【興行成績】予想に反して大ヒットした映画まとめ!!

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当たり前の話だが、世の中にはヒットする映画とヒットしない映画がある
期待されていたのに爆死した映画など、無数にあるのだ
別に珍しい話ではない

「アベンジャーズ エンドゲーム」がワールドワイドで27億9000万ドルを突破し、ついに「アバター」を抜いて歴代1位となった まさに快挙であ...

ところが一方で、誰もが爆死すると思っていた作品が、大ヒットすることもある
むしろ、こちらのケースの方が珍しいかも知れない
予想に反して大ヒットしてしまった映画
一体、どんな作品があるのか
代表的なものをまとめてみた

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「ボーン・アイデンティティー」(2002年)


「ボーン」シリーズ
マット・デイモン主演の大ヒットシリーズである
「ボーン・アイデンティティー」はその第1作目
この作品が予想に反して大ヒットしたといわれることを、怪訝に思う人も多いだろう

今となっては信じられないが、この「ボーン・アイデンティティー」は公開前には、多くの人が確実に失敗すると考えていた
それは何故なのか?
作家ロバート・ラドラムの大ファンだったダグ・リーマン監督は、映画化を熱望した
そのため自ら作家に会い、映画化の権利を承諾してもらった
主役のボーン役はブラット・ピットに決まりかけたが、彼はロバート・レッドフォードと共演の「スパイ・ゲーム」を選んだ
そうして、この役はマット・デイモンに回ってきた
マット・デイモンはトニー・ギルロイの脚本をいたく気に入った
ところがスタジオはストーリーが地味すぎると、他の脚本家に書き直させた
そのことに監督とマット・デイモンは猛反発
マット・デイモンは役を降りるとまで言いだした

撮影が始まってもトラブルは続いた
ダグ・リーマン監督とスタジオの関係は最悪だった
さらにスタジオはクライマックスに新しいアクションを追加しろと言ってきた
そのために多くのシーンを撮り直さなければならなかった
製作費は予定されていた6000万ドルを800万ドル超過
撮影の遅れから公開日は2001年9月から2002年6月に延期された

こうして公開されたこの作品は米国で1億2100万ドル、世界で2億1400万ドルの大ヒット
批評家も「優れたアクション・スリラー」だと絶賛した

「ボーン」シリーズはその後、スピンオフも合わせて4本作られ、世界中で12億ドル以上を稼いだ
だが、シリーズの生みの親ともいえるダグ・リーマン監督は、製作総指揮という肩書だけは残ったが、作品に戻ってくることはなかった
スタジオが監督を拒否したのだ
監督はのちに「実の子を取り上げられた気分だ」と語った

「オースティン・パワーズ」(1997年)


60年代の花形スパイが90年代に蘇って、大騒動を引き起こす
マイク・マイヤーズ主演のナンセンス・コメディ
その第1作目

マイク・マイヤーズは父親の影響で、60年代と70年代のイギリスの映画、音楽、コメディーが大好きだった
特にジェームズ・ボンドはお気に入りだった
それらに触発されて、マイク・マイヤーズは2週間で「オースティン・パワーズ」の脚本を書き上げた

最初は悪役のDr.イーブルはジム・キャリーに演じてもらうはずだったが、「ライアー ライアー」の撮影のため都合が合わなかった
結局、マイク・マイヤーズが一人二役で演じることとなった
監督はこれがデビュー作となるジェイ・ローチ
撮影は予算内でスケジュール通りに、スムーズに終わった

ところがテスト上映による観客の反応は芳しくなかった
当時としては毛色の変わったコメディだったからだ
だが、スタジオは作品の出来に自信を持っており、手を加えずにそのまま公開した

「オースティン・パワーズ」は製作費1650万ドルで、米国で5,300万ドル、世界で6,700万ドルを稼いだ
しかし、この作品が本当の意味で、人気に火がついたのはビデオだった
DVDによりファンが急増したのだ

その後、「オースティン・パワーズ デラックス」、「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」と続いた
シリーズは累計で5億ドル以上を稼ぎ出した
4作目についても、いまだに話し合いが行われているという

「グレイテスト・ショーマン」(2017年)


ヒュー・ジャックマン主演の傑作ミュージカル
日本でも大ヒットした
この作品が爆死確実と言われていたと聞くと、驚く人も多いかも知れない

批評家はこの「グレイテスト・ショーマン」を、歴史的事実を不正確に描いていると、厳しくこき下ろした
その影響が大きかったのだろう
約2,100 万ドルと予想されていたオープニング成績は、わずか880万ドルだった

映画の興行成績というのは、初週の結果でほぼ決まる
後はほとんど下降していくだけだからだ
「グレイテスト・ショーマン」は爆死した
誰もがそう思った

ところが観客の口コミで、じわじわと動員数は増えていった
それは驚異的な持続力を見せ、最終的に米国で1億7,430 万ドル、世界で4億3,500万ドルという成績だった
これは米国でも世界でも、ミュージカルとしては歴代3位である
ちなみにこれほどのヒット作でありながら、「グレイテスト・ショーマン」はアメリカで一度も1位を取っていない

「ジム・キャリーはMr.ダマー」(1994年)


このコメディ映画を観客は熱烈に支持した
ところが製作前はこの作品を誰もが、とんでもなくくだらない企画だと思った
特にジェフ・ダニエルズのエージェントにとっては、悪夢のような代物だった

ジェフ・ダニエルズはウッディ・アレンの「カイロの紫のバラ」など、様々な役柄をこなす演技派俳優だった
「スピード」ではキアヌ・リーブスの相棒に扮し、好評だった
そのジェフが何故こんなお馬鹿な映画に出なければならないのか
しかもギャラはたったの50,000ドル
エージェントはジェフに出演しないように、必死に説得したという
だが、ジム・キャリーとファレリー兄弟は、ジェフの出演を熱望していた
最終的にジェフ・ダニエルズは出演を引き受けた

今までシリアスな作品にしか出演してこなかったジェフ・ダニエルズ
この作品はジェフのキャリアを台無しにしてしまう
誰もがジェフ・ダニエルズは馬鹿な選択をしたと考えた

「ジム・キャリーはMr.ダマー」は米国で1億2700万ドル、世界で2億5000万ドルという大ヒットとなった
これは製作費の約14倍である
ジェフ・ダニエルズはコメディもこなせる演技派として、さらに名声が上がることとなった
2014年には続編である「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」が公開
この時にはエージェントもジェフ・ダニエルズが出演することに、反対はしなかったようだ


「ワールド・ウォー Z」(2013年)


この映画の製作は最初から混乱を極めた
ブラッド・ピットの製作会社プランBが小説の映画化権を獲得
監督は「007 慰めの報酬」「ネバーランド」のマーク・フォースターに決まった
予算は1億2500万ドルだった

最初の脚本は原作に忠実で、原作者もその出来に好意的だった
だが、あまりに内容が暗すぎると没になり、原作とは全く無関係な内容に変更された
そのことを知った原作のファンは激怒した
さらには脚本の書き直しにより、撮影開始は大幅に遅れた

こうして脚本が未完成のまま、撮影がスタート
ところが結末が支離滅裂だと、書き直しが決定
辻褄を合わせるために、30から40分の追加映像が必要となった
そのため撮影期間は7週間延び、製作費は2億ドルまで膨らんだ
それを知らされたパラマウントの社長はショックを受けたという

こうして作品は何とか完成したが、大きな問題があった
製作費が膨らんだために、興行成績が4億ドルを突破しなければ赤字となってしまうのだ
だが、ゾンビ映画で4億ドルを越えた作品は、過去に1本もない
歴代1位が「バイオハザードIV アフターライフ」2億9,600万ドル
アナリストは「ワールド・ウォーZは間違いなく爆死する」と予測した

こうして公開された「ワールド・ウォー Z」は米国で2億2240万ドル、世界で5億4000万ドルという大ヒットとなった
これはゾンビ映画はもちろん、ブラッド・ピット主演作としても歴代1位だった
批評家のレビューも上々だった
終わってみれば成功作だったのだが、関係者のストレスは相当なものだっただろう
そのせいかは分からないが、予定されていた続編はキャンセルされた

「スター・ウォーズ」(1977年)


「スター・ウォーズ」
映画界の金字塔ともいえる存在
もはや説明不要の人気シリーズである
この1作目「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」が公開される前、ジョージ・ルーカスは「この作品は間違いなく失敗する」と確信していた

当時SF映画で大ヒットした作品は存在しなかった
ルーカスは完成した「スター・ウォーズ」をブライアン・デ・パルマなど友人たちに見せたところ、「お前は何を考えているんだ」と皆から酷評を受けた
唯一、スティーヴン・スピルバーグだけが「これは史上最大のヒット作になる!!」と絶賛した
しかし、ルーカスにはとてもそうは思えなかった
そしてスタジオも「スター・ウォーズ」がヒットするとは考えていなかった
映画館もB級映画とみなし、上映を渋った
ルーカスはいたたまれず、結果を聞くまいと公開時ハワイへ逃げた

そんなルーカスに20世紀フォックスの社長アラン・ラッドJr.から電話がかかってきた
「素晴らしいヒットだ!!」とアランは興奮気味に伝えた
ルーカスは信じなかった
「マニアが来ているだけだよ。彼らはSF映画なら何でも駆けつけるんだ。最初だけさ」

数日たって、再びアランがハワイへ電話をかけてきた
「ジョージ、テレビをつけて」
わけも分からず、ルーカスはテレビをつけた
そこにはスター・ウォーズ大ヒットのニュースが流れていた
ようやくジョージ・ルーカスは、映画が大成功したことを信じた

「スター・ウォーズ」の総収入は7億7,500万ドルで、インフレを考えるとアメリカで歴代2位、世界で4位
ジョージ・ルーカスが手掛けた「スター・ウォーズ」6本は、世界で合計43億ドルを超えている

「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」(2017年)


1995年製作の大ヒット作「ジュマンジ」
その続編が22年ぶりに作られると知ったファンは、インターネットで不満を爆発させた

「ボードゲームがビデオゲームに変更されてガッカリ」
「ロビン・ウイリアムズが出演しないジュマンジなどありえない」
「ただのドウェイン・ジョンソン映画になってる」

その時点ではヒットは望めそうになかった
ところが完成した作品は、人々から好意的に迎えられた
そこには人気スターがいて、ユーモアやファミリー向けの暖かさがあったからだ
こうしてあれほど前評判は悪かったにも関わらず、「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」は米国で4億460万ドル、世界で9億6210万ドルという大ヒットを記録した

「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」(2003年)


ジョニー・デップの大人気シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」
だが、その第1作目が発表された時、人々は苦笑した

誰がアトラクションが原作の映画へ、行きたいと思いますか?
「カリブの海賊」が楽しみたいなら、映画館じゃなくディズニーランドへ行けばいい

この考えは決して間違っていないだろう
「カントリーベアーズ」、「ホーンテッドマンション」、「トゥモローランド」
「パイレーツ・オブ・カリビアン」以外はことごとく不発に終わっているからだ

しかし、どんな物事にも例外はある
「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」は世界で6億5430万ドルの大ヒットとなった

「海賊映画」は当たらない
カルト映画ばかり出演しているジョニー・デップが主演で、ヒットするわけがない

そんなマスコミの予想を「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」はことごとく覆してみせた
人気シリーズとなった今では信じられないが、当時としては驚きのヒットだったのだ

まとめ

ヒットして当たり前
今ではそう思える人気作も、公開前は爆死確実と見られていた
本当に何がヒットするか分からない
前評判など当てにならないと実感
これだから映画興収は面白い

「アベンジャーズ エンドゲーム」、「アバター」、「タイタニック」、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」 世界歴代映画興行収入のランキングに...
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