるが…………

コメディだが、ほとんど笑えない
ハッキリ言ってハズレ

メリッサ・マッカーシーとオクタヴィア・スペンサー
どちらも力量のある女優だが、才能の無駄遣い
アクションシーンはけっこう頑張っている
しかし、ストーリーが退屈
無駄なギャグが多すぎる
スーパーヒーロー映画としてもいまいち
ノリが合わないと、寒々しい気分を味わうことになるだろう


予告編

Thunder Force | Melissa McCarthy and Octavia Spencer | Official Trailer | Netflix

作品情報
作品名「サンダーフォース ~正義のスーパーヒロインズ~」(原題Thunder Force)
監督:ベン・ファルコーン
キャスト:メリッサ・マッカーシー、オクタヴィア・スペンサー、ジェイソン・ベイトマン、ボビー・カナヴェイル、ポム・クレメンティエフ
上映時間:107分
製作国:アメリカ(2021年)

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ざっくりあらすじ

超能力を持ったヴィランがはびこる世界。久しぶりに再会した親友2人が、ひょんなことからスーパーパワーを得て、ヒーローとして戦うことになるが…………

感想(ここからネタバレ)

残念ながら笑えなかった…………

ヒーローチーム結成

強力な宇宙線が地球に降り注ぎ、一部の人々がスーパーパワーを得た
だが、能力に目覚めたのは、全て反社会的な人間だった
彼らは街で悪行の限りを尽くし、”ミスクリアン”と呼ばれた

エミリーの両親はミスクリアンに殺された
彼らはミスクリアンに対抗するための、遺伝子操作の研究をしていた
エミリーは2人の研究を受け継ぐことを誓った

学校ではエミリーは、ガリ勉といじめられた
そんな彼女を助けてくれたのは、クラスメートのリディアだった
2人は仲良くなり、いつも一緒にいるようになった
しかし、高校生になった時、ひょんなことから口論となりケンカ別れした

長い月日が経った
リディアはあれ以来、エミリーと会っていなかった
エミリーは科学者として成功し、街に巨大なビルを築いていた
リディアは同窓会の日に、思い切ってエミリーを誘いに行った
ビルの中の研究室の一室に、リディアは通された
その場を動かないように言われたが、エミリーを待っている間、リディアは部屋の中の機材を触った
機械が動き出し、リディアは何かを注入された
気分が悪くなるリディア

駆けつけたエミリーが言うには、リディアに注入されたのは、スーパーパワーを得るクスリだという
ミスクリアンに対抗するために、エミリーが開発したものだ
もう後戻りはできない
こうしてリディアはエミリーと共に、スーパーヒーローとして悪と戦うことになったのだが…………

作品解説

メリッサ・マッカーシーと監督のベン・ファルコーンは夫婦
タッグを組むのは、これが3作目となる

メリッサ・マッカーシー

ひょんなことからスーパーヒーローになってしまうリディアを演じる
人情味はあるが、全てにおいて大雑把な性格
子供の頃はエミリーを引っ張りまわしていた
いつも調子に乗りすぎるのが悪い癖
能力は怪力

主にコメディで活躍するメリッサ・マッカーシー
日本未公開作品も多い
リメイク版の「ゴーストバスターズ」にも出演

オクタヴィア・スペンサー

科学者のエミリーを演じる
殺された両親の研究を受け継ぎ、ついに完成させた
そうしてリディアと共にスーパーヒーローチーム”サンダーフォース”を結成
能力は透明化

様々な作品で名バイプレーヤーとして活躍するオクタヴィア・スペンサー
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」でアカデミー助演女優賞を受賞
「ドリーム」「シェイプ・オブ・ウォーター」でも素晴らしい存在感だった

スーパーヒーロー・コメディ

今や世界中で大人気のスーパーヒーロー映画
その中でも笑いに特化した作品がある
「デッドプール」、「キック・アス」、「シャザム!」
どれも面白かった
ヒーロー映画とコメディの相性は、決して悪くないのだ

ついにDC映画が突き抜けた!! 明るくおバカで悪ノリ全開 ある意味、DCの「デッドプール」といっていい作品である だが、あちらがR18...

ところが本作は残念な出来
原因はシンプルで、笑えないのだ
いくつか笑える場面はあったのだが、それ以上にしらけるギャグが多かった
笑わせようという見え見えのギャグほど、つまらないものはない
コメディこそ作り手のセンスが問われる
残念ながら、全くノレなかった
それどころかくだらないギャグで、冗長になってしまっただけのように感じた
女優2人の才能が、本当にもったいない

シナリオ

シナリオや演出も拙かった
いくらコメディとはいえ、キャラクターに真剣味が足りない
エミリーなど両親を殺され、ミスクリアンを憎く思っているはずなのに、初任務であのふざけた態度はないだろう
ストーリーと演出が噛み合っていない

ただアクションシーンはけっこう頑張っていた
マーベル作品などに比べると小規模だが、バスを持ち上げて投げたり、派手な見せ場も用意されていた
クライマックスの悪玉との戦いも、なかなか楽しめた
スーパーヒーロー・コメディとして良作になる可能性もあったのに、色々と残念な作品だ

まとめ

監督の力量に難ありという印象
女優2人の才能がもったいない
ヒーロー映画好きならそこそこ楽しめるかも知れないが、過度な期待はしないことだ


Thunder Force (2021) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/thunder_force
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/376452

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