映画「ジョーカー」をどう解釈するか!?(ネタバレあり) 

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映画「ジョーカー」が快進撃を続けている
全米では9350万ドルというオープニング成績で、「ヴェノム」の8,030万ドルを抜いて10月の歴代1位
日本でも初登場1位を獲得した

決して万人が好むような作品ではない
どちらかというと物議を醸す作品
そんな尖った映画がこれだけの大ヒットを記録するとは驚きである

そして、映画の内容にもファンの間で議論が沸き起こっている
この作品の真実とは何なのか?
それを自分なりに探ってみたいと思う

この記事には映画「ジョーカー」の重大なネタバレがあります
鑑賞前の人は絶対にこの先を読まないでください

ラストシーン

一連の殺人と、ゴッサムシティでの暴動
アーサー・フレックはピエロの格好をした暴徒たちに、英雄として囃し立てられる

ここからバットマンの宿敵であるジョーカーへとのし上がっていくのか

そんな風に思っていたら、次のシーンはアーカム州立病院
手錠に繋がれたアーサーが精神科医の前にいる
突然、笑いだすアーサー

「どうしたの?」
「面白いジョークを思いついたんだ」
「聞かせて」
「理解できないさ」

どうしてアーサーは捕まったのか?
何故そのシーンは描かれなかったのか?
妙な違和感を覚える場面である
この「ジョーカー」という作品全てが、精神病院にいるアーサーの妄想だったのではないか?
そう言いだすファンも出てきた

アーサーは真のジョーカーなのか?

バットマンの宿敵であり、最狂のヴィランである「ジョーカー」
ティム・バートン監督作品「バットマン」
クリストファー・ノーラン監督作品「ダークナイト」
これまで何度も描かれてきた
果たしてアーサー・フレックは真のジョーカーで、将来バットマンと壮絶な戦いを繰り広げるのだろうか?
だが、そう考えると疑問点が多い

まずアーサー・フレックとブルース・ウェインの年齢差である
バットマンことブルース・ウェインは、この作品ではどう見ても10歳にもなっていない
本当に子供だ
一方、アーサーことホアキン・フェニックスは40代
ブルースが成長してバットマンになるのは、おそらく20年は先だろう
その頃にはアーサーは60から70代
熾烈な戦いを繰り広げるには、年を取りすぎているのではないか?

もう一つの疑問点はアーサーが犯した殺人である
アーサーは生中継で司会者のマレー・フランクリンを殺害した
地下鉄事件の犯人も自分だと、TVで告白してしまっている
アーサーの身元は完全に割れている
ここから20年以上、警察から逃れられるものだろうか
バットマンと戦う前に監獄行きになりそうだが

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妄想

同じアパートに住むシングルマザーのソフィー
アーサーとソフィーは次第に接近し、やがて恋に落ちる
だが、全てはアーサーの妄想だった

また序盤で心酔するマレー・フランクリンのトークショーで、アーサーが観客席からステージに呼ばれるのを夢想する場面がある
アーサーは現実と幻想の区別がついていないのだ

この「ジョーカー」という作品は、全てアーサーの主観である
そう考えると何もかも疑わしくなってくる
クライマックスでアーサーが暴徒たちから喝さいを浴びるシーン
マレーのトークショーで喝采を浴びるのと、ほとんど同じパターンである
アーサーがトーマス・ウェインに会いに行くシーンでも、警備が厳重な中、あんな簡単に会場に忍びこめるものだろうか?
色々とアーサーに都合がよすぎる気がしてくる

様々な解釈

この作品には観客それぞれの解釈が可能である

全てが実際に起こったことで、アーサーは真のジョーカーである

アーサーはのちにジョーカーとなる人物に影響を与えた男である

実はジョーカーはすでに別にいて、アーサーはその信者である

やはり全てが妄想である

トッド・フィリップス監督はこの作品の解釈は観客に委ねると発言している

まとめ

個人的にもアーサーはバットマンと戦うジョーカーではない気がする
もしかしたら「ジョーカー」とは悪意の象徴のようなもので、受け継がれていくのかも知れない
もしくはマスクをかぶった暴徒たちの中に、のちのジョーカーがいた可能性もある
ウェイン夫妻を殺害したピエロの男
あの男も疑わしい
奴こそ真のジョーカーではないか?
どちらにしろ、とんでもない映画である
まんまと監督の手のひらの上で踊らされているようだ
様々な解釈が可能な映画「ジョーカー」
果たして真相が明かされる日は来るのだろうか?

本当に危険な映画である ここ数年では一番かも知れない アメコミ映画だと気軽なノリで見ると、精神をやられてしまいそうだ 「バットマン」シ...
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