Netflix「レベッカ」ネタバレ感想 ヒッチコックの名作を再映画化!!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Netflixオリジナル映画
あのヒッチコックの名作「レベッカ」の再映画化
イギリスの富豪と結婚した主人公は、彼の屋敷へやってくる
だが、そこは亡くなった前妻であるレベッカの影が至る所に残っていて…………
思ったより悪くない出来
後半は普通に面白かった

リリー・ジェームズは魅力的
ダンバース夫人を演じるクリスティン・スコット・トーマスも貫禄があった
とにかく画面がゴージャス
屋敷の豪華さには驚いた
ストーリーはかなりメロドラマとしての側面が強調されている
そのためヒッチコック版にあった神秘性や恐怖が薄れているのは残念
この辺りは好みが分かれるところだろう
映画館に行くほどではないが、Netflixで追加料金なしに見る分には文句なし
ヒッチコック版を見ていない人なら、けっこうな満足感を得られるだろう


予告編

作品情報
作品名「レベッカ」(原題Rebecca)
監督:ベン・ウィートリー
キャスト:リリー・ジェームズ、アーミー・ハマー、クリスティン・スコット・トーマス、キーリー・ホーズ、アン・ダウド
上映時間:123分
製作国:アメリカ(2020年)

スポンサーリンク
PC レスポンシブ

ざっくりあらすじ

「わたし」はイギリスの大富豪マキシムと出会い、恋に落ちる。彼は妻を亡くしたばかりだった。2人は結婚して、イギリスの彼の屋敷マンダレイへ移った。しかし、そこは前妻であるレベッカの影が至る所に残っていて…………

感想(ここからネタバレ)

ストーリーがちょっとうろ覚えだった
おかげで新鮮に楽しめた

マンダレイの屋敷へ

ヴァン・ホッパー夫人の付き人であるアメリカ人の「わたし」は、モンテカルロのホテルでイギリス人の大富豪マキシム・ド・ウィンターと出会う
彼は1年前に前妻を亡くしていた
2人はすぐに恋に落ちた
マキシムは結婚を申し込み、「わたし」は承諾した

ヨーロッパを旅行した後、「わたし」はマキシムと共に彼のマンダレイの屋敷へとやって来た
大勢の使用人が出迎えた
その中に使用人たちを取り仕切るダンバース夫人がいた
彼女は亡くなった前妻であるレベッカの付き人だった

広大で豪華な屋敷
数えきれないほどの使用人
庶民である「わたし」はただ圧倒された
それでもささやかながら女主人として、やっていこうと決めた
しかし、ダンバース夫人の態度は冷たかった
彼女の心はいまだに前の女主人、レベッカに仕えているのだ

屋敷のいたるところにレベッカの影が見え隠れしていた
美しくて、誰からも好かれた人気者
マキシムが愛した人
1年前のヨットの事故で亡くなったらしい
「わたし」がレベッカのことを訊ねても、マキシムはいっさい話そうとしない
思い切って「わたし」は屋敷の中で手がかりを探すのだが…………

「レベッカ」(1940年版)

イギリス人作家ダフニ・デュ・モーリエの「レベッカ」が原作
イギリスで名をはせていたアルフレッド・ヒッチコックの渡米1作目
第13回アカデミー賞にてアカデミー賞最優秀作品賞を受賞した名作である
「わたし」を演じたのはジョーン・フォンテイン
ローレンス・オリヴィエがマキシムを演じた

トリュフォーの「ヒッチコック映画術」によると、ヒッチコック自身はこの作品をあまり気に入っていなかったようだ
アメリカでの初めての作品ということで、あまり自由にやれなかった
特にユーモアが欠けているのが致命的だという
本作はヒッチコックにとって唯一のオスカー作品だったが、「この賞はプロデューサーのセルズニックが獲ったものだ。わたしではない」と語った

リリー・ジェームズ

主人公であるアメリカ人の「わたし」を演じる
両親を亡くし、付き人をやっている
マキシムと恋に落ち電撃結婚
心構えもないまま屋敷の女主人になるが…………

「シンデレラ」「ベイビー・ドライバー」で有名なリリー・ジェームズ
慣れない屋敷の生活
前妻レベッカの影
精神的に追い詰められるが、やがて逞しく成長していく

アーミー・ハマー

妻を亡くした富豪
いまだにレベッカのことを忘れられない
彼女のことになると、頑なに口を閉じるが…………

アーミー・ハマーは「ローン・レンジャー」でジョニー・デップと共演
Netflixのホラー「ワウンズ: 呪われたメッセージ」でも主演している

Netflixのホラー映画 正直言って、つまらなかった 全編に渡ってゴキブリが出てきて、生理的に無理 物語も思わせぶりなだけで、全く進...

クリスティン・スコット・トーマス

「レベッカ」と言えばダンバース夫人
ヒッチコック版は本当に怖かった
本作のダンバース夫人もなかなかの貫禄
少し人間味を感じさせるものとなっている

リメイクの意義

「サイコ」、「ダイヤルM」
ヒッチコック作品はよくリメイクされる
「レベッカ」は厳密には原作を新たに映画化したものだが、やはりヒッチコック版の影響は感じられる

基本的には名作映画のリメイクには懐疑的である
オリジナルを超えることはほとんどないからだ
そういう意味でこの「レベッカ」も、不安感の方が大きかった

しかし、ヒッチコック版が公開されたのは1940年
およそ80年前だ
もちろん白黒だし、画質も良くない
正直言って、新規の人には勧めにくい
そう考えるとリメイクする意義は、十分にあったかも知れない

作品の評価

映像がゴージャスでカラフル
ここまで振り切って、逆に良かったかも知れない
別物と割り切ることが出来た

庶民のそそっかしい娘が、ハンサムな富豪に見初められる
ヒッチコック版もそうだが、リメイク版はさらにメロドラマ色が強い
女性向けという感じで、前半はちょっと退屈だった
だが、物語が佳境に入ってからは、かなり楽しめた
どんでん返しもあり、初見の人は十分に満足できるだろう

ヒッチコックは「レベッカ」の主役はこの屋敷だと語った
つねに靄がかかった幻想的な光景
屋敷を支配するレベッカの亡霊
ヒッチコック版はゴシック・ホラーとしての趣もあった
それに比べると2020年版は、全てが鮮明すぎて想像力を働かせる余地がない
やはり作品のムードや完成度は、ヒッチコック版が優っていると感じた

まとめ

名作のリメイク
難易度が高いが、かなり健闘している印象
ヒッチコック版に思い入れがなければ、普通に良作
見比べてみるのも面白いだろう


Rebecca (2020) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/rebecca
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/373989

スポンサーリンク
PC レスポンシブ

ブログTOP

関連記事
スポンサーリンク
PC レスポンシブ
PC レスポンシブ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする