映画「TENET テネット」ネタバレ解説 様々な謎を説明!!

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クリストファー・ノーラン監督の最新作「TENET テネット」が公開された

ド迫力のアクション
キャストの好演
壮大なスケール

見ごたえ満点の作品だった
でも、予想以上に難解だった!!
見ている間、脳みそフル回転
それでも理解できないことが多々あった
そういう人は多いのではないだろうか?

しかし、様々な海外サイトを参考にしたりして、自分なりの答えは出た
もちろん、それが正しいかは分からない
ただ映画「TENET テネット」の一つの解釈として、参考にして欲しい

なお映画のネタバレ全開なのでご注意を!!

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作品解説

キエフのオペラハウスがテロリストに襲撃された
CIAエージェントの「主人公」は救出作戦に参加
そこで弾丸が逆行するという謎の現象を目にする

主人公はロシアの傭兵に捕らえられ、過酷な拷問を受けた
だが、主人公は口を割らなかった
そして、仲間を守るため、毒薬を口にした

目が覚めるとベッドの上だった

「君はテストに合格した」

それは”テネット”と呼ばれる謎の組織だった
主人公に課せられたミッションは、第三次世界大戦を止めること…………

監督は巨匠クリストファー・ノーラン
製作費2億ドルという超大作
新型コロナウイルスが蔓延して以降、初めて公開される大作映画である

あのクリストファー・ノーラン監督の最新作 「時間」をテーマにしたアクション・アドベンチャーである めちゃくちゃ難解だった!! 謎が多す...

「逆行」とは?

時間は一定方向に流れている
「逆行」とはエントロピーを逆転させて、時間をさかのぼること
氷が解けたり、水が沸騰するのはエントロピーの増加による
未来ではそれを逆転させることにより、時間を逆行する技術が開発された

よくあるタイムトラベルと違うのは、過去に一瞬で戻れるわけではないこと
10日前に戻るためには、時間を1日1日さかのぼる必要がある
要するに10日前に戻るには、10日かかる

逆行中はエントロピーが逆転しているので、炎が冷たく、氷が熱くなる
車の炎上で主人公が凍死しそうになったのは、そのせいである
また人間が逆行する際には酸素マスクが必要

時間を逆行するには「回転ドア」と呼ばれる装置に入らなければならない
逆行している人間が元に戻るには、再び回転ドアに入る必要がある

アルゴリズム

未来の科学者が「アルゴリズム」を開発する
これは世界全てを逆行させる機械である
世界を逆行させると、人類は死滅する
後悔した科学者はアルゴリズムを9つに分け、過去の様々な場所に隠す
そうして科学者は自殺した

のちに少年時代のセイターが、ロシアでアルゴリズムの1つを発見する

敵の目的

未来は荒廃していた
このままでは人類は滅びる
未来のある組織はアルゴリズムを使って、過去をリセットすることを計画する

「祖父のパラドックス」という言葉がある
過去に戻って祖父を殺したら、自分は存在するのか?
そんな問いかけである
だが、未来のその組織は、過去の人類を消滅させても、自分たちには影響しないと考えている
それが正しいかどうかは、主人公やニールにも分からなかった

未来の組織はその目的のために、ロシアの武器商人セイターと手を結んだ
セイターが受け取っていた金塊は、その報酬である
末期がんに侵されているセイター
彼は自分の死とともに、世界を消滅させようと考えていた

キャット

セイターの妻、キャット
息子のマックスを人質にされ、セイターに支配されている

中盤、キャットはセイターに逆行した弾丸で撃たれる
これは通常の弾丸の損傷だけではなく、放射線にもむしばまれる
このままでは彼女は助からない
最後の手段として主人公たちは、キャットを回転ドアに入れる
時間を逆行すれば、やがて元の健康な身体に回復するからだ

ニール

初めて主人公と会った時、ニールはダイエットコークを注文する
何故ニールは主人公の好きなものを知っていたのか?

ニールは未来の主人公の古い友人だった
組織にニールを採用したのも主人公である

冒頭のキエフのオペラハウスのシーン
逆行弾丸で主人公の命を救った黒い覆面の男
それもニールである
バックパックにニールと同じ赤い紐がついている

クライマックス、主人公とアイヴスはアルゴリズムの組み立てを阻止しようとするが、ゲートに阻まれる
ゲートの向こうには赤い紐がついたバックパックを背負った覆面の男の死体が転がっている
セイターの手下に主人公が撃たれそうになった時、覆面の男が復活して代わりに撃たれ、ゲートの鍵を開けて走り去る
主人公とアイヴスは爆破寸前で、ニールにジープで引っ張り上げられる

この一連の出来事を、ニールの視点で説明しよう
ニールはジープのチェーンを使って、主人公とアイヴスをトンネルから、間一髪で引き上げる
その後、3人でアルゴリズムを分けるが、ニールはそれを主人公に預ける
それから主人公と別れたニールは、時間を逆行する
そして反対側からゲートの鍵を開け、主人公の盾となって撃たれる

ニールと別れる時、主人公は全てを察して止めようとする
だが、ニールの意志は固かった
それは主人公にとっては始まりだが、ニールにとっては長い友情の終わりを意味した

ちなみに海外のファンの間では、ニールの正体はキャットの息子マックスではないかと噂されている
映画のタイトル「TENET」
これはどちらから読んでも同じ文字、いわゆる回文となっている
もしマックスの名前がMaximilienだったとしたら、後ろから読むと最初の数文字はニールとなる
高い教育を受け、髪がブロンドでイギリス人というのも同じ
仮にそうならニールは父親の野望を阻止しようとしていたことになる
真偽は定かではないが、面白い仮説だ

名もなき男

ラストシーンで武器商人のプリヤは、ロンドンでキャットを始末しようとする
だが、いつの間にか後部座席に主人公がいて、逆に始末される

不審な車に不安を抱いたキャットは、時間と場所を携帯で伝えた
主人公は時間を逆行して、先回りした
そしてプリヤを撃った後、主人公は組織テネットを創立する
主人公をエージェントとして採用したのは、未来の主人公だったのだ

まとめ

説明していて頭が混乱してきた(笑)
まだまだ分からないことが多い
一つの解釈として参考にして欲しい

あのクリストファー・ノーラン監督の最新作 「時間」をテーマにしたアクション・アドベンチャーである めちゃくちゃ難解だった!! 謎が多す...
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