Netflix「花嫁のママ」ネタバレ感想 予定調和なロマコメ!!

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Netflixオリジナル映画
ロンドンから帰ってきた娘が結婚すると言い出し、ラナは驚くが…………

予定調和なロマコメ映画
笑えるところもあるが、全体的にはイマイチな出来栄え

「青い珊瑚礁」のブルック・シールズが花嫁の母親を好演
突然の娘の結婚にうろたえる姿が可笑しかった
タイのリゾートの美しい景色も見どころ
SNSなど今風の要素も取り入れられている
しかし、作品自体はイマイチな仕上がり
色々と盛り込みすぎて、とっ散らかってしまった印象
かなり薄っぺらい作品になっている
とはいえ適度に笑えるので、ロマコメ好きなら見てみてもいいだろう

予告編

Mother of the Bride | Official Trailer | Netflix

作品情報
作品名「花嫁のママ」(原題Mother of the Bride)
監督:マーク・ウォーターズ
キャスト:ブルック・シールズ、ミランダ・コスグローヴ、ベンジャミン・ブラット、レイチェル・ハリス、ショーン・ティール、チャド・マイケル・マーレイ、ウィルソン・クルーズ
上映時間:90分
制作国:アメリカ(2024年)

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ざっくりあらすじ

シングルマザーのラナは、娘のエマがロンドンから帰ってきて大喜び。ところがエマは来月、タイで結婚すると言い出した。突然のことに動揺するラナ。その上、結婚相手の父親はかつて自分を傷つけた男で…………

感想(ここからネタバレ)

タイトルから予想したものと違った…………

「花嫁のママ」

ラナは遺伝子学者で、一人娘のエマを溺愛していた
そんな愛する娘はロンドンに留学中で、ラナは寂しくてたまらなかった
ようやくエマがロンドンから帰国し、ラナは大喜び
ところがエマの口からとんでもないことを聞かされた
来月、ロンドンで知り合った相手とタイで結婚式を挙げると言うのだ
娘の思いもよらない発言に、ラナはショックを隠せなかった

一か月後、ラナは結婚式が行われるタイのリゾートを訪れた
そこでラナは娘の結婚相手であるRJと初めて顔を合わせた
2人は熱々で幸せそうだった
次にRJの父親を紹介されて、ラナは愕然とした
それは忘れもしない顔
大学時代に付き合っていたウィルだったのだ
2人は愛し合っていたが、ある日ウィルはラナの前から忽然と姿を消した
思いもよらない再会に驚く2人
ラナは結婚を中止するようにエマを説得するが…………

作品解説

監督は「ミーン・ガールズ」「スパイダーウィックの謎」のマーク・ウォーターズ

脚本は「スイッチング・プリンセス」シリーズのロビン・バーンハイム

ラナ

遺伝子学者
夫は事故で亡くなった
娘のエマを1人で育て上げ、溺愛している
突然の娘の結婚に動揺するが…………

演じるのは「青い珊瑚礁」のブルック・シールズ
突然の娘の結婚に動揺する母親をユーモアたっぷりに演じている
Netflix映画では「クリスマス・キャッスル」に出演

Netflixオリジナル映画 ベストセラー作家のソフィー・ブラウンは、スキャンダルから逃れるためにスコットランドへ赴くが、ある古城に心奪わ...

エマ

ラナの娘で1年間ロンドンへ行っていた
インフルエンサーとしても有名
RJにプロポーズされて喜んで承諾するが…………

演じるのはミランダ・コスグローヴ
「怪盗グルー」シリーズでマーゴ(三姉妹の眼鏡の子)を演じている

ウィル

RJの父親で資産家
大学時代、ラナと付き合っていた
突然の再会に、想いが再燃するが…………

演じるのは「ドクター・ストレンジ」「ブラッド・スローン」などのベンジャミン・ブラット

「花嫁のパパ」

本作のタイトルから思い出したのは、1991年に製作されたこの作品
娘の結婚に振り回される父親の姿を、スティーヴ・マーティンがユーモラスに演じている
1995年には続編も公開された

てっきり本作は「花嫁のパパ」の母親版かと思ったが、内容は全くの別物だった
正直、期待していたものと違っていてガッカリ
「花嫁のママ」というタイトルが紛らわしかった

総評

ブルック・シールズは花嫁の母親をチャーミングに演じている
ウィル役のベンジャミン・ブラットとの相性も良好
2人の掛け合いは面白かった
またタイのビーチでの結婚式も新鮮で、SNSなどを絡めたところも今風
要所要所にあるギャグも楽しかった

問題は色々と盛り込みすぎて、焦点が定まっていないところ

再会した元恋人とのもどかしい関係(若い医師との三角関係とか必要あった?)
結婚を直前に控えた母娘の関係

盛りだくさんすぎて、どっちつかずの印象になっている
終盤の様々な問題が解決していく展開も、そこに至る過程をじっくりと描いていないので興ざめ
タイトル通り、もっと母娘のドラマに焦点を絞って欲しかった
そうすれば、より心に残る作品になっていたように思う

まとめ

ロマコメと母娘のドラマ
どちらも中途半端
楽しいシーンもあったので残念
結果的には非常に薄っぺらい予定調和の作品となっている

Mother of the Bride (2024) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/mother_of_the_bride_2024
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/394903

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