Netflix「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」ネタバレ感想 白い悪魔を倒せ!!

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Netflixに機動戦士ガンダムのCGアニメが登場
宇宙世紀0079年、ヨーロッパ戦線でザクIIの凄腕パイロット、イリヤ・ソラリ大尉は、連邦の新型のモビルスーツと遭遇し…………

CGのクォリティが高くて、もはや実写映画
ガンダムファンなら絶対に見るべき傑作!!

予想以上に本格的な戦争もの
ジオン側の視点から描かれているのが面白い
ザクが痺れるほど格好良かった
ミリタリー好きにはたまらない
そして敵であるガンダムの恐ろしさ
もはやホラーだった
主人公のイリヤが大人の女性で魅力的
脇役もいい味を出していた
第1話から怒涛の展開
脚本の完成度が高い
全6話のシリーズだが、もはや1本の映画といっていいレベル
最近のガンダム作品では一番好きかも知れない
これは絶対に見るべき!!

予告編

『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』本予告

作品情報
作品名「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」
監督:エラスマス・ブロスダウ
キャスト:森なな子、石毛翔弥、真木駿一、綿貫竜之介、原良丞、大塚剛央
全6話
制作国:日本(2024年)

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ざっくりあらすじ

宇宙世紀0079年、ジオン公国が独立戦争を始めてから11ヵ月後のヨーロッパ戦線。ザクIIの凄腕パイロット、イリヤ・ソラリ大尉は、地球連邦軍の新型の白いモビルスーツと遭遇し…………

感想(ここからネタバレ)

めっちゃザクが格好いい!!

「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」

地球から最も遠い位置にあるスペースコロニー群「サイド3」がジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争をしかけてから11か月が経過した
ヨーロッパ戦線ではクルジュ=ナポカ基地を連邦軍から奪還するため、激しい戦闘が繰り広げられていた
ジオン公国軍MS部隊「レッド・ウルフ隊」の隊長を務めるイリヤ・ソラリ大尉は、増援として戦場に降り立った
レッド・ウルフ隊の活躍により、ジオンは見事にクルジュ=ナポカ基地を奪還した

その夜、奪還に成功した基地で、ジオンの兵士たちは浮かれていた
イリヤの部下たちも達成感に満足そうだった
その時、イリヤは嫌な予感を覚えた
突然の爆撃
連邦の襲撃だった
イリヤたちはザクに乗り込んだ
しかし、見たことのない連邦のモビルスーツに、部下たちは次々と撃破されていった
その白いモビルスーツの性能は、ザクとは段違いだった
イリヤの目撃したそれこそが、連邦の新型モビルスーツ”ガンダム”だった…………

作品解説

監督はビデオゲーム「ライズ:サン・オブ・ローマ」や「CRYSIS」などを手掛けたドイツのエラスマス・ブロスダウ

メカニカルデザインは「機動武闘伝Gガンダム」「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」「機動戦士ガンダムSEED」シリーズなどの山根公利

イリヤ・ソラリ CV.森なな子

ジオン公国軍MS部隊「レッド・ウルフ隊」の隊長
かつては有名なヴァイオリニストで、夫で同じ音楽家のダルトンや息子と生活していた
だが、ダルトンは空爆で死亡
息子の元へ帰ることを夢見て、イリヤは地球で戦っている

凄腕の兵士だが、優秀なリーダーで仲間想い
ガンダムシリーズでは珍しい大人の女性の主人公
非常に魅力的だった

ザクII F型

ジオン軍の主力量産型モビルスーツ
一年戦争で活躍した
イリヤもこれに乗って戦う
しかし、ガンダムには全く歯が立たなくて…………

こんなにザクが格好良く描かれたのは、「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」以来だろうか
ザク好きにはたまらない
いかにも兵器という武骨さが好きなんだよなー

ガンダムEX

連邦軍が開発した最新鋭モビルスーツ
ずば抜けた運動性能を誇る
またビーム兵器も装備している

本作のガンダムは本当に怖い
それにしつこい(笑)
どこに行っても現れて、心臓に悪かった

CG

今度のガンダムはCG
しかも監督も脚本家も外人
これじゃない的なガンダムになってそう
正直見る前は、あまり期待していなかった

ところが実際に見てみると、CGのクォリティがめちゃくちゃ高い
もはや実写映画
ガンダムの実写化の話が以前にあったが、もうこれでいいじゃんという感じ
とにかくモビルスーツの重量感が凄い
戦闘シーンはまさにド迫力

そして、キャラクターのグラフィックも非常に出来が良かった
見ていて時々、CG作品だということを忘れそうになった
ガンダムシリーズは長く続いている分、ちょっとマンネリ感も否めなかった
CGで製作するというのも、意外と悪くないかも知れない

復讐

タイトルの復讐とは何を意味するのだろう?

…………って、復讐の相手ってガンダムかい!!

ガンダムに部下たちを無惨に殺されたイリヤ
彼女は復讐を誓う

目にも止まらないスピード
装甲の圧倒的な硬さ
ビーム兵器の破壊力

こんなにガンダムが恐ろしいと思ったのは初めてだ
パイロットの姿を一切見せないのも効果的で、もはやホラーだった
容赦なく次々と仲間を屠っていくガンダム

こんなの倒せるわけがない!!

ジオン側の視点に立って、改めてガンダムってチートだったんだと実感
それだけに結末は衝撃的だった

戦争

本作はかなりハードな戦争ものである
ヨーロッパが舞台ということもあり、まるで第二次世界大戦が舞台の戦争映画を見ているような気分になった
主人公がジオン側というのに、最初は少し抵抗があったが…………

頑張れ、ジオン!!

途中からめっちゃ応援していた(笑)
それぞれの側に正義があるのだと、改めて思わせる良質な脚本だった

1979年の「機動戦士ガンダム」は本格的な戦争ものだった
しかし、その後、様々なガンダムが作られていった
本作「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」は一年戦争が舞台ということもあり、予想以上に原点回帰を感じさせた
CGだし、ホワイトベースやアムロやシャアも登場しないが、どこかファーストガンダムを思わせるのだ

第1話から怒涛の展開で、息つく暇もなし
モビルスーツ同士の戦いは大迫力
同時に死の恐怖や戦争の虚しさも描かれる
戦争ものとして非常に良く出来ていた

まとめ

予想以上の出来栄え
ガンダム好き、モビルスーツ好きにはたまらない
戦争のドラマも見ごたえがあった
見始めると止まらなくなるシリーズだ

Gundam: Requiem for Vengeance (2024) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/tv/gundam_requiem_for_vengeance/s01
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/394350


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