Netflix「パシフィック・リム: 暗黒の大陸」ネタバレ感想 イェーガーと怪獣のバトルに興奮!!

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あの「パシフィック・リム」をNetflixがアニメ化!!
KAIJUにより壊滅状態になったオーストラリア
行方不明の両親を探すため、2人の兄妹は放置されていたイェーガーで旅立つが…………

イェーガーとKAIJUのバトルに大興奮!!
アニメーションのクォリティはかなり高い

あまり期待していなかったのだが、予想以上の出来栄え
アニメでここまでやれるとは思わなかった
ストーリーは続編というより、スピンオフといった印象
あくまで主人公である2人の兄妹を中心に進み、小ぢんまりした感じだった
KAIJUとイェーガーのバトルももっと見たかったが、物語はこれからというところで終わったので、今後に期待
とはいえ映像のクォリティは素晴らしい
ギレルモ・デル・トロ監督が手がけた至高の1作目に比べると物足りないが、再び「パシフィック・リム」世界を堪能できて嬉しかった
ファンならぜひ押さえておくべきだろう


予告編

『パシフィック・リム: 暗黒の大陸』予告編1 – Netflix

作品情報
作品名「パシフィック・リム: 暗黒の大陸」(原題Pacific Rim:The Black)
共同制作:クレイグ・カイル、グレッグ・ジョンソン
キャスト:小林裕介、下田屋有依、水瀬郁、下山田綾華
全7話
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
製作国:アメリカ(2021年)

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ざっくりあらすじ

オーストラリアはKAIJUの襲撃により、壊滅状態にあった。2人の兄妹は両親を探すため、放置されていたイェーガーで旅立つが…………

「パシフィック・リム」シリーズとは?

次々と襲撃してくる怪獣“KAIJU”に、人類は巨大ロボット「イェーガー」で立ち向かう
ギレルモ・デル・トロ監督の2013年の超大作である
日本の怪獣映画やマンガ、アニメへの愛が詰まった一作だった

2018年には続編である「パシフィック・リム: アップライジング」が製作されている

全国5000万の「パシフィック・リム」ファンのみんな(数字適当すぎだろ 俺たちのイェーガーが帰ってきたよ!! そして、俺たちのKAI...

感想(ここからネタバレ)

お馴染みのテーマ曲が使われてないのは残念

暗黒大陸

オーストラリアはKAIJUに襲撃された
人類はイェーガーで立ち向かったが、苦戦を強いられた

テイラーヘイリー兄妹と他の子供たちが乗ったバスは、1体のイェーガーに助けられた
そのイェーガーには兄妹の両親が乗っていた
子供たちを安全な洞窟に隠すと、両親はイェーガーで救助を求めに行った
「必ず帰ってくる」という言葉を残して

5年の月日が経った
兄妹と子供たちは成長し、いまだに洞窟で暮らしていた
両親は帰って来なかった
それでもテイラーは信じて待ち続けた
妹のヘイリーは「2人とも死んだに決まってる」と言い放ち、喧嘩になった
怒ったヘイリーは洞窟を飛び出していった

ヘイリーがトボトボと歩いていると、急に地面が陥没し、穴に落ちた
そこは格納庫だった
一体のイェーガーが目の前にあった
舞い上がってコクピットに乗り込むと、AIのロアが話しかけてきた
ヘイリーは調子に乗って、自分はパイロットだと答えた
そこにテイラーがヘイリーを探しに来た

「訓練を開始。格納庫を開きます」

ロアがそう言うと、周囲にけたたましい音が鳴り響いた
その音がKAIJU「コッパーヘッド」を呼び寄せた
テイラーとヘイリーはやむを得ず、その訓練用イェーガー「アトラス・デストロイヤー」で、KAIJUに立ち向かうことになったが…………

作品解説

製作総指揮のクレイグ・カイルは、「マイティ・ソー バトルロイヤル」などマーベル作品をいくつも手がけている

アニメーション制作は「Levisu-レビウス-」、「亜人」などのポリゴン・ピクチュアズ
「GODZILLA」3部作も手がけているだけあって、KAIJUの迫力は素晴らしかった

テイラー・トラヴィス CV.小林裕介

イェーガーパイロットの訓練生
両親から妹のヘイリーのことを託された
そのため少し過保護なところがある
慎重な性格
絶対にヘイリーのことを守ると誓っているが…………

ヘイリー・トラヴィス CV.下田屋有依

テイラーの妹
幼い頃は泣き虫だったが、勝気な性格に育った
慎重で外の世界に出ていこうとしない兄のことを、不満に思っている
ひょんなことから彼女が放置されたイェーガーを見つけたことで、物語が動き出す…………

坊や

研究所で兄妹が発見した謎の少年
言葉が喋れない
ヘイリーに懐いている
何か秘密があるようだが…………

メイ CV.下山田綾華

トラヴィス兄妹が出会った女戦士
シェーンという男に服従している
冷酷に見えるが、面倒見がいい
テイラーと共にイェーガーに乗り込むことになるが…………



イェーガー

対KAIJU用として開発された人型ロボット
操縦には神経とマシンを接続する「ドリフト」という方法を取り、2名のパイロットが必要
2人の意識を同調させるため、親密度も重要である
荒廃した大陸ではイェーガーは非常に貴重で、人々は喉から手が出るほど欲しがっている

本作でトラヴィス兄妹が乗り込むのは「アトラス・デストロイヤー」という訓練用イェーガー
そのため武装されていない
凶悪なKAIJU相手に、武器なしでどう戦うか?
兄妹は苦戦を強いられることになる

KAIJU

次元の割れ目から現れる巨大生命体
1から5までのカテゴリーでクラス分けされている
KAIJUの出現で世界は荒廃した
本作では小型のKAIJUなども登場

「コッパーヘッド」
カテゴリー4のKAIJU
テイラー達の村を襲った
その後もたびたび兄弟の前に姿を現す

アニメーション

「パシフィック・リム」シリーズは巨大ロボットものを、実写でやったことに大きな意義があった
そのためアニメ化には懐疑的だった
しかし、この「パシフィック・リム: 暗黒の大陸」は予想以上のクォリティとなっていた

イェーガーやKAIJUの巨大さや重量感が、とてもよく表現されていた
バトルも大迫力
アニメーションでイェーガー対KAIJUを、ここまで描けるとは驚いた
さすがに「シドニアの騎士」など多くの作品を手掛けるポリゴン・ピクチュアズ
映像の質は総じて高かった
アニメ化の意義は大いにあったと言えるだろう

ストーリー

冒頭からKAIJUとイェーガーの激しいバトル
かなりテンションが上がった
掴みはバッチリだ

だが、本編は小ぢんまりした印象
あくまで物語の中心はトラヴィス兄妹のサバイバル
全人類の命運を賭けたバトルのような盛り上がりはなかった
またいきなり一緒に育ってきた村の仲間が全滅するなど、ところどころに鬱展開
ユーモアも少なく、全体的に生真面目なタッチだった
ギレルモ・デル・トロ監督が手がけた至高の一作目と比べると、色々と物足りなかった
この辺りは好みが分かれるかも知れない

まとめ

物足りない部分もあったが、まだまだ物語は序盤といった感じ
ストーリーは今後に期待といったところ
とにかくアニメーションの質は高い
「パシフィック・リム」シリーズが復活を遂げただけでも、本当に嬉しかった


Pacific Rim (2021– ) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/tv/pacific_rim_the_black/s01
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/374517

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