Netflix「アイ・ケイム・バイ」ネタバレ感想 全く先の読めないサスペンス!!

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Netflixオリジナルのイギリス映画
富裕層の屋敷に忍び込みメッセージを残していくという犯行を繰り返していたトビーは、ある屋敷で恐ろしい秘密を知ってしまい…………

全く先の読めない衝撃のサスペンス
ヒュー・ボネヴィルの邪悪さが恐ろしい

「1917 命をかけた伝令」などのジョージ・マッケイが主演
「パディントン」などでいい人を演じることが多いヒュー・ボネヴィルが強烈な悪役
容赦のない展開に驚かされた
少し中だるみもあるが、続きが気になって一気に見てしまった
突出した出来ではないが、サスペンスとして悪くない
ヒッチコック映画などが好きな人にはおススメ

予告編

I Came By | Official Trailer | Netflix

作品情報
作品名「アイ・ケイム・バイ」(原題I Came By)
監督:ババク・アンヴァリ
キャスト:ケリー・マクドナルド、ジョージ・マッケイ、ヒュー・ボネヴィル、パーセル・アスコット
上映時間:110分
製作国:イギリス(2022年)

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ざっくりあらすじ

若手グラフィティアーティストのトビーは富裕層の屋敷に忍び込み、メッセージを残していくという犯行を繰り返していた。ある日、有名な元判事の屋敷に侵入したトビーは、そこで恐ろしい秘密を知ってしまい…………

感想(ここからネタバレ)

先の読めないストーリー!!

参上!!

トビーは幼馴染のジェイと、腐敗した富裕層の屋敷に忍び込んで壁に「I Came By(参上)」とメッセージを残すという犯行を繰り返していた
母親と2人暮らしでトビーは、定職にも就かず社会への不満を募らせていた
次のターゲットを元判事であるヘクター・ブレイク卿に決めた
世間では聖人と呼ばれているが、どうせ裏では汚いことをしているに決まっている

ところがジェイが、もう自分は足を洗いたいと言い出した
妻のナズが妊娠したというのだ
もう危険な真似はしたくない
トビーは怒り、自分1人でもやると言い張った

その夜、トビーは1人でブレイクの屋敷に侵入した
いざ犯行に及ぼうとすると、どこかから物音がした
ブレイクはさっき車で出ていったばかりだ
その音は地下室の方から聞こえてきた
調べると棚の裏に隠し扉があった
覗くと1人の男が監禁されていた
思わず悲鳴を上げるトビー

その時、ブレイクが屋敷に帰ってきた
トビーはとっさに身を隠したが…………

作品解説

監督は「アンダー・ザ・シャドウ」やNetflix映画「ワウンズ: 呪われたメッセージ」のババク・アンヴァリ

Netflixのホラー映画 正直言って、つまらなかった 全編に渡ってゴキブリが出てきて、生理的に無理 物語も思わせぶりなだけで、全く進...

ジョージ・マッケイ

若手グラフィティアーティストのトビーを演じる
母親と2人暮らし
何をやっても長続きせず、家に引きこもっている
腐敗した金持ちの家に侵入し、メッセージを残すことで、社会を変えると息巻いていたが…………

「1917 命をかけた伝令」の兵士役で有名なジョージ・マッケイ
本作ではエキセントリックな若者を熱演
Netflix映画では「ミュンヘン:戦火燃ゆる前に」に主演しており、こちらも力作

Netflixオリジナルのイギリス映画 戦争の危機が迫る1938年、大学時代の親友2人はミュンヘン会談で再会するが………… 地味で静...

ケリー・マクドナルド

トビーの母親、リズを演じる
夫を亡くし、女手一つでトビーを育ててきた
最近は反抗的になったトビーと上手くいっていない
ある日、激しい口論となり、トビーは家を飛び出してしまうが…………

ケリー・マクドナルドは「トレインスポッティング」「ノーカントリー」など多くの作品に出演
本作では息子を想う母親を熱演している

ヒュー・ボネヴィル

元判事で貴族のブレイク卿を演じる
屋敷に1人で暮らしている
世間からは聖人と呼ばれ慕われている
しかし、ブレイクには恐ろしい秘密があり…………

ドラマ「ダウントン・アビー」で有名なヒュー・ボネヴィル
「パディントン」シリーズではブラウンおじさんを演じている
本作では打って変わって邪悪な悪役
平然と人間を処分する姿が恐ろしかった

サスペンス

屋敷に侵入したら、住んでいたのはヤバい奴だった
本作のあらすじは「ドント・ブリーズ」に近い

また後半の展開はヒッチコックの名作「サイコ」を思い出させた
スリリングな見せ場もあり、サスペンス映画として及第点だろう

先の読めないストーリー

本作の最大の見どころは、ひねりのあるストーリー
主役だと思っていたジョージ・マッケイ
開始40分で死亡
あまりにあっさり死んだので、実は生きているのではないかと途中まで疑っていたほどだ
これにはまんまとやられた
ポスターもジョージ・マッケイが主役のような印象なので、確信犯だろう

主役と思われたキャラが途中で退場
やはり「サイコ」を彷彿とさせる
その後も容赦ない展開が続く
こういうひねったシナリオは大好きだ

作品の評価

ババク・アンヴァリ監督の前作「ワウンズ: 呪われたメッセージ」は全く面白くない駄作だったが、本作はかなり持ち直した
サスペンスとして悪くない出来となっている

とはいえ不満点もある
悪役のブレイクの行動が迂闊すぎ
ツッコミどころも多かった
警察の無能さにもイライラした
1時間50分というのも、少し長く感じた

先の読めないストーリーでグイグイひっぱるパワーは見事
続きが気になって、何だかんだでのめり込んで見た
ラストも綺麗にまとまっている

まとめ

悪役のヒュー・ボネヴィルが強烈
衝撃的なストーリーも面白かった
とはいえ物足りない部分もあり、点数でいえば65点といったところ
サスペンス好きなら見て損はないだろう

I Came By (2022) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/i_came_by
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/384018

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