6月21日に「X-MEN」シリーズの最新作「X-MEN:ダーク・フェニックス」が日本で公開される
それに先んじて全米では6月7日に公開
6月4日にはロサンゼルスでワールドプレミアが行われ、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスらキャストが集結した
公開を間近に控えた「X-MEN:ダーク・フェニックス」
それに伴いレビューも続々と上がってきている
ところが、その評価がどうも芳しくないようなのだ
肝心の作品の出来はどうなっているのか?
「X-MEN:ダーク・フェニックス」とは?
マーベルコミック原作の大ヒット作「X-MEN」シリーズの7作目で、若い頃のプロフェッサーXやマグニートーを描いたシリーズとしては、「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」、「X-MEN: フューチャー&パスト」、「X-MEN: アポカリプス」に続く4作目となる
また初めてディズニーが配給する「X-MEN」シリーズである
原作でも重要なエピソードとして人気のある「ダーク・フェニックス サーガ」の映画化
X-MENのリーダーであるプロフェッサーXの片腕として、仲間からも信望を集めているジーン・グレイ
スペース・シャトルの救助にあたったジーンは、膨大なエネルギーを吸収する
それによって精神のタガが外れ、抑え込まれていたもうひとつの人格「ダーク・フェニックス」が解放されてしまう
ダーク・フェニックスは暴走を始め、地球の全生命体が消滅しかねないほどのかつてない危機に見舞われる
その評価は?
大手メディアの評価
ローリング・ストーン
ジーン役のソフィー・ターナーは素晴らしい
しかし「X-MEN:ダーク・フェニックス」はX-MENシリーズの史上最悪の映画です
IndieWire
「X-MEN」シリーズはもう存在する意味がない
2億ドルと共に燃えつきた
THE WRAP
「ダーク・フェニックス」は平凡な出来ですが、シリーズ最低という程でもない
シカゴ・サンタイムズ
Xメン同士が対立するにも関わらず、マーベル作品でのヒーロー同士の感情の衝突と比べると全くお粗末です
本作は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のようなシリーズ最高の作品の出来にはほど遠い
マシュー・ロズサ(評論家)
「ローガン」はX-MENシリーズのフィナーレにふさわしい
「X-MEN:ダーク・フェニックス」はふさわしくない
デトロイト・ニュース
「X-MEN:ダーク・フェニックス」はペースが遅く、俳優が観客と同じくらい退屈に見えるスーパーヒーロー映画の失敗作です
ニュースデー
「ダーク・フェニックス」はシリーズのフィナーレかも知れませんが、間違いなくシリーズの最低作品です
Twitterの反応
A number of the X-Men movies are some of my favorite superhero movies… #DarkPhoenix is not among them. It feels like the franchise is being put out of its misery rather than a powerful finish. Uneven, dull and at times looks cheap… incredibly disappointing. pic.twitter.com/4htTgP9AcO
— Simon Thompson (@ShowbizSimon) June 5, 2019
「X-MEN映画のいくつかは、私のお気に入りのスーパーヒーロー映画です。『ダーク・フェニックス』はそれらの中には入りません。それは悲惨な出来で、鈍く、時に安っぽく見えます。信じられないほどガッカリしました」
I liked #DarkPhoenix more than I thought I would. It had some of the coolest action shots we’ve seen from the main X-men franchise. It’s better than #XMenApocalypse which is all I was really hoping for tbh. I’m whelmed. pic.twitter.com/s8UO9zP2rg
— Dorian Parks (@DorianParksnRec) June 5, 2019
「私は『ダーク・フェニックス』が思ったより好きです。クールなアクションがいくつかありました。『X-MEN:アポカリプス』よりマシです」
Review tomorrow morning, but #XMen #DarkPhoenix is slightly better than you feared while still being almost entirely unremarkable in almost every way. This franchise deserved a better finale. Warts and all, X-MEN: THE LAST STAND (which I don't hate) is a better movie. pic.twitter.com/3iCnqTJxQl
— Scott Mendelson (@ScottMendelson) June 5, 2019
「『ダーク・フェニックス』はあなたが恐れるほど悪い作品ではないが、あらゆる点で平凡です。このシリーズにはもっと良いフィナーレがふさわしい。『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(私は嫌いではない)はもっと良い映画でした」
ロッテントマトの評価
現在、「X-MEN:ダーク・フェニックス」のロッテントマトの批評家支持率は22%
かなり厳しい評価となっている
総評は「『ダーク・フェニックス』は前シリーズと同じやり方で、シリーズを終わらせたが、非常に残念な結果となった」
まとめ
調べたところ「X-MEN:ダーク・フェニックス」の評価は、あまり芳しくないようだ
内容的には「X-MEN:ファイナル ディシジョン」のリメイクらしい
好意的なレビューもいくつかあったが、やはり低評価のレビューの方が大多数だった
気になる観客の評価はロッテントマトは60%、IMDbは6.0
批評家ほど厳しくはないものの、それほどの支持は得ていないようだ
個人的には若い頃のプロフェッサーXやマグニートーを主軸にした新シリーズは、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の出来が良すぎて、その後は下降気味だった印象
実際の「X-MEN:ダーク・フェニックス」の出来はどうなのか気になるところだ
日本での公開は6月21日
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