Netflixオリジナル映画
シングルマザーのリサはトムという素敵な男性と知り合い、付き合うようになったが、彼がいまだにサンタクロースを信じていると知り…………
たわいもない話だが、笑いの瞬発力は高い
気楽に見られて、最後はほっこりするロマコメ
完璧な彼氏だと思っていたトムがクリスマス大好き人間と知って、リサが狼狽する姿が面白い
サンタがいるかいないかで口論になり、破局の危機を迎えるのも斬新だった（笑）
娘のエラや友人たちのキャラクターも魅力的
革新的なものはないが、安心して見られるロマコメ
サンタの存在とは何なのか？
最後には深く考えさせられる
90分と時間もお手頃
クリスマスイベント目白押しで、ホリデー気分を盛り上げてくれる
この季節に見るには悪くない一作
予告編
作品情報
作品名「彼はサンタを信じてる」（原題I Believe in Santa）
監督：アレックス・ラナリベロ
キャスト：クリスティーナ・ムーア、ジョン・デュセイ、ヴァイオレット・マッグロウ、ラテーファ・ホルダー、サチン・バット、ミッシー・パイル
上映時間：90分
製作国：アメリカ（2022年）
ざっくりあらすじ
シングルマザーのリサは弁護士のトムと知り合い、付き合うようになる。トムは素敵な男性で、娘のエラもすっかり懐いた。だが、彼には恐ろしい秘密があった。トムはクリスマス大好き人間だったのだ…………
感想（ここからネタバレ）
あそこまでクリスマス好きな相手だと、確かに辛いかも（笑）
理想の男性
リサは実力あるライターでシングルマザー
そんな彼女はクリスマスが大嫌いだった
7月4日の独立記念日
リサはイベント会場で、8歳の娘エラとはぐれてしまった
ようやく見つけたエラは、見知らぬ男性と話していた
思わずエラを引き離そうとするリサ
その男性はトムといい、迷子のエラを保護していたようだった
勘違いを謝罪し、リサは礼を言った
エラはすっかりトムに懐いていた
そのことがきっかけで、リサはトムと付き合うようになった
優しくて、スマートで、ユーモアもあるトム
職業は安定の弁護士
エラもトムのことが大好き
リサにとって、トムは完璧な男性だった
12月になった
リサは友人のシャロンと一緒に、初めてトムの家を訪れた
そこでリサは恐ろしいものを目撃した
派手なクリスマスツリー
等身大のサンタクロースの人形
部屋一面のきらびやかな飾り
トムはクリスマス大好き人間だったのだ…………
作品解説
監督は「ワイルド・ドライヴ」などのアレックス・ラナリベロ
リサ
腕利きのライター
シングルマザーで8歳の娘エラがいる
幼少時のあることがきっかけで、クリスマスが大嫌い
トムのことを理想の男性だと思っていたが…………
クリスマスまみれのトムの部屋に、愕然とするリサの姿に爆笑
演じるのは「ザッツ・アモール！」などのクリスティーナ・ムーア
トム
弁護士
アサーンというパートナーと法律事務所を構えている
優しく温厚
だが、この歳になってもサンタクロースを信じていて…………
演じるのは様々なドラマで活躍するジョン・デュセイ
リサ役のクリスティーナ・ムーアとは実の夫婦
本作の脚本も担当している
エラ
リサの8歳の娘
まだサンタクロースを信じている
トムとの仲良しっぷりが微笑ましかった
エラの今年のサンタからのプレゼントの希望はiphone
「エルフにiphoneを作る技術はないのよ」
何とか諦めさせようとするリサが面白い
エラを演じるのはヴァイオレット・マッグロウ
Netflixクリスマス・ロマコメ
この時期になるとNetflixに大量に発生するクリスマス・ロマコメ
「フォーリング・フォー・クリスマス」「クリスマス・ウィズ・ユー」「ノエルの日記」
今年も大漁だ
ロマンティック・コメディ
本作はコメディ色の強いロマコメ
完璧だと思っていた彼氏が、実はクリスマス大好き人間だった！！
くだらなくて笑ってしまう
クリスマス好きなだけならまだしも、トムはサンタクロースの存在を本気で信じていた
「一晩でどうやって世界中を回るの！？」
「彼は僕らと違う時間軸を生きている」
完全に平行線の2人
サンタが実在するかどうか、本気で議論する姿が面白い
クリスマス・イベント
クリスマスのイベントにしぶしぶ付き合うことにしたリサ
クリスマスツリーの買い出し
点灯式
クッキー焼き大会
クリスマス・キャロルの上演
そり滑り
クリスマスのイベントってこんなにあるの！？
12月のスケジュールがほぼイベントでいっぱいに
これはリサじゃなくても嫌になるかも…………
サンタクロース
ついに我慢の限界がきて、ブチ切れるリサ
2人は破局してしまう
しかし、どちらも未練たらたら
リサはトムの友人アサーンに相談する
「宗教だって証明できないけど、馬鹿にする人はいない。でもサンタクロースは別だ」
証明できないものを信じる心
それが大切だとトムは教えてくれた
リサはトムに謝る
トムもクリスマスのイベントに固執しすぎて、リサをないがしろにしたことを謝った
「愛する人と過ごす時間こそがクリスマスの魔法だ」
ラストはほっこり
お約束ならではの安心感
クリスマスのロマコメは、こういうのでいい
まとめ
鬱展開もなく、適度に笑える
キャラクターも魅力的だった
ぬるま湯にひたったような作品だが悪くない
Netflixならではの微笑ましい小品だ
Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/i_believe_in_santa
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/385885
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