Netflix「ロストブレット2」ネタバレ感想 相変わらずのド派手なカーチェイス!!

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Netflixオリジナルのフランス映画
2020年の「ロストブレット -窮地のカーチェイス-」の続編

Netflixオリジナルのアクション映画 大興奮!! これは面白かった 90分、中だるみなし 意表を突いた展開もあり、ラストまであっ...

身の潔白を証明したリノは、逃走した犯人アレスキを執念深く追うが…………

前作以上のド派手なアクションとカーチェイス
相変わらず熱量とテンションが凄まじい

アレスキに恩人シャラスと弟分のカンタンを殺されたリノ
復讐の鬼となったリノは、逃走したアレスキを追う
完全な前作の続きである
身体を張ったアクションとド派手なカーチェイス
やはりフランスのアクション映画は凄い
前作が好きなら、期待を裏切らない出来栄え
ドラマ部分は少し薄まった印象があるが、終盤の展開は手に汗握った
1作目を未見の人は、そちらから見た方がいいだろう

予告編

Lost Bullet 2 | Official Trailer | Netflix

作品情報
作品名「ロストブレット2」(原題Lost Bullet 2)
監督:ギヨーム・ピエレ
キャスト:アルバン・ルノワール、ステフィ・セルマ、パスカル・アルビロ、セバスティアン・ララン、ディエゴ・マルティン
上映時間:100分
製作国:フランス(2022年)

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ざっくりあらすじ

殺人犯に仕立てられたリノは身の潔白を証明するが、犯人であるアレスキは逃走したままだった。リノはジュリアと共に新たな麻薬捜査班を立ち上げ、アレスキの行方を追うが…………

前作「ロストブレット -窮地のカーチェイス-」

リノは天才的な腕前を持つ整備士だが、弟分のカンタンと宝石店の襲撃を企て警察に捕まった
しばらく経って、刑務所にいるリノを、麻薬対策班のシャラスが訪ねてきた
ヤクの運び屋を取り締まるために、整備士として協力してくれと言うのだ

麻薬対策班で整備士としてリノが働くようになって、9ヵ月が過ぎた
リノがチューンアップした車は強力で、対策班は目覚ましい成果をあげた

だがある日、リノの目の前でシャラスが対策班の仲間アレスキに撃たれる
アレスキとマルコは麻薬の横流しをしていたのだ
リノはシャラス殺害の濡れ衣を着せられ、警察から追われる羽目になり…………

Netflixオリジナルのアクション映画 大興奮!! これは面白かった 90分、中だるみなし 意表を突いた展開もあり、ラストまであっ...

感想(ここからネタバレ)

まさか続編が作られていたとは…………

復讐

リノは病院のベッドで目を覚ました
ジュリアの話によれば、リノの身の潔白は証明されたが、犯人のアレスキは妻子を置いて逃走
リノが納屋で手錠で拘束したマルコは、いなくなっていたとのことだった

麻薬対策班の班長であるシャラスと弟のカンタンを殺した犯人たちが、いまだに逃げ続けている
事件はまだ終わっていない
リノは2人の復讐を固く誓った

1年半が経ち、リノはジュリアと共に新たな麻薬対策班を立ち上げていた
ある日、リノに養母が危険な状態なので、ある場所に来て欲しいという電話があった
そこは人里離れた納屋だった
不審に思いながらリノが納屋に入ると、そこには逃げたはずのマルコがいた
リノはマルコを叩きのめし、警察署に連れ帰った
マルコを匿っていたのは上司であるモスやジュリアだった

麻薬の横流しをしていたのは、アレスキやマルコだけではない
黒幕はレス警部
しかし、上司である彼を捕まえるには証拠が足りない
アレスキとマルコの証言が必要だ
レス警部は邪魔になったマルコを始末しようとしている
そのためにモスはマルコを匿っていたのだ

そこへ数人の刑事たちが入ってきた
レス警部の命令でマルコを引き取りに来たというのだ
上司の命令には逆らえない
万事休すだ

今にも連れて行かれようとするマルコ
それをリノは力づくで阻止しようとして…………

作品解説

監督は前作に続いてギヨーム・ピエレ

本作はNetflix初のフランス映画のシリーズで、すでに3作目の製作が決定しているという

リノ

天才的な腕前の整備士
殺人犯の濡れ衣が晴れたリノは、本格的に麻薬対策班の一員となる
恩人や弟分を殺したアレスキとマルコを執拗に追う
だが、自分が上司やジュリアに騙されていたことを知り…………

復讐相手であるアレスキの妻ステラ
彼女の命を助けたことで、リノはステラと恋人関係に
この展開は予想外すぎた
演じるのはアルバン・ルノワール

ジュリア

リノの元恋人
シャラスに代わり、対策班の班長になる
マルコを匿っていることを、リノに黙っていたが…………

いまだに元恋人のリノに未練がある様子のジュリア
上司とリノの板挟みになり…………
演じるのは「ザ・スクワッド」のステフィ・セルマ

アルヴァロ

本作で初登場のスペインの刑事
シャラスとは友人だった
アレスキ逮捕のために、リノに協力する

正義感が強く、義理堅い
本作では珍しい警察官の良心のような人
リノと友情が芽生える展開が熱かった
演じるのは「REC/レック3 ジェネシス」のディエゴ・マルティン

アクション

相変わらずフランス映画の格闘シーンは凄い
本当に相手を殴っているようにしか見えない
めちゃくちゃ痛そうだ
ハリウッド映画にないワイルドさがある

このシリーズの目玉であるカーチェイスは、さらにド派手に
車が空中に吹き飛ぶシーンなど、思わず声が出た
絶対にCGとか使ってなさそう(?)
パトカーの大群がバスに突っ込むシーンも迫力があった

ドラマ

アレスキとマルコの背後には黒幕がいた
その名はアレクサンドル・レス警部
しかし、今回は名前と声だけで、姿は見せずじまい

再び警察に追われることになるリノ
怒涛の展開で勢いがあった
物語も最後までどちらに転ぶか分からず、スリリングだった

ちょっと残念なのはストーリーが完結しなかったこと
何も解決せず、モヤモヤ感が残った
シリーズ化のために引き伸ばしている印象で、前作に比べてカタルシスが弱い
ここは次作に期待するしかないだろう

まとめ

フランスのアクション映画はやはりエネルギッシュだ
その熱量で細かいことはどうでも良くなってしまう
カタルシスには欠けたが、続編は普通に楽しみ
是非ともNetflixの人気シリーズになって欲しい

Lost Bullet 2: Back for More (2022) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/lost_bullet_2
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/385513

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