クエンティン・タランティーノ監督作品 おすすめランキングTOP10!!

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クェンティン・タランティーノ監督の最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が、8月30日に日本でも公開される
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターが共演する話題作だ

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』予告 8月30日(金)公開

1969年のハリウッドを舞台とした本作
ハリウッドの最後の黄金時代に俳優としてもがく主人公と、実際にあったシャロン・テート殺害事件を絡めて描く
第72回カンヌ映画祭で上映され、絶賛されている

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クェンティン・タランティーノとは?

元ビデオショップの店員で、数えきれないほどの映画を見てきた
日本映画や香港映画などにも造詣が深い

初めてクェンティン・タランティーノの名を意識したのは、やはり「レザボア・ドッグス」
とにかく衝撃だった
見る前は普通のギャングものを想像していたのだが………………

時間を自由自在に操る大胆な構成
本筋と関係ない無駄な(でもリアルな)会話
ブラックなユーモア
スタイリッシュな映像
突発的な暴力

ただのB級監督じゃない!!
すぐにこの新人監督に夢中になった
それ以来、クェンティン・タランティーノは彼しか作れないオンリーワンの作品を撮り続けている

クェンティン・タランティーノ監督作品TOP10

評価の基準は現時点でのIMDb(INternet movie datebase)のスコアとロッテントマトの批評家支持率と観客支持率の合計点である

第10位「フォー・ルームス」(1995年) 151ポイント

4人の監督からなるオムニバス
大みそかの夜、あるホテルでの4つの部屋の騒動を描く
タランティーノは自身が主演した「ハリウッドから来た男」を担当
全編の狂言回し的役割のベルボーイを、タランティーノ作品常連のティム・ロスが演じた
正直、作品の完成度は高くないが、見どころは多い
ロバート・ロドリゲスとタランティーノのエピソードは面白かった
ファンなら見ておくべき

第9位「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007年) 207ポイント

2本立て映画「グラインドハウス」の1編を、カットされたシーンを加えて、1本の作品としたもの
そのため女の子たちのたわいもない会話が延々と続く
それも悪くないが、2本立てバージョンを見てみたい
この作品は殺人鬼スタントマン・マイクを演じたカート・ラッセルの怪演が見もの
70年代から80年代のB級映画のオマージュで嫌いじゃない
カーアクションも迫力

第8位「ヘイトフル・エイト」(2015年) 228ポイント

大雪で閉ざされたロッジで繰り広げられる密室ミステリー
同じ西部劇でも「ジャンゴ 繋がれざる者」とはかなり趣を変えてきた
とにかくこの作品は緊迫感が凄い
サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リーと役者も曲者ぞろい
意外なストーリー展開が楽しめる

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第7位「キル・ビル」(2003年) 246ポイント

タランティーノの4作目の監督作品
本来は1本の作品となるはずだったが、長くなりすぎて前後編になった
これはその前編
結婚式を襲撃したビルとその配下への復讐劇
ヒロインのザ・ブライドを演じるのはユマ・サーマン
本作ではタランティーノの日本映画や香港映画への愛が炸裂
敬愛する千葉真一も出演
もはやプライベート映画のノリである
クライマックスの延々と続くチャンバラは凄まじい

第6位「ジャッキー・ブラウン」(1997年) 247ポイント

タランティーノ作品としては珍しく原作付き
原作はタランティーノが崇拝する作家エルモア・レナード「ラム・パンチ」
タランティーノはエルモア・レナードに「俺はあなたの小説を映画化するために監督になった!!」と語った
70年代ブラックスプロイテーションのスターであるパム・グリアが主演
サミュエル・L・ジャクソン、マイケル・キートン、ロバート・デ・ニーロとキャストも豪華
曲者ぞろいの作品である
演出もかなり渋い
タランティーノの確かな力量が感じられる

第5位「キル・ビル Vol.2」(2004年) 253ポイント

「キル・ビル」の後編
アクションは抑え目になり、ラブストーリーがテーマ
そのため演出も抑制されたものとなっている
今回はマカロニウエスタンと香港カンフー映画への愛情が炸裂
クライマックスのビルとの静かな対峙が白眉
切なく記憶に残る名場面となった
タランティーノは「Vol.3」の構想もあるというが、実現するのか?

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第4位「イングロリアス・バスターズ」(2009年) 259ポイント

ブラッド・ピット主演
タランティーノ初の戦争映画
冒頭から緊迫感が凄まじい
サスペンス演出はタランティーノの新たな境地
ナチス親衛隊大佐を演じたクリストフ・ヴァルツが素晴らしい
彼はこれでアカデミー助演男優賞を受賞

第3位「ジャンゴ 繋がれざる者」(2012年) 261ポイント

クェンティン・タランティーノ、念願の西部劇
当時の黒人奴隷が置かれた過酷な状況を、復讐劇としてエンターテイメントに仕上げた
1966年のマカロニ・ウェスタン「Django」(邦題、続・荒野の用心棒)からインスピレーションを得ており、同じ主題歌が使われている
アカデミー脚本賞を受賞
クリストフ・ヴァルツが「イングロリアス・バスターズ」に続いてアカデミー助演男優賞の快挙
レオナルド・ディカプリオが非道な農園領主を憎々しげに演じている
黒人なのに黒人を差別するサミュエル・L・ジャクソンのキャラクターが凄い
銃撃戦も迫力

第2位「レザボア・ドッグス」(1991年) 268ポイント

クェンティン・タランティーノ、衝撃の監督デビュー作
一見、ただのギャング映画だが時系列を自在に組み立てた脚本が凄い
キャストもハーベイ・カイテルを始めはまり役
黒いスーツに身を包んだ男たちが格好いい
当時、もっともイケてる映画だった
ハードなバイオレンス映画でありながら、ユーモアのセンスも抜群
本筋と関係ない無駄話など、すでにスタイルが完成されている
1作目にして世界にその名を轟かせた

第1位「パルプ・フィクション」(1994年) 277ポイント

第1位はやはりこれだった
カンヌ映画祭グランプリを受賞
文句なしのタランティーノ最高傑作!!(個人の感想です)
大勢のキャラクターと時間軸を自由に操る脚本が見事
ジョン・トラボルタの復活作となったことでも印象深い
無駄話、ユーモア、突発的な暴力、映画愛
全てがここに詰まっている
チープなエピソードの寄せ集めなのだが、それをここまでドラマチックに見せるとは
もはや神業
独創性ではピカイチ

番外「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019年) 240ポイント

現時点での「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のポイントは240
TOP10では8位あたり
批評家からは絶賛されているが、観客の支持はちょっと落ちるようだ
どちらにしろ楽しみ

まとめ

オムニバスも入っているので、純粋なTOP10とはいえないかも
だが、ランキング的にはなかなか納得のいく結果だった
面白い作品が多いが、改めて初期の「レザボア・ドッグス」と「パルプ・フィクション」は衝撃的だったと再確認
またギャング映画も見てみたい
CGやスーパーヒーロー映画が人気を占めている昨今、これだけの作家性を持ち客を呼べる監督は希少である
10本で引退と言っているが、これからも映画界をタランティーノ節で席巻して欲しい

個人的なクェンティン・タランティーノ作品のTOP10

第1位「パルプ・フィクション」
第2位「レザボア・ドッグス」
第3位「ジャンゴ 繋がれざる者」
第4位「イングロリアス・バスターズ」
第5位「ヘイトフル・エイト」
第6位「ジャッキー・ブラウン」
第7位「キル・ビル Vol.2」
第8位「キル・ビル」
第9位「デス・プルーフ in グラインドハウス」
第10位「フォー・ルームス」

いよいよ8月30日にクエンティン・タランティーノ監督の最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が公開される 本作...
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