「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」ネタバレ感想 全てのエヴァンゲリオンの終焉!!

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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの4作目であり完結編

全てのエヴァンゲリオンの集大成
端的に言って最高!!

衝撃の展開
盛りだくさんの内容
凄まじい映像の迫力
様々な謎
サービス満点の作品
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」が物足りなかったので不安もあったが、全くの杞憂だった
おそらく本当にこれが最後のエヴァンゲリオンなのだろう
ラストシーンでは涙
この作品をスクリーンで見ないなど、ありえない
エヴァンゲリオンのファンなら絶対に見るべし!!


予告編

作品情報
作品名「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」
企画・原作・脚本・総監督:庵野秀明
監督:鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏
キャスト:緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、石田彰
上映時間:155分
アニメーション制作:スタジオカラー
製作国:日本(2021年)

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ざっくりあらすじ

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの完結編

感想(ここからネタバレ)

生きてこの日を迎えられて良かった!!

絶望

碇シンジの目の前で、渚カヲルは死んだ
14年前、自分のせいで「ニアサードインパクト」が起き、地上は荒廃し大勢の人々が命を落とした
綾波レイも助けることが出来なかった
シンジは絶望し、心を閉ざした

そんな放心状態のシンジを、式波・アスカ・ラングレーは無理やり引っ張って歩き出した
それにアヤナミレイ(仮称)もついていった

荒廃した海
荒廃した大地

地上は悲惨な状態だった

シンジが目覚めると、そこは診療所のベッドだった
サードインパクトの後、生き残った人々は葛城ミサト率いる反NERV組織「ヴィレ」の援助で、村を形成していた
人々は畑を耕し、稲を植えていた
そして、シンジの目の前に現れたのは懐かしい人物だった…………

庵野秀明

初めて庵野秀明の名を意識したのは「超時空要塞マクロス」や「風の谷のナウシカ」の巨神兵、「王立宇宙軍 オネアミスの翼」などからである
その頃は宮崎駿も一目置く凄いアニメーターがいるらしいという認識だった
そんな庵野秀明が初めて監督をする
絶対に見なければ!!
それが全6話のOVA「トップをねらえ!」だった


第1話 ショック!私とお姉様がパイロット!?

衝撃を受けた
凄まじい面白さだったからだ
それからは「ふしぎの海のナディア」「新世紀エヴァンゲリオン」と追いかけ、どれも面白かった

庵野作品の魅力の一つは、娯楽性と作家性の共存にある

魅力的なキャラクター
ド派手なアクション
絶体絶命のスリル

そんなサービス満点のエンタメ作品でありながら、一方で恐ろしく個人的
それが庵野作品だ
いつの間にか観客は思いもかけない地平まで連れていかれる
入り口は広いが出口は狭い
そんな監督は実写映画も含めて、そうはいない

碇シンジ CV.緒方恵美

本作はシンジが絶望のどん底にいるところからスタートする
カヲル君が死んだ
自分のせいで地上も滅茶苦茶になった
あまりに辛い現実に、シンジは心を閉ざしてしまった

映画が始まっても一言も発さず、ずっとうずくまっているシンジ
自分が犯した取り返しのつかない罪
それでも死ぬことも、開き直って生きることもできない
本作はシンジが全てにケジメをつけるまでの物語となっている

アヤナミレイ(仮称) CV.林原めぐみ

「アヤナミシリーズ」の一体である彼女
常識をまるで知らない
しかし、シンジと一緒に村に来て、色々な人に接することで、様々なものを吸収していく
心を閉ざしたシンジのことを気にかけるレイ
皆からは「そっくりさん」と呼ばれている

NERVで戦うことしか知らなかったアヤナミレイ(仮称)
そんなレイが村を訪れ、仕事を手伝い、人との接し方を学んでいく
その成長していく姿は微笑ましかった
最初は別人だと拒否していたシンジも、じょじょに打ち解けるようになっていく
それだけに彼女に訪れる過酷な運命は衝撃だった

式波・アスカ・ラングレー CV.宮村優子

エヴァの呪縛により、ずっと14歳の姿のままのアスカ
心を閉ざしたシンジに苛立ちながらも、面倒を見る
最終決戦ではまるで主人公のような活躍
非常に燃える戦いを見せてくれる

「あの頃、あんたのこと好きだったと思う…………」

アスカ、衝撃の告白
外見は一緒だが、アスカはシンジより14年長く生きている
もう全てが終わったこと
失った時は戻らないのだ
アスカは自分の気持ちにケリをつけて、最終決戦に向かう

真希波・マリ・イラストリアス CV.坂本真綾

第2作「エヴァンゲリオン新劇場版:破」から登場したマリ
本作では冒頭から戦闘で大活躍
「ガッテン承知!!」など言葉使いが相変わらず古臭い(笑)
アスカのことを「姫」と呼び、いいコンビとなっている

エヴァの登場人物の中で、唯一悩みのなさそうなマリ
深刻な話が続くので、その明るさでかなり救われた
これまでシンジとはほとんど接点がなかったが、本作で急接近

再生

パリでのド派手な戦闘から幕を開ける本作
ところがその後は、一転して村での静かな生活

トウジが医者になっていて、委員長と結婚して娘がいる
ケンスケも元気に村で何でも屋をやっている

そんな感涙なサプライズもあったが、基本的には戦闘のない静かなシーンが延々と続く
退屈に感じた人もいるだろう
しかし、これらのシーンは本作において非常に重要

緑の自然に囲まれた村
助け合って生きている人々

絶望のどん底にいたシンジ
だが、トウジやケンスケ、村の人々はこんな自分に優しくしてくれる

この人たちを守りたい

シンジは少しずつ生きる力を取り戻していく

アニメーション

パリでの大掛かりな戦闘
最終決戦

本作ではアニメーションの快楽を存分に堪能することが出来る
とにかく映像のクォリティが高い
前作から8年待たされた甲斐があった
日本のアニメの最高峰と言っていいだろう
スクリーンで見るにふさわしい出来栄え

また派手な場面だけでなく、日常シーンも素晴らしい
村での生活など、まるでジブリ作品を見ているようだった
総作画監督の錦織敦史は「THE IDOLM@STER」の監督として有名だが、アニメーターとしての力量も改めて高いと感じた

親子

本作のラスボスはシンジの父である碇ゲンドウ
ゲンドウは自分の目的のために、人間を捨ててしまった

人類補完計画

それを成功させれば、もう一度彼女に会える

ここでシリーズを通して、初めてゲンドウの心情が深く吐露される

孤独だった少年時代
他人が煩わしくて、ずっと周囲をシャットダウンして生きてきた
そんな時、ユイと出会い、初めて人を愛することを知った
彼女なしでは生きていけない

人類救済などは建前だった
全てが自分勝手な理由だったのだ
ゲンドウも弱い一人の人間だった
シンジは初めて父親を理解した

補完計画

旧劇場版である「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」は衝撃的な作品だった


新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に

これ以上の結末はないと思った
そのため新劇場版はアレを超えられるのか懐疑的だった

だが、比べる必要はなかったのだ
新劇場版はエヴァンゲリオンのもう一つの結末ではない
テレビシリーズ、旧劇場版
それらシリーズ全ての先にある物語だったのだ
いわば新劇場版は全てのエヴァンゲリオン・シリーズを補完する作品だったのである

全ての物語が一つにつながった
それだけにラストシーンはファンにとって感慨深い
成長したシンジの姿に涙が出た

そして、まさかの〇〇エンド!?

さらば、全てのエヴァンゲリオン
至福の時間をありがとう


Shin Evangelion Gekijôban (2021) on IMDb


allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/364985

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