Netflixオリジナル映画
サイラス率いる強盗団は、飛行中の旅客機から金塊を盗むという命がけのミッションに挑むが…………
最初から最後まで面白い
強盗映画好きにはたまらない作品
小物を演じたら右に出る者はいないケヴィン・ハート
いつものケヴィン映画を予想していたら、完全に意表を突かれた
大スケールのエンターテイメントとなっている
強盗団のリーダーを演じるケヴィン・ハートがいつもと違って凛々しい（笑）
仲間とのチームワークや絆も良かった
ヴィンセント・ドノフリオ、ジャン・レノ、サム・ワーシントン
脇のキャラクターも豪華
ベネチア、ロンドン、北アイルランドなどスケールも壮大
上空を飛ぶ旅客機から金塊を盗むという不可能なミッション
予期せぬトラブル
絶体絶命の連続
鮮やかなリフト（パクリ）の手口に魅了された
捜査官のアビーとの恋の行方も見どころ
エンタメとして文句なし！！
ハイテクを駆使した最先端の強盗映画となっている
予告編
作品情報
作品名「Lift／リフト」（原題LIFT）
監督；F・ゲイリー・グレイ
キャスト：ケヴィン・ハート、ググ・ンバータ＝ロー、ヴィンセント・ドノフリオ、ウルスラ・コルベロ、ビリー・マグヌッセン、ジェイコブ・バタロン、ジャン・レノ、サム・ワーシントン
上映時間：106分
制作国：アメリカ（2024年）
ざっくりあらすじ
サイラス率いる強盗団は、上空1万メートルを飛行中の旅客機から5億ドルの金塊を強奪するという、危険なミッションに挑むが…………
感想（ここからネタバレ）
アメリカの批評家、酷評しすぎだろ…………
「Lift／リフト」
サイラスは美術品を専門に狙うプロの強盗団のリーダー
凄腕のドライバー、ハッカー、変装の名人
仲間たちは誰もが一流のプロだった
その日、サイラスたちはヴェネチアの美術オークションで、ある大物を狙っていた
一方、インターポールの捜査官であるアビーは、サイラスたちを監視していた
サイラスはずっと追っている因縁の相手だ
今回こそは彼に引導を渡す
しかし、アビーたち捜査官の奮闘もむなしく、まんまとサイラスに美術品を盗まれてしまった
失意のままインターポールに戻ったアビーは、上司のハクスリーに呼ばれた
大規模なテロ活動が計画されており、実行されれば多くの人々が命を落とす
全ては富豪であるラーズ・ヨルゲンセンが企んだことだ
テロ集団「リヴァイアサン」に、依頼料としてヨルゲンセンから5億ドルの金塊が渡される
その金塊をサイラスたちに協力を要請して、強奪して欲しい
アビーは絶対に嫌だと抗議したが、拒否権はなかった
アビーはサイラスの屋敷を訪れた
ヨルゲンセンは恐ろしい男だ
サイラスは危険すぎると、アビーの依頼を断った
しかし、アビーに仲間たちのこれまでの罪を帳消しにすると言われ…………
作品情報
監督は「ストレイト・アウタ・コンプトン」「ワイルド・スピード ICE BREAK」のF・ゲイリー・グレイ
本作でも手際のいいアクション演出を披露している
ロケは北アイルランド、ロンドン、ヴェネチアなどで行われた
当初は2023年8月25日に配信される予定だったが、全米映画俳優組合のストライキの影響で延期された
サイラス
強盗団のリーダー
癖の強いメンバーをまとめ上げる
仲間たちからは強く信頼されている
リフト（盗み）のテクニックは一流
演じるのはケヴィン・ハート
小物を演じさせたら右に出る者はいないケヴィン
それがプロの強盗団のカリスマ的なリーダーを演じる
本来ならウィル・スミスやデンゼル・ワシントンの方が似合う役だ
実際にケヴィンは「セントラル・インテリジェンス」や「マン・フロム・トロント」など、トラブルに巻き込まれる小市民を演じることが多い
最初はミスマッチ感が否めなかった
しかし、見ているうちに、これはこれでアリと感じるようになった
ケヴィンのヒーロー然としていないところに、親しみが持てる
どこか頼りない風貌のおかげで、絶体絶命のシーンでは緊迫感が盛り上がった
意見は分かれそうだが、ケヴィンのおかげで独特の味わいのアクション映画となっている
アビー
インターポール芸術班の捜査官
ルールに従順な真面目人間
サイラスをずっと追っている
かつて素性を知らずにサイラスと付き合ったことを、忘れてしまいたいと思っているが…………
演じるのは「クローバーフィールド・パラドックス」などのググ・ンバータ＝ロー
ハクスリー
アビーの上司
サイラスたちを使って、テロを防ぐように命令する
いざとなると部下も見捨てる非情な性格
演じるのは「アバター」のサム・ワーシントン
今回は嫌な上司を好演
Netflix映画では「フラクチャード」に出演
強盗映画
強盗映画は大好きなジャンルだ
「ベイビー・ドライバー」、「オーシャンズ11」、「ザ・タウン」、「ホット・ロック」（ロバート・レッドフォードの名作！）など、数多くの傑作がある
本作を手掛けたF・ゲイリー・グレイ監督の「ミニミニ大作戦」も面白かった
不可能なミッション
個性的な仲間たち
莫大なお宝
強盗映画には魅力が満載で、本作もツボがちゃんと押さえられている
その上、ステルスなどハイテクを駆使して、最先端の強盗映画になっている
このジャンルが好きなら、たまらない一作だ
エンターテイメント
飛行中の旅客機から金塊を盗むという不可能なミッション
危険すぎる敵
強盗団のチームワークや絆
アビー捜査官との恋の行方
本作は見どころが満載
クライマックスの絶体絶命の連続もスリリング
冗長な部分もなく、最初から最後まで面白かった
エンターテイメントとして十分に楽しめる作品になっている
まとめ
いつものしょーもないケヴィン映画を予想していたら、まさかの壮大なエンターテイメント
ケヴィン・ハートが役に合っているかどうかは意見が分かれそうだが、かなり充実した内容となっている
変装の名人を演じるヴィンセント・ドノフリオなど、脇のキャラクターも良かった
このジャンルが好きなら見る価値ありだ！！
Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/lift_2024
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/392853
ブログTOPへ