Netflix「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」ネタバレ解説 事件の詳細の説明!!

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Netflixで5月14日に配信されたミステリー映画「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」
世界中で人気を集めているようだ

エイミー・アダムス、ジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマンなど豪華なキャスト
監督は「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で高い評価を得たジョー・ライト
話題になるのも当然だろう

とはいえストーリーが少し複雑で、1回見ただけではよく分からない点もあった
そういう人は多いのではないか?
ここでは海外サイトなどを参考にして、事件の詳細を分かりやすく説明する

なお映画のネタバレ全開なのでご注意を!!

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「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」

児童セラピストのアナは、広場恐怖症で家から外に出られなかった
夫と娘のオリヴィアとは別居中
精神安定剤とアルコールに溺れる日々
そんなアナの楽しみは古い映画を見るのと、窓から外の様子を覗き見することだった

隣の家にラッセルという一家が引っ越してきた
アナはラッセル家の一人息子、イーサンと知り合った
彼は厳格な父親アリステアに怯えているようだった
イーサンにアナは、何かあったらいつでも訪ねてきてと優しく言った

そんなある日、具合が悪くなったアナは、イーサンの母親のジェーンに介抱された
しばらく一緒にいるうちに、2人は意気投合
お互いの子供のことを語り合った

イーサンとジェーン
ラッセル家の2人は何か隠しているようだった
アナは気になって、窓から隣の家を覗き見るようになった
ある夜、アナはジェーンが刃物で刺されるのを目撃して…………

主人公のアナを演じるのはエイミー・アダムス
他にジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマン、ジェニファー・ジェイソン・リーと豪華キャスト
監督は「プライドと偏見」や「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で高い評価を得たジョー・ライト

Netflixオリジナルのサスペンス映画 広場恐怖症で家を出られない女性アナは、隣の家で恐ろしい犯罪を目撃してしまい………… 実力派...

幻覚か、現実か?

ジェーンが殺される場面を目撃したアナは、警察に通報する
しかし、アナと警察の前に現れたジェーンは、全くの別人だった
アリステアもイーサンすらも、家で殺人など起きていないという
誰もアナのことを信じなかった

あのジェーンは幻覚だったのだろうか?
そんなはずはない
自分は正常だ

真実を突き止めようとするアナ
しかし、衝撃の事実が明らかになる

アナの別居中の夫エドと娘のオリヴィア
2人は事故ですでに死んでいた
アナがいつも電話で話していた相手は存在しなかったのだ

夫と娘は自分の運転ミスで死んだ
そのことを思い出したアナは、自分が信じられなくなった
おかしかったのは全て自分なのだ

アナは自分で人生の幕を引く決意をする
部屋で1人、スマホで遺書を撮影するアナ
だが、何気なくスマホを眺めていると、猫をとった写真のワイングラスに、ジェーンが映っているのに気づいた
あの夜のジェーンは実在したのだ…………

ジェーン

殺されたジェーンとは何者だったのか?
その正体はケイティ
イーサンの実の母親であり、アリステアの前妻である

ケイティはイーサンを産んだ後、高圧的なアリステアを嫌い、息子を連れて逃げた
アリステアが2人を発見したのは、ジャンキーのたまり場だった
イーサンをアリステアは引き取り、ケイティは刑務所に入った
出所したケイティは、イーサンを追ってニューヨークまで来た

それでは何故ケイティはアナに、自分はジェーンだと偽ったのか?
実は最初に勘違いしたのはアナの方である

「ジェーン・ラッセルね?」

見知らぬ女性を新しい隣人だと、勝手に思い込んだのだ

だが、その勘違いをケイティは利用した
ケイティは監護権を失い、本来は息子と会うことは出来ない
アナが息子のイーサンと面識があることを知り、誤解させたままにしておいたのだ
上手くいけばアナを介して、息子と会えるかも知れない
けれどケイティの息子への想いが悲劇を招くこととなる…………

デヴィッド

アナの家の地下室を間借りしている男、デヴィッド
彼のベッドにジェーン(ケイティ)のイヤリングが落ちているのを、アナは発見した
だが、デヴィッドはそんな女性知らないという
デヴィッドは何故、嘘をついたのか?

アナと会った後、ケイティはラッセル家を訪れるが、イーサンに会わせてもらえず追い出された
仕方なく近所をぶらぶらしていたケイティをデヴィッドが見かけ、部屋に連れ帰り一夜を共にした
イヤリングはその時に落とした

アナが警察から疑われている時、デヴィッドがケイティのことを話さなかった理由
デヴィッドは実はかつて刑務所にいて、現在は仮釈放中だった
本来はボストンを出てはいけないのだ
殺人事件の捜査に関わると、警察はデヴィッドの素性を調べるだろう
それは非常にまずい
デヴィッドは刑務所に戻されるより、知らないふりをすることを選んだ

イーサン

ケイティを殺した犯人
それは実の息子のイーサンだった

イーサンは人が死ぬ瞬間に快楽を覚える異常者だった
ボストンにいる時、イーサンは父親であるアリステアの助手のパメラという女性を殺した
ニューヨークに越してきた後も、その衝動は抑えられなかった
イーサンは不動産屋から初めてアナのことを聞いた時から、彼女を次のターゲットに決めた

イーサンはアナの部屋を訪れて、母親からだとキャンドルを渡した
そのキャンドルは本当は自分で購入したものである
最初の訪問の時に、イーサンはアナの部屋の鍵を盗んだ
アナは部屋を出入りすることはなかったので、鍵がなくなっていることに気付かなかった
イーサンはその鍵を使って、アナの部屋を自由に出入りしていた
そしてアナが眠っている姿を写真に撮り、彼女に送った

アリステア

イーサンの父親アリステア
彼と妻のジェーンは、イーサンの異常性のことを全て知っていた
そのためイーサンがパメラを殺した後、逃げるようにボストンからニューヨークへ引っ越してきた
イーサンがケイティを殺した時も、アリステアは死体を始末した

アリステアがイーサンに近づくなと、アナに詰め寄った理由
それはイーサンではなく、アナの身を案じたからである
イーサンが次はアナを狙っていると気づいていたのだ

イーサンの事件が発覚した後、アリステアは息子の名誉を守るために無言を貫いた
しかし、妻のジェーンは違ったようだ
今までのことを洗いざらい、警察にぶちまけた

アナ

夫と娘の死のトラウマで、外に出ることが出来なくなっていたアナ
しかし、イーサンから逃げるために、アナは屋上へ、外へと出た

事件から9ヶ月後、アナは広場恐怖症を克服していた
それは自分の命を守るため、外へ出ることを余儀なくされたのがきっかけだったのかも知れない

家の中にこもっていれば、アナは家族を失ったという辛い現実から目を背けることが出来た
だが、2人の死を受け入れ、自分を許せた時、アナはようやく解放されたのだ

Netflix「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」ネタバレ感想 隣の家を覗くな!!

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