Netflix「バブル」ネタバレ感想 荒木作品の集大成!!

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Netflixオリジナルのアニメ映画
原因不明の泡によって重力が壊れた東京で、ヒビキはウタという不思議な少女と出会い…………

縦横無尽に空中を駆け巡るアクションと、切ない恋愛模様
必見のハイクオリティ・アニメーション映画

監督は「進撃の巨人」の荒木哲郎
脚本は「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄
キャラクターデザイン原案は「DEATH NOTE」の小畑健
超豪華なクリエイターが結集
5月13日に劇場公開される本作
それが一足先にNetflixに登場
本当に先に見ちゃって大丈夫なの!?
作品はめちゃくちゃ良かった!!
廃墟となった東京での空中を駆け巡るチームバトル
少年の成長
仲間との絆
そして何よりヒロインであるウタが魅力的
アクションに興奮し、切ない恋愛模様に涙
そしてWIT STUDIOによるハイクオリティなアニメーション

こんなの見るしかないでしょ!!

残念なのは「バブル」というタイトルがキャッチーじゃないことぐらい
アニメ好きなら必見!!


予告編

『バブル』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「バブル」
監督:荒木哲郎
脚本:虚淵玄、大樹連司、佐藤直子
キャスト:志尊淳、りりあ。、宮野真守、梶裕貴、畠中祐、千本木彩花、井上麻里奈、三木眞一郎、広瀬アリス
上映時間:100分
アニメーション制作;WIT STUDIO
製作国:日本(2022年)

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ざっくりあらすじ

世界に降り注いだ原因不明の泡によって重力が壊れ、廃墟と化した東京。家族を失った若者たちは、ビルからビルへ跳びまわるパルクールのチームバトルに熱中していた。ブルーブレイズのエースであるヒビキは、ウタという不思議な少女と出会い…………

感想(ここからネタバレ)

劇場公開を前にNetflixで見れちゃうとは…………

出会い

原因不明の泡が世界に降り注ぎ、特に東京は壊滅的な被害を受けた
東京から重力は失われ、人々は他の地へと去った
だが、家族を失った若者たちは東京に残り、ビルからビルへ駆け回るパルクールのチームバトルに熱中していた

ブルーブレイズのエースであるヒビキは、特別な才能を持ち一目置かれていた
しかし、ヒビキは決して他人に気を許そうとはしなかった
ある日、ヒビキは歪んだ重力に巻き込まれて、海に転落してしまう
海底で意識を失いそうになるヒビキの前に、一人の少女が現れた
ヒビキはその少女に助けられた

素性不明の不思議な少女
ウタと名付けられた少女は、ヒビキやチームのメンバーと共に暮らすことになる
常識を知らず、驚異的な身体能力を持ち、トラブルを巻き起こすウタ
だが、次第にウタはヒビキたちに馴染んでいった
そして、少しずつヒビキとウタの心は近づいて行ったが…………

荒木哲郎

「DEATH NOTE」や「進撃の巨人」
世界的にも注目されている監督である
個人的に印象的な作品は「甲鉄城のカバネリ」

ハードなアクション
時代劇とスチームパンクとゾンビの組み合わせ
美麗な作画
そしてヒロイン無名の魅力

荒木監督の個性が凝縮した作品となっている

TVアニメ「甲鉄城のカバネリ」の半年後を描いたエピソード とにかく作画が凄い 美術の美しさ アクションシーンの迫力は見ごたえ満点 そ...

虚淵玄

「魔法少女まどか☆マギカ」で一世を風靡した虚淵玄
その後も「PSYCHO-PASS サイコパス」、「翠星のガルガンティア」、「アルドノア・ゼロ」、「仮面ライダー鎧武/ガイム」と活躍

虚淵玄の作品は個人的には、まどか以前に手掛けたPCゲーム「Phantom -PHANTOM OF INFERNO-」が印象的

ハードな作風
シビアな世界観
重火器へのこだわり

当時から力量は突出していた
まさかこんなメジャーな存在になるとは、夢にも思わなかった

WIT STUDIO

「進撃の巨人」、「甲鉄城のカバネリ」、「王様ランキング」、「GREAT PRETENDER」

2020年7月8日よりフジテレビ「+Ultra」枠にて放送予定のアニメ「GREAT PRETENDER」 その第1話から第5話までがNet...

今期は話題作「SPY×FAMILY」を手掛けている
ハイクオリティな作品を提供し続ける注目のスタジオだ

ヒビキ CV.志尊淳

バトルクールのチーム、ブルーブレイズのエース
特殊な聴覚の持ち主で、縦横無尽に空中を駆け回る
だが、人と接するのは苦手で、いつも一人でいる
不思議な少女ウタと出会ったことで、少しずつ人間的に成長していく

自分勝手で人に頼ることをしなかったヒビキ
彼の成長する姿が本作の見どころの一つ
演じるのは俳優の志尊淳

ウタ CV.りりあ。

ヒビキの前に現れた不思議な少女
常識知らずで周囲を振り回す
しかし、次第に知識と感情を学んでいく
驚異的な身体能力の持ち主
いつしかヒビキに恋するようになるが…………

野性的で感情豊か
真っすぐな性格
ヒビキに触れたくても触れられない切ない表情

ウタはとにかく魅力的なヒロイン
「甲鉄城のカバネリ」の無名にも通じるものがある
演じるのはシンガーソングライターのりりあ。
新鮮な演技を披露している

マコト CV.広瀬アリス

ヒビキたちブルーブレイズのメンバーと共に船で暮らす女性科学者
メンバーのことをいつも心配しているお母さん的存在
ウタのことも可愛がり面倒を見る
東京を壊滅させた降泡現象とウタに、何か関係があると気づくが…………

科学者だがとても人間味のあるお姉さん
本作の癒し的存在
演じるのは人気女優の広瀬アリス
非常にいい味を出していた

バトルクール

ビルからビルへ跳びまわるパルクールのチームバトル「バトルクール」
さすが「進撃の巨人」で立体機動を描いてみせたWIT STUDIO

縦横無尽に動き回るカメラ
高所から高所へ飛ぶ躍動感

非常に見ごたえのあるアクションに仕上がっている

ヒビキとチームのメンバーたち
次第に絆が強まっていくところも見どころ
そして最強チーム「アンダーテイカー」とのバトル
熱い展開でかなり盛り上がった

人魚姫

世界に降った不思議な泡(バブル)
ウタの正体はバブルだった
ヒビキと共に過ごすことで感情を知り、日々の楽しさを知り、そして恋する気持ちを知った
しかし、ウタはヒビキに触れることは出来ない
そうすると身体が泡に戻ってしまう

触れたくても触れられない
苦悩するウタの姿が非常に切ない
そして涙必至のクライマックス

「ヒビキに会えたから、わたしはわたしになれた」

とても胸に迫るシーンとなっている
人間ではないことの苦しみ
「甲鉄城のカバネリ」にも通じるテーマだった

まとめ

荒木作品として、かなりの満足度
今までの集大成のような作品だった
エモーショナルでアクションも見ごたえあり
ファンなら見逃す手はないだろう

Bubble (2022) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/bubble_2022
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/380375

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