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【海外の反応】「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の評価は!?

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「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」はアメリカでは、 2022年9月27日に限定公開された

日本での公開は2022年6月3日

 

1979年に放送されたTVアニメ「機動戦士ガンダム」の第15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクして映画化
監督は「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインとアニメーションディレクターを手がけた安彦良和
残敵掃討任務のため”帰らずの島”と呼ばれる無人島に上陸したアムロたちホワイトベースのクルー
そこでアムロはいるはずのない子供たちや、一機のザクと遭遇し…………

 

およそ40年ぶりの「ファーストガンダム」の新作映画
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」

宇宙世紀0079年、ジオン公国と地球連邦による一年戦争は激化していた
ジャブローでの防衛線を辛くも切り抜けた地球連邦軍は、ジオンの地球進攻軍本拠地であるオデッサを攻略すべく、大反抗作戦に打って出た
作戦前の最後の補給を受けるために、アムロたちの乗るホワイトベースはベルファストへ向け航行していた
そんな時、ホワイトベースはある任務を言い渡される
その任務は「帰らずの島」と呼ばれる無人島に潜む残敵の掃討だった

 

島に降り立ち捜索を開始したアムロたちが見たものは、いるはずのない子供たちだった
驚いているアムロの前に一機のザクが現れた
そのザクは恐ろしい強さで、苦戦したアムロはガンダムを失ってしまうが…………

 

アムロ・レイを演じるのは古谷徹
ククルス・ドアンは武内駿輔
ブライト・ノアは成田剣
カイ・シデンは古川登志夫
セイラ・マスは潘めぐみ
監督は安彦良和
アニメーション制作はサンライズ

 

 

 

 

海外の評価

アメリカでは「Mobile Suit Gundam: Cucuruz Doan’s Island」のタイトルで公開された


現時点でのIMDbのスコアは6.7/10
ロッテントマトの批評家支持率は100%、観客支持率は100%

 

 

 

 

メディアの評価

Anime News Network

この映画はファースト・ガンダムの第15話のリメイクですが、そのエピソードは日本以外では見ることができませんでした
2001年に北米で「機動戦士ガンダム」のライセンスが供与された時に、監督の富野由悠季がこの15話を削除してくれと、異例の要望を出したからです
バンダイはこれに応じ、海外版DVD、Blu-ray、ストリーミング版は、このエピソードがまるでなかったかのようになっています
この映画はガンダムのそんな歴史の汚点を、正す試みとして解釈できます
アムロと島の孤児たちとのたどたどしい交流は、映画の最良の部分です
その反面、映画のクライマックスは盛り上がりに欠ける
時系列的にザク以外を出せないのは分かりますが、他の劇場版ガンダムの壮大さに比べると、物足りなさは否めません
「ククルス・ドアンの島」は堅実でノスタルジーを感じるには良い作品だが、劇的なものを期待すると失望するでしょう
評価:B

 

 

AV Club

最新の「機動戦士ガンダム」映画は、昔からの熱狂的なファンより初心者の方が気に入るかも知れません
これは人々が愛している懐かしいキャラクターたちが登場するオリジナルシリーズの正当なストーリーであるため、ファンサービス映画として素晴らしい位置にあります
ただし、アムロや彼の仲間たちについて、特に何か新しいことを明らかにする作品ではありません
戦争孤児を守るために軍を脱走した兵士の物語でさえ、他のシリーズ(第08MS小隊)ですでに描かれていることです
そのため「ククルス・ドアンの島」に何か新しいものを期待する既存のガンダムファンは、失望するかも知れません
代わりにガンダムについてあまり詳しくないという人にとっては、シリーズに取り組む良い出発点の1つになると思います

 

 

Gizmodo

最新のガンダム映画は良くも悪くも、初期のシリーズに対する愛情深く贅沢なオマージュです
安彦良和が監督を務めたこの映画は、オリジナルシリーズの第15話「ククルス・ドアンの島」を、2時間の映画としてリメイクしたものです
このエピソードは当時、低予算の酷いアニメーションのため評価が低く、ガンダムの生みの親である富野由悠季から見放されました
それを映画化するとは異例の選択ですが、おそらく賢明な選択でもあります
これはサンライズ、そして安彦自身にとっても、オリジナルシリーズへの郷愁の火を掻き立てるだけでなく、間違いを正せる機会でもあるからです
そして現代にふさわしいクォリティの作品に仕上げました
しかし、それはつまり「ククルス・ドアンの島」は、あくまでテレビの1エピソードの映画化にすぎないということです
確かに素晴らしいクォリティですが、映画としては物足りなくも感じます

 

 

Coming Soon.net

「ククルス・ドアンの島」はオリジナル・シリーズの第15話に基づいていますが、非常に感動的です
尺が長くなったことで、ドアンが世話する様々な子供たちの日常生活をさらに深く掘り下げることができ、最後の戦いを盛り上げるのに大いに役立っている
退屈に聞こえるかも知れないが、一緒に暮らすうちに子供たちがアムロに懐いていく様子は、驚くほど楽しくて愛おしい
クライマックスの戦いも緊張感がありエキサイティングで、全てが驚くほど上手くアニメーション化されています
ジオン軍にドアンのようなパイロットがいることも、彼らは邪悪な敵対者集団ではなく、人間なのだと思い出させてくれます
初心者にはとっつきにくいかも知れませんが、この映画はガンダムに興味がある人なら見る価値があります
9/10

 

 

 

 

観客のレビュー

「全てのガンダムファンへのラブレター。アニメーションとサウンドは別格でした。英語吹き替えも良かったです」

 

「素晴らしかった。もっと劇場でガンダム映画が上映されることを願っています」

 

「宇宙世紀のファンには楽しい映画ですが、初心者には向きません」

 

「オリジナルのシリーズを最新のアニメーションで描くという試みは面白かった。特に戦闘シーンで効果が絶大でした」

 

「ククルス・ドアンの島は1979年のシリーズのファンにとって、素晴らしい映画です。古谷徹がアムロ役に戻ってきて、素晴らしい演技を見せているのが嬉しい」

 

「ガンダムについて詳しくないのですが、映画は上手くまとまっていて、満足のいくストーリーでした」

 

「アニメーションもストーリーも良かったです。この映画はオリジナル・シリーズに忠実で、とても楽しかった。唯一気に入らなかったのは、展開がスローに感じられるところがあったことです。戦闘シーンがもう少しあれば良かったのかも知れません。それでも良い映画です」

 

「もっとモビルスーツの戦いが見たかった!!」

 

「RX-78とザクの対決を見ていると、子供の頃に戻ったような気分だった。ドアンは格好良かったです」

 

「アクションも良かったですが、原作のこの時点でのアムロの考え方や成長が、忠実に描かれていたのが良かった。リマスタリングされた音楽も素晴らしかったです」

 

「ファーストガンダムを現代のアニメーション技術で見られるのは素晴らしい」

 

「私はガンダムの熱心なファンではありませんが、この映画はお金を払う価値があり、最初から最後まで楽しかった。オリジナルのエピソードより、大幅に改善されていると思います」

 

「今まで見た中で最高のガンダム映画かもしれない。オリジナルのキャラクターや、ブラッシュアップされたモビルスーツのデザインを見ることができて新鮮だった」

 

「これはファーストガンダムの1エピソードを引き延ばしたもので、退屈で寝てしまいました。この映画で新しく追加される要素は、何もありません」

 

「アニメーションとストーリーは一流で、戦闘シーンは素晴らしかった。絶対にお勧めします」

 

「良いアニメーションですが、会話はいかにも70年代で古臭い。あくまでファースト・ガンダムのファン向けです」

 

「映画はとても良かった。西洋人の私たちにも、ガンダムを映画館で見る機会が与えられて嬉しいです」

 

「素敵な小さな映画。完全に独立しているわけではありませんが、独特の味わいがあります」

 

「良い映画です。ファーストガンダムをもう一度見たくなった」

 

「シリーズの根底にある反戦のメッセージを押し出しながら、ガンダム世界を拡張する方法が素晴らしいと思いました」

 

「多くの瞬間が衝撃的でした。これぞサイドストーリーのあるべき姿であり、単にノスタルジーを煽るだけのものではなく、オリジナルに敬意を払っています。本当に大好きだったので、これらのキャラクターをもっと見たいです」

 

「とても懐かしい。アニメーションは新たに作り直され、より目を見張るものになりました。宇宙世紀シリーズの一部を大きなスクリーンで見られるのは、素晴らしいことです」

 

「アニメーションは美しく、キャラクターも魅力的だった。ガンダムファンにはぜひお勧めです」

 

「この映画はまさにガンダムそのものでした。戦争は悲惨で不幸なものだと、映画を見た観客には伝わるはずです」

 

「ククルス・ドアンの島はオリジナル・シリーズをTHE ORIGINの世界で描きなおしたもので、その試みは成功しています。こうなるとファーストガンダムの完全リメイクを切望したくなります」

 

「安彦監督がまたガンダム映画を作ることができて良かったし、懐かしいキャラクターたちのやり取りを見るのは楽しかった。しかし、20分のエピソードを1時間40分に引き延ばしているので、少しだれるところもあった」

 

「正直、宇宙シーンやシャアの登場しないガンダム映画は、なんだか不完全な気がします。ククルス・ドアンの島はそれはそれで楽しいですが、このレベルのクォリティで『The Origin』を完全にアニメ化して欲しい」

 

「生きているうちにガンダムを映画館で見ることができて、本当に良かった!」

 

「0079のキャラクターたちにまた会えて嬉しい。アニメーションは素晴らしく、CGのモビルスーツも気にならなかった。大勢の観客と一緒に、ガンダムを見るのは楽しい体験でした」

 

「私はいつもガンダムが大好きで、ファンならこの映画は絶対に見る価値があります!」

 

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    安彦はストーリーテラーとしてはあまり才なく平凡。だが絵は一線級にうまいという
    1st時の評価そのものの映画

  2. 浅見刑事局長 より:

    この映画の企画や制作は素晴らしいと思いますけど、この映画を良いと感じる事が出来るかは観客の環境にも大きく左右されると思います。

    ファースト再放送世代のオジサンである私には、もう目新しい物語はそれほど必要でもなく、観たいキャラの観たい物語を最新のクオリティで観る事が出来ただけでも満足ですけど、新しい発見も驚きもありました。

    エンディングは紛れもないハッピーエンド。
    ただ歴史を知っている方にはひとときの夢のようなお話。
    ジブリ的なファンタジーな演出も評価は分かれるところでしょう。
    ただファースト、そしてトトロ辺りが好みな方には森口さんの歌と相待って最高のエンディングだったのではないでしょうか。

    終わった後気付かされてしまいました。
    私はガンダムシリーズが好きですけど、やっぱりアムロを中心としたホワイトベースの仲間たちが好きなんだと。
    いまさら刺激的な戦闘シーンなどなくても観続けたいのはそこなのだと。
    今、メンバーのひとりキッカを主人公にしたカイの物語の続編的な漫画に惹かれてしまうのも、次に望むものが製作陣の高齢化でオリジン本編は却下されてますけど、戦後のオリジンならククルスドアン程度の長さに収まるなんて思ってしまうのも、腑に落ちました。

    老いたと言われればそうなのでしょうけど、これからもガンプラ全盛期を支えた世代に向けてサービス的な作品が提供される事を期待します。
    企画が赤字とならないように支えるだけのファンがいる事は映画ククルスドアンが証明してくれましたから。

  3. 匿名 より:

    敵ではあるけど生身の相手をぶちゅっとしてしまうシーンは流石に抵抗がある

  4. 匿名 より:

    ファーストガンダムを履修済みという条件は実はかなりハードルが高い
    日本でも若者が完全に無視したため観客動員は伸び悩みました
    海外で観客支持率が100%というのはジブリアニメでも不可能なので
    そうとう狭いコアなマニアのみの意見と捉えた方がいいでしょう

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