Netflix「密かな企み」感想 失われた記憶!! 殺人鬼の正体は!?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Netflixオリジナルのスリラー
何者かに追われて大怪我をして、記憶を失ったヒロイン
犯人は誰なのか!?
いきなり緊迫した場面から、物語が開幕
いっきに映画に引き込まれる
自分はなぜ追われていたのか?
なかなかストーリーがひねりがあって面白い
手に汗握るシーンも多い
突出して出来がいいわけではないが、安定して楽しめる
サスペンスやミステリーが好きなら見る価値があるだろう
それと予告編はネタバレ満載なので注意!!


予告編

『密かな企み』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「密かな企み」(原題Secret Obsession)
監督:ピーター・サリバン
キャスト:ブレンダ・ソング、マイク・ヴォーゲル、デニス・ヘイスバート
上映時間:97分
製作国:アメリカ(2019年)

スポンサーリンク
PC レスポンシブ

ざっくりあらすじ

何者かに追われ、大怪我を負ったジェニファー。目を覚ました時、彼女は全ての記憶を失っていた………………

感想(ここからネタバレ)

映画好きなら、すぐに真相に気づくだろう
この作品はそれからが本番

記憶喪失

真夜中、山の中の無人の休憩所
ジェニファーはナイフを持った男に追われていた
道路に飛び出したジェニファーは車にはねられる
彼女は重傷を負い、病院に運ばれた

夫のラッセルが病院に駆け付けた
ジェニファーは足を骨折し、頭部に酷い損傷を受けていた
手術の末、一命はとりとめた
しかし、目覚めたジェニファーは記憶を失っていた
ラッセルのことも覚えていない
それでもラッセルは献身的に彼女に付き添った

なぜジェニファーは夜中に一人でそんなところにいたのか?
ペイジ刑事にはただの事故とは思えなかった
現場にはジェニファー以外にも、誰かいたのではないか
ペイジは独自に捜査を開始した

記憶は戻らないものの、ジェニファーの身体は車いすで動き回れる程度には回復した
ジェニファーは退院し、ラッセルと共に帰宅した
自宅は山間部にある大きな屋敷だった
ジェニファーとラッセルの二人だけの生活が始まった

穏やかな日常が戻ってきたかに思えたジェニファー
だが、本当の危険はまだ去っていなかった………………

登場人物

ジェニファー
何者かから逃げているところを、車にはねられ重傷を負う
目覚めると記憶を失っていた
夫のラッセルが献身的に付き添い、ようやく日常を取り戻したかに思えたが………………
演じるのはブレンダ・ソング
ディズニー・チャンネルのテレビドラマ「スイート・ライフ」などで活躍した

ラッセル
ジェニファーの夫
重症の妻に甲斐甲斐しく寄り添う
献身的な夫に見えるが………………
演じるのはマイク・ヴォーゲル
スティーヴン・キング原作のドラマ「アンダー・ザ・ドーム」で主役のデイルを演じた

スポンサーリンク
PC レスポンシブ

見どころ

ジェニファーがナイフを持った男に追われているシーンからスタート
いきなり緊迫感あふれる展開
必死のジェニファーは道に飛び出し、通りがかった車にはねられる
重症を負い、病院に運ばれたジェニファー
意識を取り戻したが、夫のラッセルのことも思い出せない
そして、自分が誰かに追われていたことも忘れてしまった
ジェニファーは退院し、ラッセルと共に山間部にある家に帰宅する

二人だけの穏やかな生活
しかし、じょじょにジェニファーは違和感を覚えるようになる
ラッセルは優しいが、決して自分を外に連れ出そうとしない
それどころか部屋から出られないように、鍵をかけてしまう

冒頭でジェニファーを追っていた男は誰なのか?
それは早い段階で明らかになる
ラッセル
ジェニファーが記憶を失っているのをいいことに、夫になりすました
捏造した写真などを使い、病院も警察も騙したのだ

そこから物語はガラリと姿を変える
少しずつ異常な行動を見せ始めるラッセル
片足を骨折して自由に動けないジェニファー
人里離れた屋敷から、彼女は脱出できるのか?

ミザリー

本作を見て思い出したのは「ミザリー」
スティーヴン・キング原作で、ロブ・ライナー監督で映画化された

人気作家のポール・シェルダンは熱狂的ファンのアニーという女性に監禁される
アニーを演じるキャシー・ベイツの狂気っぷりが凄い
彼女はこの役でアカデミー主演女優賞を射止めた

この「密かな企み」は「ミザリー」と共通する点が多い

人里離れた一軒家に監禁
主人公は怪我で自由に動けない
事件を追う刑事(保安官)
じょじょに明らかになる犯人の異常性

途中のストーリー展開もそっくりだった
残念ながら「密かな企み」は「ミザリー」より、かなり格が落ちる
ストーリーも演技も怖さも「ミザリー」の方がはるかに上だ
特に悪役のラッセルは、結局はただのストーカーで物足りなかった
演技ももっとはっちゃけたものを見せて欲しかった

こういうジャンルは昔からある
そういった系統の1本として、「ミザリー」と比べると物足りない部分はあるが、「密かな企み」はなかなか楽しめる作品となっている
特に前半は見ごたえがあった

まとめ

色々と惜しい部分はあるが、それなりに楽しめるサスペンス
謎解き要素もあり、退屈はしないだろう
いくつかの冴えた演出もあった
正直TVムービーレベルだが、気軽に楽しむには十分だ

年末に2018年のNetflixオリジナル映画のベスト10を選んだ 早いもので、あれからもう半年がたった その間、Netfl...


Secret Obsession (2019) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/secret_obsession_2019

スポンサーリンク
PC レスポンシブ

ブログTOP

関連記事
スポンサーリンク
PC レスポンシブ
PC レスポンシブ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする