Netflix「フィアー・ストリート Part 3:1666」ネタバレ感想 三部作の見事なフィナーレ!!

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「フィアー・ストリート」三部作の完結編が登場
何故サラ・フィアーはシェイディサイドに呪いをかけたのか?
ディーナは1666年に起こった真実を目の当たりにするが…………

全ての謎が明らかになる
三部作のフィナーレとして満足のいく出来栄え

サラ・フィアーの過去を追体験するディーナ
全ての元凶サラ・フィアーとは、どんな人物だったのか?
序盤はゆっくりで退屈だったが、真実が明らかになるくだりは見ごたえがあった
そして舞台は再び1994年へ
殺人鬼たちが大集結
三部作のクライマックスにふさわしい見せ場となっている
ラストはかなりのカタルシスがあった
ここまで来たら、最後まで見るしかないだろう


予告編

FEAR STREET PART 3: 1666 | Official Trailer | Netflix

作品情報
作品名「フィアー・ストリート Part 3:1666」(原題Fear Street: 1666)
監督:リー・ジャニアク
キャスト:キアナ・マデイラ、アシュリー・ズーカーマン、ジリアン・ジェイコブス、オリヴィア・スコット・ウェルチ、ベンジャミン・フローレス・Jr、ダレル・ブリット=ギブソン、セイディー・シンク
上映時間:113分
製作国:アメリカ(2021年)

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ざっくりあらすじ

サラ・フィアーは何故シェイディサイドに呪いをかけたのか? 1666年の真実が明らかになる…………

感想(ここからネタバレ)

ホラー三部作もとうとう完結

1666年

ディーナサラ・フィアーの切断された手を、残りの身体に接合した
これで数世紀に渡ったシェイディサイドの呪いは終わるはずだ
その時、サラの過去の記憶がディーナの中に流れ込んできた

1666年、まだシェイディサイドとサニーヴェイルは存在せず、ユニオンと呼ばれる小さな村だった
サラは父親のジョージと弟のヘンリーと暮らしていた
生活は楽ではなかったが、村人たちは助け合って生きていた

父はサラをソロモン・グッド(保安官ニックの先祖)と結婚させたがっているようだった
だが、サラが本当に好きなのは、神父の娘のハンナだった
もちろん、こんなこと誰にも言えるわけがない

夜、若者たちは森でパーティを開いた
酒を飲み踊って、日頃の鬱憤を晴らす
サラとハンナはこっそりとパーティを抜け出した
2人きりになると、ハンナはキスをしてきた
求めあう2人
その時、森の中で何かが動いた
気味が悪くなって、2人はその場を離れた

その日からユニオンで不吉なことが立て続けに起こった
食物は黒ずみ、家畜は謎の死
村の井戸には犬の死体が投げ込まれていた
人々は魔女の仕業だと騒ぎ始めて…………

作品解説

本作は三部作の完結編だが、実際はパート1の後、2番目に撮影された

サラ・フィアー

父と弟と暮らしている平凡な女性
神父の娘ハンナのことを愛している
だが、そのことが原因で、村人から魔女だと疑われ…………

演じるのはディーナ役のキアナ・マデイラ
これはあくまでディーナがサラの過去を追体験しているからである

ソロモン・グッド

保安官ニックの先祖
妻を病気で亡くした
村を開拓し豊かにしようとしているが、なかなかうまくいかず…………

演じるのはニック役のアシュリー・ズーカーマン

始まり

ついに物語は呪いの始まりである1666年へ
シェイディサイドに数世紀に渡る呪いをかけた魔女サラ・フィアー
貞子のような恐ろしい人物を想像していると…………

めちゃくちゃ普通の女性だった!!

この女性が何故、魔女としてさらし首になったのか?
序盤はゆっくりした展開だったが、興味深く見ることが出来た
村に次々と起こる災厄
魔女だと疑われ、村人から迫害を受けるサラ
この時には完全にサラに感情移入して、村人たちにイライラした

そして明かされる衝撃の真実!!
まさか、こんなどんでん返しが用意されているとは
これはサラが可哀想すぎる

伝えられている通り、さらし首になったサラ
まさに壮絶な最期だった

終わり

シェイディサイドの呪いの元凶は、サラ・フィアーではなかった
真実を知ったディーナ
黒幕は他にいる

ショッピングモールに全ての殺人鬼が集結
クライマックスは熱い展開
三部作の最後だけあって、かなりのカタルシス
ほとんどの謎も解けて、爽快な気分を味わえた

三部作

「フィアー・ストリート Part 1: 1994」は「スクリーム」

Netflixオリジナルのホラー映画 幾度も惨劇が起きる呪われた街、シェイディサイド 高校生たちがその邪悪な力に立ち向かう………… ...

「フィアー・ストリート Part 2: 1978」は「13日の金曜日」

「フィアー・ストリート Part 1: 1994」の続編が登場 呪われた街、シェイディサイド 1978年、夏休みにキャンプが行われていた...

そして「フィアー・ストリート Part 3:1666」は物語の起源と結末を描いた

様々な伏線
いくつもの謎

それぞれはただのスラッシャー映画
しかし、三部作にすることによって、ホラー映画史に残るシリーズとなった
これは3作まとめて撮ったからこそだろう

長い惨劇が終わった…………
最後にはかつてない充足感があった
「死霊館」、「13日の金曜日」、「エルム街の悪夢」
ホラー映画の人気シリーズはいくつもある
しかし、最初から三部作として作られたものは、他に思いつかない
そのため、かなり完成度の高いシリーズとなっている
新しい試みだったが、十分に成功したと言っていいだろう

まとめ

ホラー映画史に残る三部作
スラッシャー映画の醍醐味を存分に味わえた
物語は綺麗に完結
…………と思ったら、最後の最後でまさかの続編フラグ!?
また新たな三部作が作られるのか?
今後に注目

Fear Street: Part Three - 1666 (2021) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/fear_street_part_three_1666
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/377649

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