Netflixドラマ「幽☆遊☆白書」ネタバレ感想 日本のドラマ史上最高峰のバトル!!

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あの冨樫義博の大人気コミック「幽☆遊☆白書」が、Netflixで実写ドラマ化!!
子供を助けるために命を落とした浦飯幽助は、霊界探偵として妖怪が関わる事件を解決することになり…………

アクション、バトル、ビジュアル、全てのクォリティが高い
予想を上回る実写化!!

見る前は不安の方が大きかったが、期待以上の出来栄え
日本のドラマとしては最高峰のバトルが見られる
キャストも皆が好演
綾野剛が演じる戸愚呂弟も凄く良かった
ハリウッドと比べても遜色のないクォリティ
日本でこれだけのドラマが作られたことに、素直に感動した
とはいえ原作ファンとしては残念な点も
戸愚呂弟との対決までを描くのに、5話は短すぎる
後半はかなり駆け足に感じた
特に大好きな暗黒武術会編を削られたのはガッカリ
アクションの迫力は凄かっただけに、そこは残念だった
そんな不満点はあるが、作品のクォリティは文句なし
コミックの実写化の新たな可能性を見せてくれた作品だ

予告編

『幽☆遊☆白書』ティーザー予告編 – Netflix

作品情報
作品名「幽☆遊☆白書」
監督:月川翔
脚本:三嶋龍朗
キャスト:北村匠海、志尊淳、本郷奏多、上杉柊平、白石聖、古川琴音、見上愛、清水尋也、町田啓太、梶芽衣子、滝藤賢一、稲垣吾郎、綾野剛
原作:冨樫義博
全5話
制作国:日本(2023年)

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ざっくりあらすじ

子供を助けようとして命を落とした不良少年の浦飯幽助は、霊界探偵という役割を与えられ、人間界で妖怪が関わる事件の解決に奔走することになり…………

感想(ここからネタバレ)

懐かしくて見ている間、ニヤニヤしてしまった…………

「幽☆遊☆白書」

地面に巨大な穴がある皿屋敷町
そこは魔界と通じるトンネルで、時折邪悪な存在が入り込んでいた

浦飯幽助は毎日ケンカに明け暮れる不良少年
学校もさぼってばかりで、幼馴染の雪村螢子を困らせていた
そんな幽助に同じく不良である桑原和真は何度も勝負を挑んだが、一度も勝てたことがなかった

ある日、魔界から入り込んだ魔回虫が人間に乗り移り、トラックを暴走させた
轢かれそうになっていた子供を、とっさに助ける幽助
しかし、代わりに幽助がトラックに轢かれて、命を落とした

救急車で運ばれる自分の姿を、幽助は呆然と見送った
周りの人間には自分が見えていないようだ
幽助は霊体になってしまっていた
そんな幽助の前に、自称霊界案内人のぼたんが現れる
幽助の死は霊界も予測不能の事態だった
そのため妖怪の関わる事件を解決する”霊界探偵”をやるならば、復活させてやるというのだが…………

作品解説

原作は冨樫義博の人気コミック「幽☆遊☆白書」

監督は「君の膵臓をたべたい」「となりの怪物くん」の月川翔

制作プロダクションは「今際の国のアリス」のROBOT

人気マンガ「今際の国のアリス」がNetflixでドラマ化 無人と化した東京でアリスたちは生き残るために、様々な死の”げぇむ”に挑むことにな...

浦飯幽助

不良少年でケンカがめっぽう強い
根は正義感が強く、情に厚い性格
子供を助けようとして、命を落とす
霊界探偵として蘇り、妖怪の関わる事件を解決することになるが…………

演じるのは「君の膵臓をたべたい」「東京リベンジャーズ」の北村匠海
血気盛んな幽助を熱演

桑原和真

自称・幽助の永遠のライバルで、何度もケンカを売ってはボコボコにされている
非常に仲間想いの性格で、不良仲間からも慕われている
強い霊感を持っており、修行の末に霊剣を出せるようになるが…………

演じるのは「ワンルームエンジェル」の上杉柊平
ムードメーカーの桑原を熱く演じて、作品を盛り上げてくれた

蔵馬

何百年も生きた妖狐
人間界では南野秀一と名乗っている
母親を助けるために飛影たちと組んで、暗黒鏡を盗んだ
命を救ってくれた幽助に、恩を感じている

演じるのは「烈車戦隊トッキュウジャー」「さんかく窓の外側は夜」の志尊淳
蔵馬として華麗な技を披露

飛影

蔵馬や剛鬼と組んでいた妖怪
小柄だが動きが素早く、剣技も一流
他人と慣れ合わない性格
生き別れの妹・雪菜を探している

演じるのは「凜-りん-」「クライムファミリー」の本郷奏多
飛影のスピーディーなアクションは素晴らしかった
「邪王炎殺黒龍波」には大興奮!!

戸愚呂弟

元人間の妖怪
左京に仕えている
最強の強さを誇り、対等に戦える相手を求めている
幽助に期待しているようだが…………

演じるのは実力派俳優の綾野剛
キャスティングが発表された時はイメージと違うと思ったが、予想外にハマっていた
マッスル姿もナイス!!

コミックの実写化

コミックの実写化は目も当てられない惨事になることが多い
しかし、「るろうに剣心」「キングダム」と良作も増えてきた
特にNetflixの「ONE PIECE」の成功は記憶に新しい

Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ「ONE PIECE」は2023年8月31日に、世界で配信された 「週刊少年ジャ...

とはいえコミックの実写化というと、いまだに不安の方が先に立つ
「幽☆遊☆白書」の実写化が発表された時、絶対に失敗すると思った
あの魅力的なキャラクターたちや世界を、実写で表現できるわけがない
やめとけばいいのに

そうして不安な気持ちで見たドラマ「幽☆遊☆白書」だが、予想以上の出来栄えだった
役者たちも悪くない
何よりアクションの迫力が凄まじかった
ハリウッド映画にも負けていない
日本のドラマとしては最高峰ではないだろうか
さすが「今際の国のアリス」のスタッフが手がけただけはある

絶対に不可能と思われた「ONE PIECE」「幽☆遊☆白書」の実写化
技術の進歩があるとはいえ、ここまでのものが出来るとは
もう実写化できないコミックは、ないような気がしてきた

「幽☆遊☆白書」の思い出

「てんで性悪キューピッド」の作者の新作
「幽☆遊☆白書」が少年ジャンプで始まった時の印象は、その程度だった
序盤は人情もののようなエピソードが多く、あまり興味を持てなかった

しかし、作風がバトルものに舵を切ってからは、俄然と面白くなった
特に「暗黒武術会編」は非常に盛り上がったのを覚えている

まさか、その「暗黒武術会編」がカットされるとは!!

本作はかなり良い出来だ
アクションの迫力も凄い
キャラクターも原作のイメージを損なわず、かなり魅力的だった
しかし、戸愚呂弟との決着(コミック12巻分)を5話で描くのは、さすがに短すぎ!!
「暗黒武術会編」が実写で見られると楽しみにしていたのに
戸愚呂チームとの戦いはかなり出来が良かっただけに、非常に残念
「暗黒武術会編」には魅力的なキャラクターが多かったのに、全てカット
特に浦飯チームの絆が深まっていく過程が描かれなかったのは、かなり痛かった
せめて全10話は欲しかったところだ

戸愚呂弟との決着はついたので、シーズン2があっても暗黒武術会は無理だろう(次はもう仙水編?)
ドラマのクォリティは素晴らしいので、返す返すも残念だ

まとめ

「幽☆遊☆白書」の見事な実写化
本当に素晴らしいクォリティだと思う
今後のコミックの実写化の可能性を見せてくれた
それにしても暗黒武術会(しつこい

ドラマ「幽☆遊☆白書」は2023年12月14日に、世界で配信された 冨樫義博の大人気コミック「幽☆遊☆白書」を実写ドラマ化...


Yu Yu Hakusho (2023) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/tv/yu_yu_hakusho/s01
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/392768

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