Netflix「スイッチング・プリンセス もう一度スイッチ!」ネタバレ感想 まさかの続編!!

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Netflixオリジナル映画
2018年の「スイッチング・プリンセス」の続編である
王位を継承することになったマーガレットは、恋人ケビンのことで揺れていた
ステイシーは2人の仲を取り持つため、もう一度入れ替わることを提案するが…………

前作よりかなり劣る出来
お馴染みのキャラは健在
物足りないが、前作のファンなら見る価値はあるだろう

ステイシーとマーガレット
そして新キャラである悪女フィオナ
主演のヴァネッサ・ハジェンズは、何と1人3役
大車輪の活躍を見せている
今回はステイシーのドラマは控えめで、どちらかというとマーガレットが主役
前作よりドタバタ度が増している
1作目で物語は綺麗に完結していたので、蛇足感は否めない
内容もかなり浅くて、TVムービーという印象
お馴染みのキャラのその後が見てみたい
あくまでそんなファン向けの作品となっている


予告編

『スイッチング・プリンセス: もう一度スイッチ!』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「スイッチング・プリンセス もう一度スイッチ!」
監督:マイク・ロール
キャスト:ヴァネッサ・ハジェンズ、ニック・サガル、サム・パラディオ、ラクラン・ニーボア
上映時間:96分
製作国:アメリカ(2020年)

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ざっくりあらすじ

思いがけず王位を継承することになったマーガレットは、恋人のケビンのことを忘れられずにいた。ステイシーはマーガレットとケビンの中を取り持つため、もう一度入れ替わることを提案するが…………

前作「スイッチング・プリンセス」

シカゴのパン職人のステイシーはヨーロッパの小国で行われる世界的なクリスマスケーキ・コンテストに参加する
そこで彼女は自分そっくりなマーガレットという名の公女と出会う
マーガレットはこの国の王子の婚約者だが、結婚する前に1日だけ庶民の生活を体験してみたいという
ステイシーは彼女の願いを聞き入れ、入れ替わる
ところが、そのことを知らない王子は、すっかりマーガレットに夢中になってしまい………………

入れ替わりロマンチック・コメディ
しきたりを重んじる王宮で奮闘するステイシーが魅力的
初めての庶民生活に大興奮のマーガレットもキュート
王道のシンデレラ・ストーリーである

感想(ここからネタバレ)

まさか続編が作られるとは…………

もう一度スイッチ!!

あの入れ替わり騒動から2年が過ぎた
菓子職人だったステイシーは、エドワード王子とめでたく結婚した
プリンセスとして多忙な日々
ステイシーはプリンセスとしてふさわしくなろうと懸命だった

そんなステイシーの気がかりは、自分と瓜二つのマーガレットのことだった
あの入れ替わり騒動で、マーガレットはステイシーの友人ケビンと運命的な恋をした
ところが半年前に2人は別れた
国王が死に、マーガレットが王位を継承することになったからである
マーガレットはモンテナロの女王になるのだ

マーガレットの戴冠式に向かう前に、ステイシーはシカゴに寄った
ケビンのことが気になったからである
彼はすっかり元気をなくしていた
マーガレットのことがいまだに忘れられないのだ
ステイシーはケビンを無理やり戴冠式に連れ出した

久しぶりに再会したマーガレットとケビン
2人には話し合う時間が必要だ
だが、マーガレットは戴冠式を前にして多忙
ステイシーは2人が時間を作れるように、1日だけ入れ替わることを提案する

その頃、マーガレットのいとこフィオナは、女王の座を虎視眈々と狙っていた…………

ヴァネッサ・ハジェンズ

元パン職人で今はプリンセスのステイシー
急に王位を継承することになったマーガレット
マーガレットの地位を狙ういとこのフィオナ

今回のヴァネッサ・ハジェンズは1人3役
まさにヴァネッサ祭という趣である
特にフィオナのはじけっぷりが凄まじい
最初はヴァネッサ・ハジェンズだとは気づかなかった
こうなったら何役まで出来るのか、見てみたい気がしてくる

ロマコメ

前作ではパン職人のステイシーとエドワード王子のロマンスが描かれた
続編である本作ではマーガレットとケビンのドラマがメイン
突然、王位を継承することになったマーガレット
一方、ケビンはただのケーキ職人
自分は王女とは釣り合わない
2人は別れた

もどかしい2人の恋の行方はどうなるのか?
ラストは爽快なハッピーエンド
ロマコメの醍醐味を味わえる

作品の評価

ステイシー、マーガレット、エドワード
ケビンとその娘オリビア
懐かしいメンバーの活躍が見られて楽しかった
ラストも悪くない
豪華なクリスマス気分も味わえる
ロマコメとして、それなりに満足できた

前作では公女と庶民が入れ替わった
ドレス、生活、周囲の環境
それぞれ全く違う立場を体験
そこが面白さのミソだった
本作ではステイシーはすでにプリンセス
プリンセス同士の入れ替わりで、立場の逆転もない
入れ替わりの面白みが薄れてしまった

新キャラのフィオナがマーガレットと入れ替わるという新しい仕掛けも用意されている
だが、そこも問題

ケビンに一方的に別れを告げ、シカゴに追い返す
側近をクビにする
戴冠式を勝手に1日早める

フィオナが好き放題に行動し、見ていてストレスが溜まった
はっきり言って、あまり面白いと思えなかった

マーガレットとケビンの恋の行方
ステイシーとエドワードの夫婦問題
フィオナと手下たちの暗躍

色々な要素を詰め込みすぎて、前作より見づらくなった印象
ステイシーも今回は影が薄かった
無理やり作った続編という感が否めない

最後の戴冠式で「クリスマス・プリンス」の主役2人がチラリと登場
このサプライズは嬉しかった
こちらの続編も気になる

このシリーズもとうとう3作目 アンバーの初めての出産と、紛失した隣国との休戦協定書のミステリーが描かれる ゆるい出来だが、安定して楽しめ...

まとめ

前作が綺麗に完結していただけに、蛇足な続編という印象
ツッコミどころも多く、パッとしない出来だった
あくまでファン向けの作品
3作目もすでに決定しているようだが、どうなることやら


The Princess Switch: Switched Again (2020) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/the_princess_switch_switched_again
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/374477

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