Netflix「REBEL MOON ー パート2:傷跡を刻む者」ネタバレ感想 絶望的な戦い!!

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2023年12月に配信された「REBEL MOON: パート1 炎の子」の続編が登場
ノーブル提督率いる戦艦が惑星ヴェルトに迫り、コラやレベルズは迎え撃つが…………

仲間たちのキャラクターが掘り下げられて、より魅力的になった
後半はノンストップの壮絶な戦いが描かれる

帝国軍がヴェルトに到着するまで残り5日
前半は戦いの準備が描かれる
静かな展開だがキャラクターが掘り下げられ、そのおかげで後半が盛り上がった
ヴェルトを守るための絶望的な戦いに、戦士たちが挑む姿は熱かった
ザック・スナイダー監督だけあって、戦闘シーンはさすがの迫力
大軍を迎え撃つための戦略も面白かった
またコラとガンナーのラブストーリーも見どころ
インスパイアされたという「七人の侍」のような深みはないが、頭空っぽにして楽しめる
パート1を鑑賞済みなら、見ておくべきだろう

予告編

『REBEL MOON — パート2: 傷跡を刻む者』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「REBEL MOON ー パート2:傷跡を刻む者」(原題Rebel Moon: Part Two – The Scargiver)
監督:ザック・スナイダー
キャスト:ソフィア・ブテラ、ジャイモン・フンスー、エド・スクライン、アンソニー・ホプキンス、ミヒウ・ハウスマン、ペ・ドゥナ、レイ・フィッシャー
上映時間:123分
制作国:アメリカ(2024年)

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ざっくりあらすじ

前作でコラが倒したはずのノーブル提督は、一命をとりとめていた。彼が率いる戦艦が、惑星ヴェルトに迫っている。コラとレベルズは村人たちと共に、戦いの準備を備えたが…………

感想(ここからネタバレ)

2部作がついに完結…………

前作「REBEL MOON: パート1 炎の子」

強大な軍事力を持つ帝国マザー・ワールドが支配する銀河
辺境にある惑星ヴェルトの小さな村で、コラは平穏に暮らしていた
しかし、ある日突然ノーブル提督率いる帝国の軍勢が、村を襲撃してくる
コラは村を守るため、帝国と闘う戦士を探して、宇宙へ旅立つが…………

Netflixオリジナル映画 故郷の村に侵攻してきた帝国に対抗するため、コラは戦士を探して宇宙へ旅立つが………… どこか懐かしい印象...

「REBEL MOON ー パート2:傷跡を刻む者」

ノーブル提督を倒して、コラガンナーレベルズ(反逆者たち)の面々は、惑星ヴェルトへ辿り着いた
コラは戦士たちを集めたが、ノーブルが死んだことで、ヴェルトの危機は去った

ところがノーブルは一命をとりとめていた
ノーブル率いる帝国軍は、惑星ヴェルトに向かっていた
到着まで残り、わずか5日
戦力差は圧倒的だ

タイタス将軍の指揮のもと、レベルズや村人たちは一致団結
穀物を収穫して、戦闘に備えた
絶望的な戦いになる
だが、降伏するつもりはなかった
コラや戦士たちは決死の覚悟で、戦いにのぞんだが…………

作品解説

監督は「300 スリーハンドレッド」「ジャスティス・リーグ」のザック・スナイダー

本作はアメリカでは、2024年4月12日に一部の劇場で1週間限定で公開された

コラ

元帝国軍兵士
スカーギヴァー”傷跡を刻む者”と呼ばれている
摂政バリサリウスの養女で、かつてはイサ姫の護衛をしていた
パート2ではコラの秘められた過去が明かされる

演じるのは「キングスマン」「アトミック・ブロンド」のソフィア・ブテラ

ガンナー

戦士探しに同行した村人
戦闘の経験はないが勇気がある
パート2ではコラと愛し合うようになる

演じるのは「ゲーム・オブ・スローンズ」のミキール・ハースマン

タイタス将軍

レベルズの1人
帝国の元将軍で、今は酒浸り
かつて部下たちを帝国に殺され、復讐を誓っている

タイタスは「七人の侍」の島田勘兵衛のようなポジション
演じるのは「アミスタッド」「ブラッド・ダイヤモンド」などのジャイモン・フンスー
本作では志村喬を彷彿とさせる好演

レベルズ(反逆者たち)

パート2ではレベルズのメンバーのそれぞれの過去が描かれる
おかげでよりキャラクターに感情移入することが出来た
帝国に息子を殺されたサイボーグ剣士ネメシスが、村の子供と交流するシーンは感動的
村人たちを守って散る姿も印象的だった

また本作ではコラとガンナーが惹かれ合う様子も描かれる
孤独だったコラは初めて人を愛するようになる
ガンナーはすごくいい奴なので、非常に好ましいカップルだった
しかし、そんな2人には過酷な運命が待ち受ける

戦い

本作の前半は惑星ヴェルトでの日常
主に穀物の収穫や戦闘の準備が描かれる
比較的静かな展開だが、後半の激しい戦闘との落差が効果的だった

ただし、村人たちの描写は物足りないところがあった
「七人の侍」では村人(農民)は侍とは相いれない存在
そんな村人たちの弱さや卑怯さ、したたかさが描かれた
そのことが作品の深みを増したのだが、本作では村人の描写はあっさりしたもの
ほとんどモブとして描かれている
人間ドラマとしては残念に感じた

とはいえ後半の帝国との戦いは怒涛の展開
ノンストップでいっきに見せてくれる
村を守るために帝国の大軍勢と戦う姿は熱かった
この辺りはザック・スナイダー監督の「300 スリーハンドレッド」を思い出させた
戦士たちの戦いもエキサイティング
めちゃくちゃ美味しいところを持っていったロボット戦士のジミーには笑った
2部作のクライマックスだけあって、非常に盛り上がる戦闘シーンになっている

ユニバース

今度こそノーブル提督を倒し、ヴェルトを救ったコラたち
しかし、摂政バリサリウスやイサ姫のことなどは、全く決着がつかずに終わった
かなりモヤモヤした気分

どうやらザック・スナイダー監督は本作を、合計6作のシリーズとして構想しているらしい
すでに最初の4本の脚本は完成しているそうだ
これは非常に楽しみ
果たしてスナイダー監督の構想は実現するのか?
続報を待つしかない

まとめ

2部作のパート2
ザック・スナイダー監督らしいけれんみ溢れるアクションが満載
なかなか盛り上がった
果たして続編は実現するのか?
非常に気になる

Netflixオリジナル映画 故郷の村に侵攻してきた帝国に対抗するため、コラは戦士を探して宇宙へ旅立つが………… どこか懐かしい印象...

Rebel Moon - Part Two: The Scargiver (2024) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/rebel_moon_part_two_the_scargiver
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/394324

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