【海外の反応】「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」の評価は!?

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「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」はアメリカでは、2003年にリリースされた

日本での公開は1998年8月8日

1996年に放映されたTVシリーズ「機動戦艦ナデシコ」の初の劇場版
テレビシリーズのラストから3年後が舞台となっている
西暦2201年、スペースコロニーが何者かに襲撃される事件が起きていた
ホシノ・ルリを艦長に迎えたナデシコBは、調査に乗り出すが…………

TVシリーズのファンにとって衝撃の内容だった「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」

地球と火星の戦争が終結してから3年後の西暦2201年、宇宙には平和が訪れていた
その一方でユリカやアキトは、新婚旅行中に謎の事故死を遂げていた
新しい機動戦艦ナデシコBの艦長として就任したのは、元オペレータで16才のホシノ・ルリだった

そんな中、ボソンジャンプを新たな交通手段として使用する計画「ヒサゴプラン」のコロニーが次々と襲撃される事件が発生
ルリたちはその調査で、メイン・ターミナルコロニー・アマテラスに潜入した
そんなルリの前に現れたのは、一度は彼女の保護者となったアキトの復讐鬼と化した姿だった
アキトを止めるために、ルリの呼びかけによって旧ナデシコのメンバーが集結するが…………

ホシノ・ルリを演じるのは南央美
テンカワ・アキトは上田祐司
ミスマル・ユリカは桑島法子
監督・脚本は佐藤竜雄
アニメーション制作はXEBEC

海外の評価

アメリカでは「Martian Successor Nadesico – The Motion Picture: Prince of Darkness」のタイトルでリリースされた

Trailer: Martian Successor Nadesico: Prince Of Darkness [ADV Films]

現時点でのIMDbのスコアは6.5/10
ロッテントマトの観客支持率は50%

メディアの評価

THEM Anime Reviews

コミカルだったTVシリーズと違い、映画は冒頭からシリアスな雰囲気です
ルリも昔のような皮肉屋ではありません
そして、アキトは不器用で愛すべきキャラクターから、マトリックスのエージェントのような人物に変貌しました
この変化を理解するのは難しいし、誰にも理解できないと思います
しかし、イズミがバーでギターを弾くような、昔のナデシコの雰囲気が戻ってくると、物語は救われます(これが映画全体で最高の部分です)
アニメーションとアートはTVシリーズより向上し、アクションもよく描かれています
この映画には確かに多くの努力が注がれており、作品の品質は平均以上です
残念ながら分かりにくいプロットと、何も決着がついていないという事実に失望させられました
ルリの「バカばっか」が懐かしいです
3/5

My Reviewer.com

私はこういう続編は嫌いだ
架空の人物に対する残虐行為を禁止する法律が制定されるべきである
TVシリーズのラストは曖昧だが、ロマンチックな幸福感を与えてくれた
その後にこんな残酷な展開が待っていたなんて、想像できますか?
たとえストーリーがどれほど良くても、映画体験がどれほど満足のいくものであっても、キャラクターに愛着を持っていたならば裏切られたように感じるはずです
確かに興味深いプロットであり、よくまとめられたスピンオフ映画です
しかし、このストーリーを展開するには、80分は短すぎます
また後半のTVシリーズの大量の登場人物のカメオ出演により、プロットは支離滅裂になってしまいました
最終的には誰も満足させられない映画です
5/10

Anime UK News

「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」は別名フランチャイズ・キラーと呼ばれています
1998年に公開されたこの作品は、オリジナルキャストの再会であると同時に、シリーズの完結編として機能することを意図していました
コミカルな要素を取り除き、ダークでシリアスなSFに変えることで、TVシリーズの好ましかったところを打ち消しました
アキトから人格を剥奪するという選択は、ファンが望む結末ではありませんでした
ユリカはセリフがほとんどなく、ルリが嫌味を言うことは一切ありません
それが彼女がこの作品で人気を博した主な理由であるにも関わらずです
この作品で唯一良かったのは、アニメーションの品質だけです

観客のレビュー

「ストーリーは少し混乱し不安定ですが、それでも悪くない映画です。ホシノ・ルリは素晴らしいキャラクターだ」

「これは決して作られるべきではなかった映画です。TVシリーズと映画の間のストーリーが欠落しているため、ほぼ繋がっていません。作品自体も見ていて憂鬱になります」

「愉快なアニメシリーズを、こんな憂鬱な映画に作り替えたのは凄い。この映画は1998年に発売されたセガサターン用ソフト『機動戦艦ナデシコ The blank of 3years』の直接の続編です。このゲームはTVシリーズ終了後から映画までの空白の3年間を描いています。日本でしか発売されなかったので、米国ではプレイできないのが辛い…………」

「この映画はシリーズへの素晴らしい追加です」

「私は機動戦艦ナデシコが大好きでした。アクション、ユーモア、魅力的な女の子たちが見事に融合したSFシリーズは、あまり多くありません。この映画にも興奮しました。シリーズの続編として満足です」

「この映画には残念ながら、TVシリーズの風変わりなユーモアは見当たりません。冒頭でユリカとアキトが死んだとあっさり伝えられ、観客は置いてきぼりになります(結局、2人は生きていましたが…………)。私はこの映画に騙されたと感じました。傑作と評する人もいますが、私が期待していたのはTVシリーズの奇抜さやユーモアです。あなたがナデシコTVシリーズのファンなら、この映画はお勧めしません。おそらく楽しみよりも、イライラの方が多くなるでしょう」

「私がこの映画を見たのは2003年でした。私はナデシコを見て育ち、TVシリーズのDVDボックスと一緒に映画を購入しました。TVシリーズは大好きでしたが、映画は短くて駆け足だったように感じます」

「人々がストーリーについていけないというのは理解しています。TVシリーズを見て、さらにはプレイしなければならないビデオゲームもあるようです。それは確かにクレイジーですが、私はこの映画が楽しかった。面白くて混沌としていて、アニメーションは本当に優れています」

「ナデシコからユーモアを取り去るなんて最悪」

「詰め込みすぎていて、TVシリーズと比較すると残念な出来」

「この映画を評価するのは本当に難しい。TVシリーズと映画の間のギャップを埋めるストーリーが未翻訳のセガサターンゲームであるため、非常に分かりにくいものになっている。ただし、アニメーションは素晴らしく、全てのキャラクターを高品質でもう一度見ることができて嬉しかった。ナデシコのファンなら一見の価値があります」

「TVシリーズと映画、どちらも素晴らしかった。90年代のカルト的アニメです」

「再び仲間たちが集結するストーリーが大好きです。ロボットはめちゃくちゃ格好良かった」

「あなたがシリーズのファンなら、この映画を楽しめるはずです。TVシリーズと比較して、映画のアニメーションは別次元でした」

「ユリカは映画では最後の5分まで出てきません。何てことだ…………」

「もし私が事前にセガサターンゲームの概要を読んでいなかったら、この映画は完全に理解できなかったでしょう。興味深いアイデアはたくさんあるのですが、詰め込みすぎで混沌としています」

「ナデシコが好きなら、この映画は避けてください。TVシリーズは楽しかったですが、この映画はただ憂鬱なだけです。製作者は間違って、エヴァンゲリオンの映画を作ってしまったんだと思います」

「機動戦艦ナデシコは素晴らしいTVシリーズですが、映画は必要なかった」

「私はナデシコのTVシリーズはあまり好きではなかったが、映画は気に入った。あの独特のギャグが苦手だったが、映画はシリアスで見やすくなっている。そして、アニメーションやビジュアルが本当に素晴らしい。わずか1時間20分なのが残念」

「最初に何が起こっているかについての説明がほとんどなく、非常に混乱します。にもかかわらず、私は映画を楽しむことができた。アニメーションは1998年にしてはかなり良いです」

「このナデシコ映画はシリーズの楽しい側面を維持しながら、アクションとシリアスなテーマを拡張して、バランスの取れた体験を作り出しています。アキトの戦闘シーンは驚異的でした」

「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」をAmazonビデオで視聴

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コメント

  1. 匿名 より:

    TVシリーズも表面上は緩いシーンが出てくるだけで、ずっと背景には宇宙人の遺跡という巨大利権を奪い合う暗闘があって、映画ではルリを主役にするために、その見せ方が多少変わっただけなんだけどな
    この程度が伝わらないものなのだろうか、

  2. 匿名 より:

    今ちょうどyoutubeで公式が動画公開してるから久しぶりに見たけど
    改めて思うのは当時の悪い意味でのオタク臭さが凄まじい
    今たとえ狙って作ったとしてもこのノリは出せんわ

  3. 匿名 より:

    え、こんな文句ばっかりなの?
    同じくYouTubeで観たけど楽しめたよ。

  4. 匿名 より:

    仲間由紀恵の黒歴史

  5. 匿名 より:

    まあ結局何も解決してないってのは同意だわな
    ウケたら続編作るつもりだったろうけどコケたね

  6. 匿名 より:

    コケたんじゃなくて 確か権利持ってる監督と角川が揉めたんじゃなかったっけ?

  7. 匿名 より:

    まぁこの評価は妥当だと思うな
    ストーリーは中途だったし
    表面上だろうと作品の雰囲気変えたらTVシリーズが好きな人これは受け入れ無いだろうしね(自分は映画の雰囲気の方が好きだけど)
    色んな意味で中途半端だった

  8. 匿名 より:

    ルリルリ「だってあのひとは大切な人だから」に被ってED「Dearest」が流れます。松澤由美氏のせつない歌声が印象的でした。至高のラヴソング。演奏のドラムとギターがまたいい。ストーリィは私にとっては難解で理解していません。解説のための続編たのみますよ。映画「2010年」みたいに。