Netflixアニメ「ロマンティック・キラー」が10月27日に全世界で配信された
原作は少年ジャンプ+にて連載された百世渡の人気コミック
恋愛とは全く無縁の女子高生、杏子の前に魔法使いリリが現れ、今後は強制的に恋愛をしてもらうというのだが…………
クールな二枚目、幼馴染、金持ちのボンボン
リリの策略で次々とイケメンが杏子の前に現れる
杏子は無事に全ての恋愛フラグをへし折ることが出来るのか!?
笑えて、泣けて、胸キュンできるパワフルなラブコメ
現時点で日本のランキングでは1位と好調だ
Netflixアニメでは珍しいラブコメ作品
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
「ロマンティック・キラー」
ゲーム、チョコ、猫をこよなく愛し、色恋沙汰とは全く無縁の女子高生、星野杏子
今日もチョコを買い込み、飼い猫のモモヒキを存分に愛でて、新作のゲームに没頭しようとしていた
ところが電源を入れると、始まったのは「ロマンティック・キラリン」という覚えのない乙女ゲーム
すると突如、杏子の目の前に謎の生物が出現した
その生物は魔法使いのリリと名乗った
人間界の少子化により、魔法界のエネルギーも不足している
その大きな原因は男女の恋愛機会の減少にある
そこで魔法界は恋愛を推進するプロジェクトを考案
その最初の被験者として、恋とは縁のない「非ヒロイン属性」の杏子が選ばれたというのだ
杏子にはこれから恋愛をしてもらう
恋が成就するまではゲームとチョコと猫は没収
リリが言う通りチョコはどこも売り切れで、ゲーム機は強奪され、両親はモモヒキを連れてアメリカに転勤となった
3大欲求を奪われて、絶望する杏子
このままでは強制的に恋愛をさせられてしまう
絶対に元の生活を取り戻す
杏子は恋愛フラグをことごとく回避することで、プロジェクトを失敗させ、リリに諦めさせようと考える
しかし、リリの魔法で杏子の前には次々とイケメンが現れて…………
「ロマンティック・キラー」は百世渡による人気コミック
少年ジャンプ+にて、2019年7月30日から2020年6月2日まで連載された
コミックスは全4巻
キャストは高橋李依、小松未可子、梅原裕一郎、梶原岳人、花江夏樹
監督は「潔癖男子!青山くん」や「灼熱カバディ」の市川量也
アニメーション制作は「すばらしきこのせかい The Animation」などのドメリカが担当
全12話を配信中
海外の評価
アメリカでは「Romantic Killer」のタイトルで配信されている
現時点でのIMDbのスコアは7.4/10となっている
メディアの評価
But Why Tho?
楽しいロマコメです
このシリーズで最高なのは主人公の杏子で、私はこのキャラクターが大好きです
彼女は強く、断固たる意志があり、誰にも簡単にはなびきません
しかし、思いやりがあり、友人のために尽力することをいとわない
ロマンティックキラーはユーモア満載ですが、最後は予想以上にシリアスな展開になります
けれど、シリーズは驚くほど上手くギアを切り替え、キャラクターの感情や肉体に及ぶ危険を真っ向から描きます
杏子が再びチョコやゲームや猫を楽しめることを願って、私はほとんどの時間をこの作品を見ることに費やしてしまいました
Midgard Times
杏子は頭のいい主人公で、10代の時期を男の子を追いかけるのではなく、自分自身に時間を費やすべきだと知っています
ロマンティックキラーは様々な重要なテーマをカバーし、少しの魔法を伴う素晴らしいシリーズです
最終スコア – [7.5/10]
Leisure Byte
ロマンティックキラーはよくあるラブコメという第一印象とは裏腹に、最終的には友情について多くを語ります
焦点はロマンスではなく、キャラクターが互いに成長することです
もっとも重要なことは、この作品が女の子と男の子の間に、線を引いたり違いを求めたりしないことです
このシリーズが残した最高の教訓は、自分自身に忠実であり、困っている友人を助けるということです
あなたは彼らの不安に対処する方法を知らないかもしれませんが、手を差し伸べることはできます
最終的にロマンティックキラーは乙女ゲームに触発されたラブコメの仮面を脱ぎ捨て、ハートウォーミングなアニメへと変わります
DECIDER
魔法少女まどか☆マギカのキュゥべえ以来、リリがアニメシリーズでもっとも苛立たしいキャラの1つであることを保証します
最初のエピソードはロマンティックキラーが単なる逆ハーレムであり、ヒロインに恋愛をさせることの説得力に欠けます
確かにある程度の笑いを引き出すかも知れませんが、女性の自主性が求められる現在においては時代遅れに感じます
見るのをお勧めはしません
Ready Steady Cut
アクション指向のSFや格闘技から離れ、気軽に見られるラブコメに舵を切ったのは、Netflixにとって望ましい変化です
ロマンティックキラーは乙女ゲームの不自然な「理想」シナリオの虚偽を打破し、その下にある現実を明らかにすることを中心に構築されています
少し長すぎるかもしれませんが、人間関係や自己表現について、さわやかで価値のある現代的な見方を提示してくれます
FICTION HORIZON
結局のところロマンティックキラーは、単なるロマンティックアニメではありません
それは見るだけでなく議論する価値のある物語です
杏子は優れた主人公であり、あなたは彼女を愛し、応援したくなるでしょう
このシリーズはビジュアル面ではホームランではないかもしれませんが、そうである必要はありません
ロマンティックキラーは人生について考えさせられると同時に、杏子が陥るすべてのクレイジーな状況で大声で笑わせてくれます
一般視聴者のレビュー
「うわー、ネットフリックスはこんな黄金の壺をどこに隠していたの? これは本当に見るのが楽しいです。ネットフリックスを解約するのはやめにしました」
「主人公がとても好きでした。高橋李依は素晴らしい仕事をした」
「最高の少女アニメ。シーズン2が待ち遠しいです。原作マンガも読み始めるかも知れません」
「あなたはそれを見る必要があります! 後悔させません!! 素晴らしいアニメです」
「一気に見てしまいました。「極主夫道」の津田健次郎が、小金井聖のボディーガード土屋役で出ているのには驚きました。こういう遊び心、大好きです」
「こんなに素晴らしいラブコメを見たのは久しぶりです。私は半日でシーズン全体を一気に見ました。オープニングの曲は素晴らしいし、登場人物全員が魅力的。ヒロインは典型的な少女ではなく、男の子のキャラはすべて個性的でユニーク。第2シーズンがあることを本当に願っています」
「エッチや過剰なファンサービスのないロマコメを見たのは、かなり久しぶりです。このアニメは最近のロマコメの命の恩人です!」
「ここには宝石があります。ロマンティックコメディに対する皮肉な見方は実際には陽気で、最終的には私たちが望むようなロマンスを得ることができます。不機嫌そうな夫でさえ、次に何が起こるか夢中になって見ていました。続きをぜひ!!」
「予告編ではピンときませんでしたが、見始めたら止まらなくなりました。第2シーズンを願ってます」
「暇なときに見たい心温まるコメディ。迷わず見るべき!」
「予告編の3Dのシーンに不安を感じている人はいると思いますが、実際に本編を見ればがっかりすることはないと確信しています。ロマンティックコメディや『はめふら』のような逆ハーレムが好きなら、このショーはあなたにぴったりです」
「こんなに健全な番組を見たのは久しぶり。私が本当に見たいと思っていた愛についての新しい視点です! 何よりもこのアニメは友情と真のつながりの価値を教えてくれます」
「本当にお勧めです。面白いし、かわいい。たった12話ですが、最後のエピソードを見た後、必要なものがすべて配信されたと感じました」
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コメント
原作未読、今視聴中。
半分しか見てないけど、凄く面白い。アニメーションも演出もハイレベルだし。
そして、これがネトフリという事で、話題にならないままで、多くの人が目にすること無いんだろうなと思うと、すごく残念・・・。
もっとも、ネトフリのプロデューサー?の個人的熱意によってアニメ化・高クオリティが実現した部分も大きそうだから、言っても仕方が無いんだけど。