Netflix「紅海リゾート -奇跡の救出計画-」感想 クリス・エヴァンス主演の決死の脱出劇!!

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あの「キャプテン・アメリカ」ことクリス・エヴァンスの最新作が、なんとNetflixで登場!!
内戦で苦しむエチオピア系ユダヤ人
同胞を救うために、イスラエル諜報特務庁「モサド」のエージェントが考えた驚きの計画とは!?
実話を基にした物語である
クリス・エヴァンスはキャプテン・アメリカとは違った正義感に熱い男を熱演
なかなかのはまり役
オペレーションを実行するチームのメンバーも個性的
物語の背景など、知識がないととっつきにくい部分はある
しかし、スリリングなシーンの連続で、あまり気にせずに楽しめるだろう
クライマックスの盛り上がりも見事
これが実話だというのが驚きだ
「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」が好きな人は見るべきだろう
クリス・エヴァンスがまた違ったヒーロー像を見せてくれる


予告編

作品情報
作品名「紅海リゾート -奇跡の救出計画-」(原題The Red Sea Diving Resort)
監督:ギデオン・ラフ
キャスト:クリス・エヴァンス、ヘイリー・ベネット、ベン・キングズレー、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、ミキール・ハースマン、グレッグ・キニア
上映時間:130分
製作国:アメリカ(2019年)

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ざっくりあらすじ

1980年代初頭、内戦下のエチオピアでは多くのエチオピア系ユダヤ人が苦しんでいた。イスラエル諜報特務庁「モサド」は彼らを救出するために、奇抜なオペレーションを実行する………………

感想(ここからネタバレ)

クリス・エヴァンスの「アベンジャーズ エンドゲーム」の次の作品が、まさかNetflixオリジナル映画とは
何だか得した気分

救出作戦

1980年代初頭、内戦化のエチオピアでは多くのエチオピア系ユダヤ人が、軍の虐殺や飢饉に苦しんでいた
イスラエル諜報特務庁「モサド」のエージェント、アリ・レヴィンソンはエチオピアで彼らを救出する任務にあたっていた
だが、数百人を脱出させるのは困難だ
移動は徒歩による過酷なものだった

スーダンに辿り着いたアリは現地住民で協力者のカベデと再会
アリはユダヤ人たちを難民キャンプに潜り込ませた
スーダンも敵国で危険だが、難民は難民に隠すのが最適だと考えたからだ
ところがそんな時、イスラエルから帰国の命令が出た
「必ず戻ってくる」と約束し、アリは国に戻った

上司のイーサンは作戦の中止を言い渡した
敵国であるスーダンから難民を脱出させるのは困難だ
下手をすると国際問題になる

しかし、アリは諦めなかった
彼はとんでもない奇抜な作戦を思いつく
スーダンのビーチに5年前に廃業した「紅海リゾート」というホテルがある
スーダン政府は観光のため、そのホテルをリースしようとしている
それをモサドが借り、脱出計画の拠点とする
エチオピアからスーダンまで辿り着いた難民を、海路を使ってイスラエルへ輸送するのだ

もちろん絶対にスーダン政府に計画がばれてはならない
そのため武器も持ち込めず、計画が発覚しても政府はいっさい助けない
過酷な任務だった
アリはこの作戦のため、4人の優秀なエージェントを集めた
そして、ついにスーダンに向かうのだが………………

監督

ギデオン・ラフ
ドラマ「HOMELAND/ホームランド」のクリエイターである
彼はイスラエル出身で、イスラエル国防軍にも従事した経験を持つ

クリス・エヴァンス

クリス・エヴァンスといえば、やはり「キャプテン・アメリカ」のイメージが強い
まさに正義の象徴
多くの人々にそんなイメージがこびりついているだろう
そして、「アベンジャーズ エンドゲーム」でスティーブ・ロジャース役を卒業した今、どういうキャラクターを演じるのか?
強烈すぎるキャップのイメージは払しょくできるのか?
それが気になっていた

クリス・エヴァンスが新たに演じるのは、やはり正義の男だった
イスラエル諜報特務庁「モサド」のエージェント、アリ・レヴィンソン
冒頭のシーンが象徴的である
エチオピアでユダヤ人を救出する任務
ところが子供が1人、村に置き去りになっている
軍隊がこちらに迫っている
急がないと全員が危ない
それでもアリは子供を助けに行くのだ

熱い正義の男
しかし、スティーブ・ロジャースに比べて、暴走しがちで周りの意見を聞かないところがある
キャプテン・アメリカとは違った新たなヒーロー像だった
今後、クリス・エヴァンスがどういうキャラを演じていくのか楽しみだ

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作戦

ホテル経営をカモフラージュにして、ユダヤ人たちを救う
実際にこんなことがあったとは驚きだ
この作品を見て、多くの人がベン・アフレックの「アルゴ」を思い出すだろう

実際にこの作品は共通点が多い
クライマックスの飛行機での脱出もそっくりだった

この「紅海リゾート -奇跡の救出計画-」は基本的には重い物語である
だが、ちょっと笑える要素も用意されている

ホテルの経営
あくまでカモフラージュのはずだった
ところが噂を聞いて、本当に観光客がやって来てしまうのだ
仕方なく接客するモサドの諜報員たち
本人たちは真剣なのだが、思わず笑ってしまうシーンだ
けれど、そのことが彼らの危機を救うことになるのも面白い

物語の背景

この作品を見るまで、アフリカ系ユダヤ人がいるということを知らなかった
彼らは古代イスラエル王国が分裂した時に、アフリカに移住した人々の末裔だと言われている
この物語で描かれたように、80~90年代に約2万2000人をイスラエル政府は脱出させた
今ではエチオピアのユダヤ人の85%以上にあたる110,700人を越える人々が、イスラエルに住んでいる

ただこの作品ではいい面ばかりが描かれているが、移住したエチオピア系ユダヤ人はイスラエルでも差別を受け、苦しい生活を送っているようだ
彼らの失業率は45%にものぼるという

イスラエル諜報特務庁「モサド」に関しては、Netflixの「オペレーション・フィナーレ」を見ると、より深く理解できるだろう
モサドによる元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマン捕獲作戦を描いたものである
ベン・キングスレーはこちらにも出ている

オスカー・アイザックとベン・キングズレー主演 全米では8月29日に公開されたばかりの作品である まさかのNetflixでの配信 これは...

この「紅海リゾート -奇跡の救出計画-」では主にモサドチームの功績が描かれている
だが、エチオピアからスーダンの海岸まで、1000キロの道のりを越えてきたエチオピア系ユダヤ人
そして、彼らを命がけで導いたカベデのような人物
彼らもこの物語のヒーローだろう
クライマックスでこんなに輸送機に乗せられないと難色を示すパイロットに、アリが怒鳴る

「誰を置き去りにするか。俺には決められないから、あんたが決めてくれ!!」

そのシーンの難民たちの眼差しが印象的だった

まとめ

スリリングで、かなり面白く見れた
モサドのチームの個性的な面々も楽しい
クリス・エヴァンスのキャプテン・アメリカ後の初主演作としても興味深い
ちょっと難解なところはあるが、娯楽作としても歴史ものとしても見ごたえ十分


Operation Brothers (2019) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/the_red_sea_diving_resort
allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=369243

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