Netflix「狩りの時間」ネタバレ感想 狩られる恐怖!! 凄まじい緊迫感!!

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こいつは凄い!!
凄まじい緊張感
激しい銃撃戦
後半は下手なホラー映画より怖かった
Netflixオリジナル映画
韓国では4月10日に劇場公開されたばかり
金融崩壊した近未来の韓国
兄弟同然の3人の若者は起死回生の現金強奪を企てるが…………
3人組の1人に「パラサイト 半地下の家族」の“半地下の家族”の長男を演じたチェ・ウシク
前半の現金強奪シーンから心臓バクバク
だが、それは恐怖の始まりにすぎなかった
最後までテンションが落ちない
2時間14分の映画だが、体感的には1時間に感じた
サスペンス
アクション
友情
恐怖
それらがぎっしり詰まっている
絶対に見るべし!!
ただ本当に怖いので覚悟が必要だ


予告編

作品情報
作品名「狩りの時間」(原題TIME TO HUNT)
監督:ユン・ソンヒョン
キャスト:イ・ジェフン、アン・ジェホン、チェ・ウシク、パク・ジョンミン、パク・ヘス
上映時間:134分
製作国:韓国(2020年)

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ざっくりあらすじ

金融が崩壊した近未来の韓国。親友3人組は夢のために現金強奪の賭けに出るが…………

感想(ここからネタバレ)

めっちゃ怖かった!!
映画館だと耐えられなかったかも

崩壊

近未来の韓国
金融崩壊により、街は荒廃していた
ジュンソクが3年ぶりに刑務所から出所した
親友であるギフンチャンホが出迎えた
クラブで3人は派手に祝った

ジュンソクが2人にこんな話を持ち掛けた
韓国の南にハワイのような楽園の島がある
20万ドルあれば、そこに移住できる
3人でこの地獄から抜け出そう

だが、20万ドルなんて大金、とても用意できない
お金をどうやって調達するか
ジュンソクの計画は恐ろしく危険なものだった
暴力団が経営する賭博場から、現金を強奪するのだ

ギフンもチャンホもこの3年、盗みから手を洗い、真面目に働いてきた
しかし、ジュンソクには助けてもらった借りがある
それにこのままでは生活はどん底のままだ

3人は賭博場で働く旧友のサンスを引き込んだ
監視カメラの位置の確認
武器の調達
逃走経路
計画は着々と進んでいった

実行の日が来た
警報が鳴って、暴力団が事務所から賭博場へ駆けつけるまでに5分
それまでに全てを終わらせないと、命がない
ジュンソクたちは武装して、賭博場に乗り込んだが…………

監督

メガホンを取ったのはユン・ソンヒョン
アメリカ生まれ
映画「番人」で「第32回青龍映画賞」新人監督賞を受賞
全世界が注目する監督である

現金強奪

この作品は最初の山場、現金強奪までじっくり時間をかける
人によってはもどかしく感じるかも知れない
だが、その間にジュンソク、ギフン、チャンホ、サンス
4人のキャラクターをじっくり描く

刑務所から出たばかりで、楽園を夢見るジュンソク
もっとも冷静で両親を大切にしているギフン
どこかとぼけた印象のチャンホ
賭博場で働き、ジュンソクに借金があるサンス

キャラクターを丁寧に描くことで、観客はいつの間にかこの3人に感情移入している
おかげで賭博場を襲撃するシーンでは、心臓バクバク
緊張でどうにかなってしまいそうだった
何しろ相手は暴力団
失敗は死を意味する
タイムリミットは5分
とてつもないサスペンスフルな場面となっている

迫る危機

誰も怪我することなく、奇跡的に計画は成功
証拠の監視カメラの映像が収まったハードディスクも抜き取った
これで自分たちの犯行だとばれるはずはない
すっかり有頂天になったジュンソクたち

ばれないように、いつも通りに出勤するというサンスと別れ、ジュンソクたちはギフンの実家へ向かった
島に渡る前に、ギフンが家族と会っておきたいというのだ
久しぶりに会った両親
3人を暖かく歓迎してくれた
ジュンソクたちはすっかりくつろいだ
しかし、そんな彼らを追跡する謎の男がいた

安心しきって無防備な3人
依頼を受けて彼らを追う謎の男、ハン
目的のためには手段を選ばない
そして、ついにハンはサンスまで辿り着く

すっかり油断して、はしゃぐジュンソク、ギフン、チャンホ
彼らを追い、死体の山を築いていくハン

交互に描くことで、凄まじいサスペンスを生み出している
安心しきっている場合じゃない
すぐそこまで来てるって!!
本気で手に汗を握ってしまった

そして、初めてジュンソクがハンと遭遇するシーンが、屈指の名場面
サンスと連絡が取れない
不安でジュンソクは眠れず、1人バーで酒を飲む
もう一度、電話をかけてみる
つながった
ところが話しかけても無言である
電話は切れた
もう一度、かけてみる
どこかで着信音が聞こえる
奥で座っている男
暗くて、よく見えない
もう一度、かけてみる
またその男の携帯が鳴る

怖すぎっ!!

この場面は本気でゾクゾクした

ハン

異様な存在感
着々と主人公たちを追い詰める
どこか穏やかな表情なのが、逆に怖い
後半はもはやホラー
とにかく理屈が通じない
あくまで自分のルールで動く
謎の多い男で、もはや格好よくすらあった

思いだしたのはコーエン兄弟の名作「ノーカントリー」
自分のルールで人の生き死にを決めるハビエル・バルデム演じるおかっぱ頭の殺し屋
凄まじいインパクトだった

他には「ヒッチャー」「ドント・ブリーズ」も彷彿とさせた
存在そのものが異質
観客は主人公たちと同様に、不条理な恐怖を味わうことになる

狩りの時間

あっさり3人を追い詰めたハン
ジュンソクに銃口を突きつける
最初は絶望した表情だったが、ジュンソクは覚悟を決め睨み返す

「面白い。5分やる。逃げれるところまで逃げろ」

このハンという男は何なのか?
報復や盗んだ金が目的ではないのか?
現金強奪で始まった物語
しかし、ストーリーは思わぬ方向へ向かう
どんな謝罪もハンには通用しない

「始めたら終わらせるしかない」

3人の友情や絆
青春物語という側面もあった本作
だが、たった一度の過ちによって、それは悪夢へと変わる
どこまでも抜け出せない恐怖
彼らは踏み込んでしまったのだ
狩りの時間は終わらない…………

まとめ

極上のスリルが味わえる
最後まで緊張が途切れない
そしてハンの存在が強烈
切ない青春映画としても楽しめる
見ておくべき傑作!!

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Sanyangeui sigan (2020) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/time_to_hunt

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