Netflix「ヴィラで始まる恋」ネタバレ感想 最悪の出会いで始まるロマコメ!!

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Netflixオリジナル映画
ジュリーは念願のイタリア旅行にやって来たが、予約していたヴィラにはチャーリーというイケメンだが嫌味な男がすでに滞在していて…………

ヒロインを演じるカット・グレアムがとても魅力的
イタリア観光気分も味わえる良質なロマコメ

最悪の出会いをするジュリーとチャーリー
その後の険悪っぷりが面白い
まさにロマコメの定番
ストーリーに「ロミオとジュリエット」を絡めているのも秀逸
笑いどころも多くて楽しめた
美しいイタリアの風景も見どころ
ロマンチックな気分を存分に味わえる
恋の行方も分かっていてもヤキモキさせられた
斬新さはないがツボを押さえたロマコメ
恋愛映画好きなら、楽しい時間を過ごせるだろう

予告編

Love in the Villa | Official Trailer | Netflix

作品情報
作品名「ヴィラで始まる恋」(原題Love in the Villa)
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
キャスト:カット・グレアム、トム・ホッパー、ローラ ホッパー、レイモンド・アブラック、ショーン・アムシング、エミリオ・ソルフリッツィ、ステファノ スカルコトス
上映時間:115分
製作国:アメリカ(2022年)

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ざっくりあらすじ

失恋したばかりのジュリーは1人でイタリア旅行へ。ところが予約していたヴィラには、イケメンだが嫌味なイギリス人のチャーリーが、すでに滞在していて…………

感想(ここからネタバレ)

「ロミオとジュリエット」が見たくなる…………

念願のイタリア旅行

ミネアポリスに住むジュリー・ハットンは小学校の国語教師
ジュリーは昔からシェークスピアの「ロミオとジュリエット」が大好きだった
念願のイタリアのヴェローナ旅行
ヴェローナはロミオとジュリエットの舞台となった街だ
完璧主義のジュリーは1週間の旅行の綿密なスケジュールを立てた

ところが一緒に旅行に行くはずの恋人のブランドンは、そのスケジュールを見てうんざりした顔になった
そしてジュリーに別れ話を切り出した
ショックを受けるジュリー
イタリア旅行には1人で行くことになった

飛行機は遅れ、空港では荷物が出てこず、到着までに散々な目に遭ったジュリー
ようやく予約していたヴィラに辿り着いた
ところがドアの鍵が開いている
中に入ると、パンツ一枚の男が突っ立っていた
思わず悲鳴を上げるジュリー

その男はイギリス人でチャーリー・フレッチャーと名乗った
この部屋は自分が借りている
問い合わせると手違いでダブルブッキングだと判明した
周囲のホテルはワイン展の開催でどこも満室
ジュリーとチャーリーは散々揉めたあげく、やむを得ずヴィラをシェアすることにしたのだが…………

作品解説

監督は「デアデビル」や「ゴーストライダー」のマーク・スティーヴン・ジョンソン

ロマコメも達者で、Netflix映画では「ラブ・ギャランティード」を監督
こちらも良作

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カット・グレアム

小学校の教師のジュリー・ハットンを演じる
完璧主義でスケジュール通り行動することをモットーにしている
「ロミオとジュリエット」が大好き
念願のイタリア旅行の直前に恋人に振られて、1人で行く羽目になるのだが…………

感情豊かで共感しやすい
カット・グレアムはロマコメのヒロインにピッタリ
Netflix映画では「クリスマス・カレンダー」や「クリスマスドロップ作戦 ~南の島に降る奇跡~」に出演している

未来を暗示する魔法のカレンダー それが運命の相手に導いてくれる クリスマス・シーズンに見るのにぴったりのラブコメ 気軽に楽しめる ...
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トム・ホッパー

イギリス人のチャーリー・フレッチャーを演じる
大手のワイン輸入会社に勤め、毎年ワイン展のためにヴェローナへ来ている
皮肉屋の現実主義者で、ロマンには興味がない
ジュリーとの出会いは最悪で、犬猿の仲になるのだが…………

トム・ホッパーはNetflixドラマ「アンブレラ・アカデミー」シリーズに出演
Netflix映画では「SAS: 反逆のブラックスワン」に出演している

Netflixオリジナル映画 イギリスの特殊部隊の隊員であるトムは恋人のソフィーと、パリへ向かう高速列車に乗り込んだが、その列車がブラック...

ロミオとジュリエット

本作の舞台はイタリアのヴェローナ
ウィリアム・シェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台でもある
そのためジュリエットの家やジュリエットの像なども登場
ロミオがジュリエットに会いに行くバルコニーも見ることが出来る
それらをストーリーに絡めて、効果的に使っているのが印象的だった
本作ではイタリア観光の気分も味わえる

ロミオとジュリエットは映像化も何度もされている名作

ヴィラの戦い

映画のタイトルにもなっているヴィラとは、宿泊施設を意味する
一軒家であることが多い
ジュリーとチャーリーは相手を追い出すために、壮絶でくだらない戦いを繰り広げる
とはいえチャーリーを留置所送りにするエピソードは、さすがにやりすぎのように感じた

またチャーリーがジュリーに、手料理を振る舞うシーン
食べた肉が馬肉だったと知って、ジュリーは驚愕する
日本人にはピンとこないが、アメリカ人は馬肉を食べない
馬を食用にすることは事実上禁止されている
ジュリーのリアクションはアメリカ人なら普通なのだろう
結局は馬肉というのは嘘だったのだが

せこくて見苦しい戦いを繰り広げた後、とうとう2人は和解
その戦いを通して、心の距離がグッと近づくことになる

愛の導き

相手を強く意識するようになった2人
ジュリーは「ロミオとジュリエット」のような「運命」すら感じるようになる
ところがそんな時、チャーリーの恋人キャシーと、ジュリーの恋人だったブランドンが、ヴェローナに押しかけてくる
2人ともよりを戻したいというのだ
ジュリーとチャーリーの恋の行方はどうなってしまうのか?
最後までヤキモキさせてくれた

ちなみにチャーリーの恋人キャシー役のローラ ホッパーは、トム・ホッパーの実の妻である

まとめ

定番のロマコメ
そつなく作られ退屈しなかった
カット・グレアムは相変わらず魅力的
ロマコメ好きなら押さえておきたい1本

Love in the Villa (2022) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/love_in_the_villa
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/384470

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