Netflix「デッドリー・ハンティング」ネタバレ感想 見えない狙撃手の恐怖!!

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Netflixオリジナルのドイツ映画
大自然の中でハイキングを楽しんでいた友人5人は、見えない狙撃手に狙われ、命がけのサバイバルを強いられる…………

かなり心臓に悪いサスペンス
おススメするほどではないが、この手のジャンルが好きなら、大きな失望はしないだろう

森の中でいきなり鳴り響く銃声にビクッとした
いつどこから狙われるか分からず、つねに緊張感があった
しかし、ひたすら一方的に狙われるので、かなりストレスが溜まった
仲間たち5人が次第にギスギスしていくのも、見ていて辛かった
突出したものはあまりない
とはいえ、それなりにスリルは楽しめる
生き残るのは誰なのか?
期待せずに見るのなら、選択肢に入れてもいいだろう

予告編

Prey | Offizieller Trailer | Netflix

作品情報
作品名「デッドリー・ハンティング」(原題Prey)
監督:トーマス・ジーベン
キャスト:デヴィッド・クロス、ハンノ・コフラー、マリア・エーリッヒ、ローベルト・フィンスター、ユン・ンゴー
上映時間:87分
製作国:ドイツ(2021年)

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ざっくりあらすじ

ローマンたち5人は美しい大自然の中で、散策を楽しんでいた。だが、見えない狙撃手による銃弾が、ハイキングを命がけのサバイバルへと変えてしまう…………

感想(ここからネタバレ)

心臓に悪いのは苦手…………

銃声

結婚を間近に控えたローマンは、仲間たち4人と国立公園へ来ていた
バチェラー・パーティーの代わりである
メンバーは兄のアルバート、その友人のピーター、山に詳しいシュテファン、少し気の弱いヴィンセント
5人は川をカヤックで下ったり、高所から見晴らしのいい景色を楽しんだ

日が暮れてきたので、5人は車のところまで戻った
乗り込もうとした時、いきなり森の中に銃声が響いた
ここは狩猟禁止区域のはずだ
見るとヴィンセントの腕から、血が流れていた

「やめろ。人がいるんだぞ!」

再び銃声が鳴り響き、車のタイヤが撃ちぬかれた
相手は自分たちを狙っているのだ
5人は車の陰に隠れた
犯人がどこから狙っているのか、まるで見当がつかない

ここにいたら格好の的だ
ローマンたちは意を決して、森へ走ったが…………

作品解説

監督はトーマス・ジーベン
Netflixオリジナル作品では、他に「ステラ -真昼の誘拐-」を監督している

初のNetflixオリジナルのドイツ映画である イギリス映画「アリス・クリードの失踪」のリメイク ステラは路上でマスクをした男二人に誘拐...

サスペンス

見えない狙撃手から狙われる
誰が死に、誰が生き残るのか?
よくある題材である
だが、それなりに楽しめた

本作を見て、思いだしたのはこの作品

「赤い光点」
Netflixオリジナルのスウェーデン映画
若い夫婦は仲直りのために、渓谷へキャンプ旅行に出かけるが…………
何もない雪原で狙撃される恐怖
なかなかの秀作

Netflixオリジナルのスウェーデン映画 若い夫婦は仲直りのために、渓谷へキャンプ旅行に出かけるが………… 怖すぎてヤバい かな...

ローマン

アルバートの弟
恋人リーザとの結婚を間近に控えている
思いやりのある性格
兄の会社への就職を希望しているが…………

演じるのは「ライジング・ハイ」のデヴィッド・クロス

Netflixオリジナルのドイツ映画 野心に燃える若者が胡散臭いチンピラと手を組み、あらゆる手を使って成功を目指す なかなかの良作 テ...

仲間たち

会社を経営しているローマンの兄アルバート
その友人で共同経営者のピーター
アウトドアが趣味のシュテファン
アジア系で神経質なヴィンセント

ローマンとその仲間たち
彼らは森の中で命がけのサバイバルを強いられる

この作品がいまいち面白みに欠けているのは、5人のキャラクター造形にある
ローマンを除いて、ほとんどが自己中心的な性格なのだ
そのため、あまり応援しようという気が起きなかった
威張っているピーターなど、さっさと死なないかと思ったほどだ

極限状況で現れる人間のエゴ
そういったコンセプトは分かるが、見ていてかなりイライラした
仲間たちの絆など、ポジティブなものも用意して欲しかった
そうすればキャラクターに親しみがわき、彼らの運命にもっと一喜一憂できたはずだ

狙撃手

全く姿を見せない狙撃手
どこから、どういう理由で自分たちを狙うのか?
序盤はかなり不気味で緊迫感があった

だが、狙撃手の正体は意外とあっさり判明する
それは森の中の若い女性だった
たった1人の女から男たちが逃げまどう
そのアイディアは新鮮で面白かった

サバイバル

男たちの決死のサバイバル
そのはずなのに、いまいち盛り上がらない
とにかく男たちがひたすら逃げるだけのワンパターン
次第に飽きてくる

相手は1人なのだから、いくらでも反撃しようはあっただろう
その学習能力のなさに失望した
現実はこんなものかも知れないが、見ていて面白くない

生き残るために協力して知恵を絞る
サバイバルとはそうあるべきだろう
87分なのに、どこか冗長な印象の作品になってしまった

まとめ

ありがちなサスペンス
面白い要素もあったのだが、全体的に平凡
この監督の前作もそうだが、生真面目すぎてユーモアに欠けている
ちょっと残念な出来の作品だ

Prey (2021) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/prey_2021
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/378626

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