韓国の大ヒット・サバイバルアクションホラードラマ「Sweet Home -俺と世界の絶望-」のシーズン2が、Netflixで12月1日から配信された
2020年12月18日より配信され、大ヒットした「Sweet Home -俺と世界の絶望-」
その待望のシーズン2が3年ぶりに登場した
命からがらグリーンホームを脱出した住民たち
彼らは軍のカラス部隊が守るスタジアムで、新たな生活を送ることになった
一方、ヒョンスは感染者の研究をしているパムソム特殊災難基地に連行され…………
さらにスケールが大きくなったシーズン2
そして、衝撃のラストの意味は!?
海外サイトなどを参考にして解説してみた
もちろん全てが正しいかどうかは分からない
あくまで一つの解釈だと考えて欲しい
なおドラマのネタバレ全開なのでご注意を!!
「Sweet Home -俺と世界の絶望-」シーズン2
崩壊するグリーンホームで軍に発砲されたチャ・ヒョンスは、軍用トラックの中で目を覚ました
トラックを運転しているのは、死んだと思われたピョン・サンウクだった
ヒョンスはすぐに特殊感染者のチョン・ウィミョンが、サンウクの身体を乗っ取っていることに気付いた
車の中でヒョンスとウィミョンは格闘になった
そんな彼らを軍やソ・イギョンが追っていた
一方、グリーンホームの住民たちは、大勢の避難者たちと共に安全キャンプへ向かっていた
イ・ウニュは行方不明の兄のウニョクのことが心配でたまらなかった
軍の兵士たちの態度は冷酷で、鼻血を出している人間は感染者だと容赦なく射殺した
そんな時、瓦礫の中から怪物が現れた
人々はパニックになって走り出した
兵士たちは怪物を攻撃したが仕留められず、代わりに避難民が次々と犠牲になった
ウニュとグリーンホームの住民たちは、カラス部隊の二等兵パク・チャニョンの運転するトラックに助けられた
ショッピングモールでヒョンスはウィミョンに、服を着替えさせられていた
ウィミョンの目的はパムソム特殊災難基地へ向かうことだった
そこには仲間である感染者たちが捕らえられているのだ
人を殺さないことを条件に、ヒョンスも行くことに同意した
しかし、行く手には兵士たちが待ち構えていて…………
イ・ウニュ
グリーンホームの生き残った住民たちは、タク上士が率いるカラス部隊が守るスタジアムで新たな生活を送っていた
そんな中、ウニュは孤立していた
人々はウニュを「人殺し」と呼び、嫌っていた
スタジアムの有力者チ班長の夫を、ウニュが殺したというのだ
しかし、実は襲われたのはウニュの方だった
チ班長の夫は感染者だったのだ
危ないところで現れた謎の怪物に、ウニュは救われた
ハッキリ見たわけではないが、ウニュはそれが行方不明の兄ウニョクだと信じていた
それで誰にも言えなかったのだ
だが、ウニュを助けたのはヒョンスだったことが判明した
ウニュは兄が怪物になっても、ヒョンスのように理性を保っていることを期待していた
結局、兄であるウニョクの行方は分からないままだ
ウニュはどうしても兄のことが諦められなかった
チャ・ヒョンス
パムソム特殊災難基地で、ヒョンスは特殊感染者のウニョクと戦い敗れた
そして、ヒョンスは姿を消して、再びウニュの前に現れたのは1年後だった
それまでの間、ヒョンスはソ・イギョンの娘と暮らしていた
少女は感染者だった
しかし、ヒョンスの中にはもう1人の自分がいた
怪物であるヒョンスだ
そのヒョンスはウニュの前に姿を現した
彼はもう1人の気弱な自分を毛嫌いしていて、もう主導権を返すつもりはないという口ぶりだった
人間であり続けようとするヒョンスと、人間を敵視するヒョンス
シーズン3ではヒョンスは、人類の敵になるかも知れない
ソ・イギョン
イギョンは科学者だった婚約者のナム・サンウォンの子供を身ごもっていた
そして、生まれた娘は怪物だった
イギョンは娘を殺そうとしたが、どうしても手にかけることが出来なかった
そうして見かねたヒョンスが娘を引き取った
娘はヒョンスによく懐き、すくすくと成長していった
イギョンは遠くから2人を見ていた
ようやく彼女は娘を引き取る決心をした
イギョン、娘、ヒョンス
3人の生活が続いた
しかし、ある時、娘が人間たちに襲われ、能力を覚醒した
娘は自在に人間を、怪物に変えることが出来たのだ
イギョンは娘を船の一室に閉じ込めたが、彼女は火を放った
ヒョンスが駆け付けた時、イギョンは炎の中で意識を失っていた
救いを求めてヒョンスは、イギョンをウニュのところへ連れて行った
だが、もう手の施しようがなかった
ヒョンスは娘を探し出し、イギョンのところへ行った
最後は一緒に過ごさせてあげたい
「母さんが悪かったわ…………」
2人きりになって、イギョンは娘にそう言った
娘は母親の手を握った
ヒョンスたちが部屋に戻ると、イギョンは怪物へと姿を変えていた
娘の能力だ
イギョンはヒョンスたちに襲いかかってきた
揉み合ううちにヒョンスの中に、イギョンの心が流れ込んできた
イギョンは娘がしたことは、全て自分の責任だと考えていた
娘への愛情と憎しみ
怪物になった人間は夢の中にいて、その中では幸せだ
でも、イギョンは夢の中でも苦しんでいた
自分が楽にしてあげなければならない
ヒョンスは泣きながら、イギョンの命を絶った
チョン・ウィミョン
パムソム特殊災難基地でイム博士は、フードを被った謎の男と出会う
その男はサンウクの身体を乗っ取ったチョン・ウィミョンだった
1年前、ヒョンスと別れた後、ウィミョンはこの基地で、人間を怪物に変える実験をしていた
施設内には多くのMH(モンスター・ヒューマン)がいて、罪のない人間が強制的に怪物へと変えられていた
そして、感染者は症状のあるグループと、症状のないグループに分けられていた
これは新たな特殊感染者を生み出すための実験だった
「戻ってくると思ってた」
ウィミョンはイム博士にそう言った
「お前は誰だ?」
イム博士の言葉に、ウィミョンはこう答えた
「忘れたのか? 最初の実験体だ」
ウィミョンの正体はイム博士のかつての友人で、科学者であるナム・サンウォンだった
そして、イギョンがずっと探していた婚約者でもあった
彼は実験体第1号(MH-1)だったのだ
イム博士率いる研究チームは、彼をモルモットとして扱った
「また会えたな」
ウィミョン(サンウォン)は笑みを浮かべてそう言った
ラストシーンの説明
シーズン2のラストは、崩壊したグリーンホームが映される
天井の怪物の繭から、何かが出てくる
それは死んだはずのウニョクだった
ウニョクが画面に向かって微笑むところで、シーズン2は幕を閉じる
怪物の繭はパムソム特殊災難基地にもあった
シーズン2の第2話では、グリーンホームでやはり死んだはずのイム・ミョンスクが、繭から出てきている
その存在は人間なのか、怪物なのか?
もしかしたら怪物の上位的存在なのか?
今はまだ明らかになっていない
パムソム特殊災難基地に取り残されたキム中士たちカラス部隊の運命
タク上士の怪物化の行方
チ班長がスタジアムに隠している何か(おそらくは怪物化した夫)
蘇ったウニョクは敵なのか、味方なのか?
次々と怪物を生み出すウィミョンの目的は何なのか?
母親を怪物化したイギョンの娘は、今後どうするのか?
物語は解決されていない疑問が、多く残されている
幸いなことに、今度は3年も待つ心配はない
シーズン3は2024年夏に予定されている
そこで多くの謎が明らかになるはずだ
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