【海外の反応】「サマーウォーズ」の評価は!?

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「サマーウォーズ」はアメリカでは、2010年2月26日にニューヨークで初上映された

日本での公開は2009年8月1日

細田守監督が「時をかける少女」に続き、脚本の奥寺佐渡子、キャラクターデザインの貞本義行とタッグを組んだ長編アニメーション
数学が得意だが気弱な性格の高校生・小磯健二は、憧れの先輩・篠原夏希から夏休みのアルバイトを頼まれて、彼女の実家の長野県へ行くことになる
そのバイトの内容というのは、夏希のフィアンセのふりをするというものだった
そんな時、ネット上の仮想空間OZである事件が起こって…………

細田守監督にとって初のオリジナル長編作品となる「サマーウォーズ」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「サマーウォーズ」

インターネット上の仮想世界OZ(オズ)が、人々の日常生活に浸透している近未来
OZは世界一安全と言われるセキュリティによって守られていた

小磯健二は数学は得意だが内気な性格の高校2年生
健二は夏休み、OZのメンテナンスのバイトをして過ごしていた
そんなある日、憧れの先輩である篠原夏希から、「一緒に夏希の実家に行く」というバイトを頼まれる

健二と夏希が向かったのは長野県上田市の陣内家
26人の親族が一堂に集まり、夏希の曽祖母である栄おばあちゃんの90歳の誕生日を祝うという
健二は広い屋敷と集まった親族たちに圧倒された

そして、夏希がとんでもないことを言いだした
栄のためにフィアンセのふりをしてくれというのだ
健二は無理だと断ったが、強引に押し切られた

深夜、眠れない夜を過ごす健二の携帯に、一通のメールが届く
そこには「解いて」という言葉と、謎の数列だけが記されていた
健二はそれを何かの問題だと思って、回答してしまう

翌日、世界は大騒動になっていた
仮想世界OZが何者かに乗っ取られたというのだ
そして、犯人として健二の顔が報道されていて…………

小磯健二を演じるのは神木隆之介
篠原夏希は桜庭ななみ
脚本は奥寺佐渡子
キャラクターデザインは貞本義行
監督は細田守
アニメーション制作はマッドハウス

海外の評価

アメリカでは「SUMMER WARS」のタイトルで公開された

Summer Wars [Official US Trailer]

現時点でのIMDbのスコアは7.4/10
ロッテントマトの批評家支持率は79%、観客支持率は88%となっている

メディアの評価

Austin Chronicle

サマーウォーズはまさにアニメファンが望んでいたものです
宮崎駿の後継者と期待されている細田は、OZと長野県の田舎という2つの世界を切り替えながら破綻させることなく、細部にこだわり繊細に演出しています
それは並大抵のことではありませんが、この作品を本当にユニークなものにしているのは、その中心にある対立、つまりアナログライフとデジタルライフです
現実世界と仮想世界のキャラクターが協力して目的を達成する展開は見ごたえがありました
3.5/5

Common Sense Media

これは魅力的で美しく描かれたアニメで、愛と家族をテーマにしたものでもあります
ストーリーにはいくつかの欠陥がありますが、アニメーションのディテールの美しさで相殺される程度のものです
インターネットや仮想空間に詳しくない人でも、シンプルで楽しめる作品です
4/5

Hollywood Reporter

サマーウォーズは繊細な家族ドラマとビデオゲームのようなアクション、テクノロジーの危険性についての鋭い社会的論評の融合を試みています
この警告的なSFアニメはテーマが複雑ですが、視覚的に素晴らしい

New York Post

サマーウォーズは構造上の問題はあるものの、見栄えがいいアニメです
吹き替え版と字幕版がありますが、後者がお勧めです
日本人が全て流ちょうに、英語をしゃべっているのを見るのは非常に違和感がありました
2/4

San Francisco Chronicle

サマーウォーズは1983年の映画「ウォー・ゲーム」を彷彿とさせます
しかし、細田には間違いなく独自のスタイルがあり、視覚的には宮崎駿と任天堂などのビデオゲームの影響が感じられます
不思議なことに、これらの要素は上手く溶け合っていました
他人がビデオゲームをプレイしているのを見るのは殆どの場合は退屈ですが、細田はキャラクターに感情移入させ見ごたえのあるアクションを作り出しています
3/4

Self Taught Japanese

この映画は全ての要素が上手く組み合わされたストーリーだけでなく、美しく仕上げられたビジュアル、特にカラフルなCGモデルが用いられた仮想世界OZが優れています
多くのジブリ映画と同じく、日本のアニメを愛するファンに熱狂的に支持されています
その理由の一つは、家族とテクノロジーという普遍的なテーマにあると思います
映画の滑らかなビジュアルとよく構成されたストーリーのせいか、5年以上前の映画であるにも関わらず、まったく古さを感じませんでした

観客のレビュー

「間違いなく日本の最高のアニメ映画の1つ。100%見る価値がある」

「大家族にあらゆる分野の労働者が揃っているのが秀逸。2009年の作品ですが、最近作られたかのように見えます。手描きのアニメーションは本当に古さを感じさせません」

「シュガー・ラッシュやレディ・プレイヤー1より前に、ドラマとデジタル世界のバランスを上手く取っているのは驚くべきことです。視覚的には壮観で非常に野心的です。過去20年間で最高のアニメーション映画の1つ」

「ストーリーは荒唐無稽です。ケンジとナツキの恋愛も中途半端。前半はハートフルなロマコメとして完璧だったので残念」

「これはとても楽しかったです。あなたがアニメを愛し、素晴らしい物語が好きなら、必見です!」

「壮観で、面白くて、感動的なサマーウォーズは、ほとんどのアメリカのSFアクション映画よりも優れています。エネルギッシュなアニメーションと深みのある家族のドラマのバランスが絶妙です」

「最近ではもっとも面白いアニメ映画の1つ。アメリカの声優も素晴らしい仕事をしています。宮崎駿の作品が好きな人にはお勧め」

「非常に良い映画。コメディ、ロマンス、アクション、全てが詰まっていて必見です!9.5/10」

「サマーウォーズには完全なオリジナルストーリーはありませんが、美しいアニメーション、好感の持てるキャラクター、素晴らしいアクションでそれを補っています」

「監督の以前の作品『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』のアイデアを発展させた素晴らしい映画。英語の吹き替えもとても良かった」

「ナツキの90歳のおばあちゃんが最高のキャラクターでした。彼女は年齢に見合った強さがあり、リーダーシップを発揮して友人や家族と多くのつながりを築いています。サマーウォーズは細田監督の他の作品と同様、優れた映画です」

「キャラクターは十分に魅力的でしたが、ストーリーは私にはイマイチでした。ペースが遅かったように感じます。でも、クライマックスはかなり良かった」

「細田守監督の名作サマーウォーズは、コメディでありながら視覚的にも見事で、SFやロマンスやスリラーなど多くのジャンルを見事に1つの作品に融合させています」

「家族ドラマなのかファンタジーアドベンチャーなのか、ハッキリしない作品」

「楽しく、悲しく、心温まる。これはアニメ映画の宝石です。家族と一緒に観るには最高」

「子供から大人まで楽しめる映画。見た目が豪華なだけでなく、ストーリーも素晴らしい。忘れられないキャラクターと瞬間があります。映画全体を通して、これらのキャラクターと一緒に笑ったり、泣いたり、応援したりしました」

「ファミリードラマ、バーチャル世界、サスペンスのミックスで非常に面白かった」

「素晴らしいキャラクター、面白いユーモア、創造的なビジュアル、強烈なクライマックス、そして家族の価値観の重要性を促す『サマーウォーズ』は、誰もがチェックすべき非常に満足のいくアニメ映画です。『時をかける少女』、『おおかみこどもの雨と雪』、そしてこの作品により、細田は宮崎/スタジオジブリ以外で最高の日本人アニメーターであることを証明しました」

「過去10年間で最高の映画の1つ」

「デジタルワールドの構造には欠点がありますが、それが作り出す視覚的な光景は美しかった。キングカズマとラブマシーンの対決は最高でした」

「期待せずに見ましたが、この映画は私を驚かせました。チェックすることを強くお勧めします。アカデミー賞で最優秀アニメーション賞を検討すべき作品」

「何年も前に見ましたが、日本のアニメーションに興味があるなら絶対に見なければなりません」

「スタジオジブリ作品にも匹敵する素晴らしい映画です」

「滑らかなアニメーション、表現力豊かなキャラクター、カラフルな仮想世界。古き良き初代デジモン映画を思い出します」

「友人に勧められて見ました。この映画は最近のハリウッド実写SFよりも優れています」

「宮崎駿に匹敵する男がいるとすれば、細田守に間違いない。この映画は『時をかける少女』に続いて素晴らしかった」

「ある意味、これはデジモン映画の完成形。設定には粗があるかも知れないが、私は本当にこの映画を楽しんだ」

「家族の大切さを伝える心暖まる映画。涙が出ました」

「こいこいを習いたくなった!」

「『アバター』に対する日本の答え。ストーリーは多くのひねりと日本の文化が注入されており、非常に興味深いものです。作画も圧巻です。日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞を受賞したのも頷けます」

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コメント

  1. 匿名 より:

    めちゃくちゃ好き。でも、これ以降は意識高い?作品ばかりでどうしちゃったんだろうというか、好きじゃ無いかな。

  2. 匿名 より:

    都会の小僧が有象無象のカッペに応援されながらクソゲー攻略するだけの映画

  3. 匿名 より:

    この人の映画は田舎とか農業とか子育てとかを知らない人が中途半端にリサーチして
    「~ってスゴく大変だけどイイよね!」って言ってるような作品が多くて
    本人に悪気が無いだけに「ああ、うん、そう・・・だね」って返事に困る感じ