Netflix「陰陽師: 二つの世界」ネタバレ感想 晴明の格好よさが炸裂!!

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夢枕獏の人気小説を原作とした中国のRPG「陰陽師」が映画化
人間と妖怪、二つの世界に巨大な災厄が迫ろうとしていた…………

晴明がめちゃくちゃ格好いい
良質なエンターテイメントとなっている

2月5日にNetflixで配信された「陰陽師:とこしえの夢」とは、全くの別物なので注意
こちらはより娯楽性の高い作品となっている
ミステリアスな晴明がとにかく魅力的
式神たちも個性的だった
様々な妖怪が出てきて楽しい
CGのクォリティも高かった
意外な展開もあり、クライマックスも盛り上がる
もはやハリウッド映画に負けないスケール
「とこしえの夢」と見比べてみるのも面白いだろう


予告編

作品情報
作品名「陰陽師: 二つの世界」(原題The Yinyang Master)
監督:リー・ウェイラン
キャスト:チェン・クン、ジョウ・シュン、チュー・チューシャオ、シェン・ユエ、ウィリアム・チャン
上映時間:113分
製作国:中国(2021年)

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ざっくりあらすじ

人と妖怪。世界は二つに分かれていた。剣士である源博雅は帝への献上品を護衛する途中で、晴明という謎の男に貢物を奪われてしまう。博雅は必ず晴明を捕まえると誓うが…………

感想(ここからネタバレ)

「陰陽師:とこしえの夢」の続編だと信じ込んでいたので、最初は戸惑った…………

出会い

古代中国の平京市
世界は人間が住む城内と妖怪が棲む妖域に分かれていた
かつて9つの頭を持つ邪悪な妖蛇、相柳が妖怪たちを率いて世界を支配しようとした
しかし、陰陽師によって鱗石に封印された

晴明は若い陰陽師だったが、人と妖の子だと恐れられていた
唯一、先輩のジボクと幼馴染のビャクジは、晴明のことを気にかけてくれた
ところがある日、ジボクが殺され晴明が犯人だと疑われた
ビャクジは信じなかったが、晴明はその場を逃亡した

7年が経った
守備隊の隊長である源博雅は護衛を率いて、帝への献上品を運んでいた
森を移動している途中、一行は妖怪たちに襲われた
部下たちは散り散りになって逃げだした
1人残って、剣で戦う博雅
危ないところを博雅は、いきなり現れた晴明に救われた
だが、どこか胡散臭い男だ

襲ってきた妖怪たちは、全て晴明の式神だった
晴明は献上品を全て持ち去ってしまった
城に戻った博雅は、上役から大目玉をくらった

3日以内に献上品を取り返さなければクビ

博雅は晴明を捕まえ、屈辱を晴らすことを誓ったのだが…………

作品解説

夢枕獏の人気小説「陰陽師」


陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

中国のオンラインゲーム会社NET EASE GAMESは、「陰陽師」を原作としたスマートフォン・アプリを開発
日本でもヒットしている
本作は厳密にはこのゲームの映画化である

この映画は2021年2月12日に中国で公開された

「陰陽師:とこしえの夢」

2021年2月5日にNetflixで配信された

夢枕獏の人気小説「陰陽師」が中国で映画化 大蛇の魔物の封印を守るため、天都城へ向かった晴明は若き剣士博雅と出会い………… 豪華な衣装...

同じ夢枕獏の人気小説「陰陽師」を原作としているが、全くの別物
晴明の設定や源博雅との出会いもかなり異なっている

「とこしえの夢」は映像のこだわりが強く感じられた
晴明と博雅との友情も深く描かれた

対して「二つの世界」は娯楽性重視
博雅とのドラマもあっさり目だった

個人的には演出過剰な「とこしえの夢」より、「二つの世界」の方が面白かった
この辺りは好みが分かれるだろう

晴明

凄腕の陰陽師
人と妖の間に生まれたと言われている
多くの妖怪たちを式神として従えている
何を考えているのか分からない食えない人物
演じるのは「ロスト・レジェンド 失われた棺の謎」のチェン・クン

善人か悪人か分からない
本作の晴明はとにかく謎多き男
人間でありながら、妖怪にも一目置かれている
そのミステリアスさが非常に格好よかった

源博雅

守備隊の隊長
晴明に献上品を奪われる
絶対に晴明を捕まえ、雪辱を晴らすことを誓うが…………
演じるのは「流転の地球」のチュー・チューシャオ

本作の博雅は熱い男
真っ直ぐな性格で、晴明に振り回される
しかし、次第に晴明の人となりを知り、信頼するようになる

妖域

カラス天狗
雪女
かまいたち
天邪鬼

本作では様々な妖怪が登場
妖怪好きにはたまらない
特に雪女がお気に入り
陰陽師を次々と凍らせるその力は凄まじかった

また妖域の妖怪たちが棲む町も、エネルギッシュで圧巻
臨場感のあるビジュアルで、「千と千尋の神隠し」を思い出した

式神

晴明は多くの妖怪たちを式神として従えている
彼らは皆が行き場のない者たち
そのため晴明を心から従い、敬っている

陰陽寮を追われた晴明
彼もまた半妖として、子供の頃から居場所がなかった
だからこそ晴明と式神たちの絆は強い
式神たちは晴明を信じて、最後の戦いに身を投じる
その健気さに胸を打たれた

ドラマ

晴明とビャクジ
幼い頃から一緒で、信頼し合っていた2人
だが、晴明はジボクを殺したとして、陰陽寮を去った

7年後、彼女は陰陽師の長となっていた
晴明とケリをつけなければならない

愛情と憎しみ

この2人のドラマが本作のメイン
なかなか見ごたえがあった

覚醒

最後に明らかになる真の敵
その強大な力の前に、晴明は敗れる

人間界に攻め入ろうとする妖怪たち
晴明を信じて、その前に立ちはだかる源博雅と式神たち
だが、圧倒的な勢いの前に劣勢となる
敗北は時間の問題だ

そこからの晴明の覚醒が熱い
凄まじいパワー
「マトリックス」のクライマックスのようなカタルシスだった

「陰陽師:とこしえの夢」も最後はスーパーバトルだったが、本編から浮いているように見えた
けれど、この「二つの世界」では違和感はなかった
晴明の覚醒が自然な流れとして描かれているからだ
作品の出来栄えとしては、こちらに軍配が上がるだろう

まとめ

ハリウッドにも負けないスケール
中国映画の勢いを感じた
もはや夢枕獏の原作とは別物だが、ここまでくると清々しい
続編を匂わせるラスト
是非とも期待したいところだ


The Yinyang Master (2021) on IMDb


allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/376022

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