Netflix「ハボック」ネタバレ感想 バイオレンス満載の一作!!

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Netflixオリジナル映画
ある刑事は政治家の息子を救出するために、裏社会と戦うことになり…………

壮絶な銃撃戦とバイオレンス
トム・ハーディが人生に疲れ果てた刑事を好演

あの「ザ・レイド」シリーズのギャレス・エヴァンス監督作品
1人の刑事が汚職警官や裏社会の組織と、凄まじい戦いを繰り広げる
トム・ハーディは身体を張った熱演
格闘シーンが大迫力だった
序盤のカーチェイスを筆頭にアクションシーンも満載
過剰なほどの見せ場が用意されている
ストーリーもどう転ぶか分からず、スリリング
ハードなアクション映画が好きな人にはお勧め

予告編

『ハボック』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「ハボック」(原題Havoc)
監督:ギャレス・エヴァンス
キャスト:トム・ハーディ、ティモシー・オリファント、フォレスト・ウィテカー、ヤオ・ヤンヤン、ジェシー・メイ・リー
上映時間:105分
制作国:イギリス、アメリカ(2025年)

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ざっくりあらすじ

人生に疲れ果てた刑事・ウォーカーは、ある政治家の息子を救うために、腐敗しきった街の裏社会と戦うこととなり…………

感想(ここからネタバレ)

ギャレス・エヴァンス監督の待望の最新作…………

「ハボック」

クリスマスの夜、一台のトラックをパトカーが追跡していた
そのトラックには強奪したドラッグが積載されていた
トラックで逃走しているのはチャーリーミアたち、追跡しているのは麻薬課の刑事・ヴィンセントたちだった
荷台から洗濯機が放り投げられ、パトカーに衝突
刑事のコルテスは重傷を負い、トラックはそのまま逃げ切った

チャーリーたちは依頼主であるツィのところへドラッグを届けた
そこへ覆面をした男たちが襲撃
チャーリーとミアは何とか逃げたが、ツィは殺害された

殺人課の刑事・ウォーカーは事件発生の連絡を受け、現場へ駆けつけた
そして、監視カメラの映像に、政治家であるローレンスの息子チャーリーが映っているのを発見
ウォーカーはローレンスに弱みを握られており、今まで彼の様々な悪事をもみ消してきた
ローレンスはウォーカーに、息子のチャーリーを連れてくるように命令
一方で三合会のボス・クラリスは、息子のツィを殺した犯人としてチャーリーを追っていたが…………

作品解説

「ハボック」は2021年10月に主な撮影を終えていたが、全米映画俳優組合のストライキや役者のスケジュールなどの影響で再撮影が出来ず、公開が2025年まで遅れた

撮影は主にウェールズで行われた

パトリック・ウォーカー

殺人課の刑事
かつてヴィンセントたちとドラッグを強奪したことがあり、そのことをずっと後悔している
今は有力者であるローレンスの不祥事の火消し役を行っている

演じるのは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「ヴェノム」シリーズのトム・ハーディ

ヴィンセント

麻薬捜査課の刑事
かつてのウォーカーの同僚
裏でドラッグの取引を行っている

演じるのは「ダイ・ハード4.0」や「ヒットマン」などのティモシー・オリファント

ローレンス・ボーモント

市長候補
ウォーカーの弱みを握り、自分の不祥事の後始末をさせている

演じるのは「バード」「ラストキング・オブ・スコットランド」などのフォレスト・ウィテカー

ギャレス・エヴァンス

本作を監督したのはウェールズ出身のギャレス・エヴァンス
「ザ・レイド」シリーズなど、アクション演出に定評のある監督である

他にはNetflix映画「アポストル 復讐の掟」などがある

あの「ザ・レイド」シリーズのギャレス・エヴァンス監督のサスペンス・ホラー 序盤から凄まじい緊迫感で、最後までテンションが落ちない これは...

バイオレンス

逃走するトラックとそれを追跡するパトカー
本作は凄まじいカーチェイスから幕を開ける
ギャレス・エヴァンスらしくパワフルなアクションやバイオレンスは健在
特に中盤のナイトクラブでの銃撃戦は凄まじかった
トム・ハーディも格闘シーンを全力で演じている
その迫力には圧倒された
また白人の刑事とチャイニーズマフィアが対決する展開は、ミッキー・ロークの「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」を彷彿とさせた

ハボック(大混乱)

過去を引きずる刑事・ウォーカー
汚職警官であるヴィンセント
組織から追われるチャーリーミア
息子のチャーリーを守ろうとするローレンス
チャーリーを追う三合会のクラリス

本作では様々な人間や組織の思惑が、複雑に絡み合う
そして、彼らが一堂に会するクライマックスの山小屋のシーンは圧巻
まさにハボック(大混乱)の様相を呈する
そんな中でも過去の罪を引きずるウォーカーは、男の悲哀を感じさせた
汚職警官である彼が、命がけでチャーリーたちを守ろうとする姿が熱い
トム・ハーディはまさにはまり役だった

まとめ

ギャレス・エヴァンスらしいバイオレンス満載の映画
トム・ハーディも熱演
凄まじい銃撃戦が見たいなら、見逃せない一作だ

Havoc (2025) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/havoc_2025
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/399906

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