Netflixオリジナル映画
優秀な弁護士ミアは恋人を殺したと疑われているカリスマ的芸術家から、弁護の依頼をされるが…………
真面目なミステリーかと思ったら、B級のセクシャル・スリラーだった
クソつまらないが、事件の真相は本気で驚いた
監督は俳優としても有名なタイラー・ペリー
タイトルから法廷ミステリーだと期待したら、全く違った
危険な依頼人に惹かれていくミア
この辺のエピソード、本気でどうでもいい
しかもカリスマ的芸術家であるマロイに、全く魅力を感じなかった
おかげで中だるみが酷い
男女の関係はどうでもいいから、もっとミステリーを見せろ
途中までは見たのを後悔するほど退屈だった
しかし、事件の真相が思わず「何それっ!?」と声に出してしまうほど衝撃的
おかげでラスト10分はかなり楽しめた
お勧めはしないが、とんでも映画が見たければ一見の価値あり
予告編
作品情報
作品名「ミアの事件簿:疑惑のアーティスト」(原題MEA CULPA)
監督:タイラー・ペリー
キャスト:ケリー・ローランド、トレヴァンテ・ローズ、ニック・サガル、ショーン・サガル、ロンリーコ・リー、シャノン・ソーントン
上映時間:120分
制作国:アメリカ(2024年)
ざっくりあらすじ
優秀な弁護士であるミアは、恋人を殺害したと噂されているカリスマ的芸術家のマロイから弁護を依頼される。悩んだ末にミアは、家族の反対を押し切って依頼を受けるが、マロイの危険な魅力に翻弄されていき…………
感想(ここからネタバレ)
途中までつまらなくて、スマホを片手に見てた…………
「ミアの事件簿:疑惑のアーティスト」
ミア・ハーパーは腕利きの弁護士
しかし、彼女は私生活では失業中の夫カルと、干渉が激しい義母アザリアに悩まされていた
その頃、シカゴではカリスマ的芸術家として知られるザイエア・マロイの恋人殺害疑惑で盛り上がっていた
ある日、事務所にアポなしでマロイが現れて、弁護を依頼してきた
ミアは事件の資料に目を通した
マロイのアトリエから恋人のハイディの大量の血液が発見された
彼女はずっと行方不明になっている
あらゆる状況証拠がマロイに不利だった
ミアは依頼を受けるか悩んだ
家に帰るとアザリアと義兄のレイが訪れていた
この事件の検事はレイが引き受けたので、ミアには依頼を受けるなというのだ
その一方的な物言いにカチンときたミアは、依頼を引き受ける決意をした
ミアは話を聞くために、頻繁にマロイのアトリエを訪れた
マロイは傲慢で、才能があり、魅力的だった
ミアは次第にマロイに惹かれていき…………
作品解説
監督・脚本はタイラー・ペリー
「マデアおばさん」シリーズなど、監督や俳優として多くの作品に関わっている
ミア・ハーパー
凄腕の弁護士
マザコンの夫と干渉の激しい義母に頭を悩ませている
著名な芸術家であるマロイの弁護を引き受ける
だが、次第に彼の危険な魅力に惹かれていき…………
演じるのは「バッド・ヘアー」などのケリー・ローランド
本作ではきわどい濡れ場も披露
Netflix映画では「ハロウィンの呪文 ~ブリッジホローは大騒ぎ!?~」に出演している
ザイエア・マロイ
カリスマ的な芸術家
プレイボーイとしても有名
恋人ハイディを殺したという疑惑の渦中にいる
ミアに興味があるようだが…………
演じるのは「ザ・プレデター」などのトレヴァンテ・ローズ
Netflix映画では「バード・ボックス」に出演
カル
ミアの夫
麻酔専門医だが失業中
重度のマザコン
ミアとの仲はギクシャクしているが…………
演じるのはショーン・サガル
セクシャル・スリラー
硬派な法廷ミステリー
見る前は、そう期待してワクワクしていた
実際はまるで違った
法廷シーンなど1秒もなし
実際は昔懐かしいセクシャル・スリラーだったのだ
完全に邦題に騙された!!(原題は「MEA CULPA」)
「ナインハーフ」「氷の微笑」「白いドレスの女」
この手の作品は危険な相手役の魅力が命
その点、この映画はダメダメ
マロイ役のトレヴァンテ・ローズには、ミッキー・ロークの1%の魅力も感じられなかった
何でこんな奴にミアが惹かれたのか分からん…………
とにかく中盤のセクシャルシーンのせいで、ミステリーの方が全く進展しない
ミアも依頼人と関係を持つとか、プロの弁護士として完全に失格
見ていて本当にイライラした
ミステリーだと思って、真面目に見ないことをお勧めする
ミステリー
ミアの夫カルの母親アザリア
こいつの存在がマジでうざい
画面に出てくるだけでイライラする
ミステリーなのに、こんな関係ないキャラ必要!?
ストレスが半端なかった
ところが事件の真相にはビックリ
「そんなのアリかよっ!?」
思わず笑ってしまうレベル
ここまで突き抜けると逆に凄い
この作品、間違いなくクソ映画なのだが、最後まで我慢して見る価値はある
B級映画愛好家なら尚更だ
ただし、字幕で見るほどの価値はないので、日本語吹き替えをお勧め
スマホなどいじりながら、気楽に見るのがいいだろう
まとめ
とんでも映画
作品の9割が退屈
ただし最後の超展開は凄い
見るならB級映画だと割り切るのがいいだろう
Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/mea_culpa_2024
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/393412
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