2018年最大の爆死作「Robin Hood」こと「フッド ザ・ビギニング」が日本で公開決定!!

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以前にこういう記事を書いた

11月22日はアメリカでは感謝祭(サンクスギビングデー)の祝日 その前日の21日の水曜日に、話題の映画が競って公開された その中で華々し...

この記事では2018年最大の爆死作は「Robin Hood」であると紹介した
「Robin Hood」は日本で公開するのか?
気にはなっていたが、さっぱり音沙汰がないので忘れかけていた
それから半年
なんと「Robin Hood」は「フッド ザ・ビギニング」と名前を変えて今さら日本で公開することが決定した
全米で公開されたのは2018年の11月21日
日本での公開は2019年10月
さすがに遅すぎ!!

「フッド ザ・ビギニング」とは?

『フッド:ザ・ビギニング』予告編

「Robin Hood」こと「フッド ザ・ビギニング」レオナルド・ディカプリオが製作を担当
今までもケビン・コスナーやラッセル・クロウ主演で、何度も映画化されてきた
本作ではあのロビン・フッドが誕生するまでの前日譚が描かれる
製作費1億ドルの超大作である

主演のロビン・フッドは「キングスマン」シリーズのタロン・エガートン
元々は敵同士だったが共通の目的のために手を組むジョン役にジェイミー・フォックス
監督はTVドラマで主に活躍してきたオットー・バサースト

何の苦労も知らずに穏やかに暮らしていた領主のロビン・ロクスリーは、十字軍に召集されて戦地へ赴いた
それから4年
激戦の中を生き抜き、ようやく故郷へ辿り着いたロビンは愕然とする
知らない間に戦死届が出され、領地や財産が没収されていたのだ
領民も恋人も全てを失ったロビン
そこに海を渡って潜入してきた敵の狙撃手ジョンと再会する
ジョンはある目的のためにロビンに協力し、彼を領主の座へと返り咲かせる
やがてロビンは国を思うがままに動かそうとする教会に反旗を翻し、頭巾をかぶった謎の男として、領民が搾取された金を盗み彼らに還元するようになった
英雄ロビン・フッドの誕生だった………………

評価

メタスコアは33点(100点満点)
ロッテントマトの批評家支持率は15%、観客支持率は42%
全体的に壊滅的だった

レビューでも散々な言われよう

「衣装、脚本、演技、全てがひどい」

「義賊ロビン・フッドはあなたの2時間を奪う」

「ジェイミー・フォックスは出演する映画を間違えた」

「この映画のことは忘れて、次の『ロビン・フッド』映画を待ちましょう」

ローリング・ストーン誌が選ぶ2018年のワースト映画10本で、「フッド ザ・ビギニング」は4位

2019年のラジー賞では、作品賞、最低リメイク賞、助演男優賞(ジェイミー・フォックス)にノミネートされたが、ウィル・フェレルの「Holmes and Watson」が圧勝したため、惜しくも受賞は逃した

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興行成績

「フッド ザ・ビギニング」が公開されたのは2018年11月21日、感謝祭(サンクスギビングデー)の祝日の前日だった
その日はディズニー・アニメ「シュガー・ラッシュ」の続編「シュガー・ラッシュ:オンライン」、「クリード チャンプを継ぐ男」の続編「クリード 炎の宿敵」と話題作が競うように公開された
1位は「シュガー・ラッシュ:オンライン」で8447万ドルという歴代2位の素晴らしい成績
2位は「クリード 炎の宿敵」で5,580万ドルという前作を上回る好成績だった
こうして2018年の感謝祭の週末は過去最高の興行収入をもたらした

そして「フッド ザ・ビギニング」はというと初登場7位
製作費1億ドルに対して、オープニングがわずか1420万ドルという惨憺たる成績だった
「フッド ザ・ビギニング」のアメリカでの最終的な興収は3082万ドル
ワールドワイドでは8478万ドル
全世界でも1億ドルにも届かなかった
専門家によると「フッド ザ・ビギニング」によるスタジオの損失は、8,370万ドルと計算されている

「フッド ザ・ビギニング」が爆死した要因は以下のことが挙げられている

批評家の作品への低評価

「ロビン・フッド」はすでに何度も映画化されていて、観客はもう興味がない
2010年にラッセル・クロウ主演でリドリー・スコットが監督した「ロビン・フッド」も売り上げは芳しくなかった

古臭い古典を再起動するのは、非常に難しい
「キング・アーサー」や「PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~」も爆死した

まとめ

どうして今になって「フッド ザ・ビギニング」を日本で公開するのか?
すっかりビデオスルーされるかとばかり思っていた
考えられる最大の原因は一つ
タロン・エガートン主演の「ロケットマン」が8月23日に、日本で公開されるからだ

これはエルトン・ジョンの波乱万丈の半生を描いた作品
エルトン・ジョンを演じたタロン・エガートンの演技が、批評家から絶賛されている
上手くいけば日本でも「ボヘミアン・ラプソディー」のような大ヒットになるかも知れない
その勢いに乗って10月に「フッド ザ・ビギニング」を公開し、動員を伸ばす
そういう狙いかも知れない
それにしても世界から遅れすぎているとは思うが

「フッド ザ・ビギニング」は予告編を見ると、普通に面白そうにも見える
ケビン・コスナーの「ロビン・フッド」が大好きなので、細かいことを気にしなければ楽しめそうな予感
世界では爆死したが日本ではどうなるか
結果が気になるところだ

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